おおがいさんのトモダチ

森の生け花や山野の一輪差しを思う常識から常識による常識のための常識

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

東京電力、汝を愛し、汝を憎む、くやしくてたまらない、この、もどかしさ、生誕100年太宰治 本編 一巡礼。
 ☆☆私の青春も川から海へ流れ込む直前であつたのであらう、
木川田一隆が赤い糸にについて話合つた弟・平岩外四や荒木浩ら
 それからまもなく、原発データ改ざんや発電所データ改ざん
  欲情の赤字を加え死に向かった。自己を棄て、反省の縦糸と
   追慕の横糸を張る、太宰の自責・意志は正直と素直、
   弟は大きくなるにつれて無口で内気になつてゐた、
      みんな気の弱々した意志だった、
   原子力安全基盤機構
2010年10月のまとめを眼にし、
     なぐさめでもするとかへつて不気嫌になつた☆☆

  ☆「ね、なぜ旅に出るの?」
   「苦しいからさ」
   「あなたの(苦しい)は、おきまりで、ちつとも信用できません」
   「正岡子規三十六、尾崎紅葉三十七、斎藤緑雨三十八、
    国木田独歩三十八、長塚節三十七、芥川龍之介三十六、
    嘉村礒多三十七」
   「それ、何の事なの?」
   「あいつらの死んだとしさ。ばたばた死んでゐる。おれも
    そろそろ、そのとしだ。作家にとつて、これくらゐの年齢の
    時が、一ばん大事で、」
   「さうして、苦しい時なの?」☆
  ……何を言つてやがる。ふざけちやいけない。言ふと、気障(きざ)になる。おい、おれは旅に出るよ。
 たいていありふれた文学的な虚飾なのだが、自分の気持の説明など、いい加減にとしをとつたせゐか、気障な事のやうに思はれて、何も言ひたくない。
 生きてゐるうちに、自分の生れた地方の隅々まで、見て置きたくて、乞食のやうな姿で、五月中旬の春、東京を出発した。
 仕立屋に特別に注文して作らせたものではなかつた、勤労奉仕の作業服、有り合せの木綿の布切を、家の者が紺色に染めて、ジヤンパーみたいなものと、ズボンみたいなものにでつち上げた、何だか合点のゆかない見馴れぬ型である。一、二度着て外へ出たら、たちまち変色して、むらさきみたいな妙な色になつた。むらさきの洋装は、女でも、よほどの美人でなければ似合はない。
 そのむらさきの作業服に、緑色のスフのゲートルをつけて、ゴム底の白いズツクの靴をはいた。帽子は、スフのテニス帽。
 いつ、どんな事があるかもわからない。
 母の形見を縫ひ直して仕立てた、縫紋の一重羽織と大島の袷、それから仙台平の袴を、背中のリユツクサツクに忍ばせてゐた。あの洒落者が、こんな姿で旅に出るのは、生れてはじめての事であつた。
 東北の寒さを失念してゐた。寒さは意外であつた。
 心頭滅却の修行はここだ。手足を出来るだけ小さくちぢめて、それこそ全く亀縮の形で、自分に言ひ聞かせてみたけれども、暁に及んでいよいよ寒く、心頭滅却の修行もいまはあきらめて、ああ早く青森に着いて、大あぐらをかき、熱燗のお酒を飲みたい、と頗る現実的な事を一心に念じ、下品になつた。青森には、朝の八時に着いた……。
(修正変更した抜粋の引用)
    ☆☆昭和の津軽風土記、負けても負けても
   強者にお辞儀をする事を知らず、自矜の孤高を固守して、
         世のもの笑ひになる傾向がある、
        何が何やらわからぬ稜々たる反骨、
       列島に贈る言葉は、汝を愛し、汝を憎む、
       最悪のシナリオも、京大・小出裕章助教授
       くやしくてたまらない、この、もどかしさ☆☆
 ……「和服でおいでになると思つてゐました。」
 「そんな時代ぢやありません。」私は努めて冗談めかしてさう言つた。T君は、女のお子さんを連れて来てゐた。ああ、このお子さんにお土産を持つて来ればよかつたと、その時すぐに思つた。
 「ありがたう。」
 「存じて居ります。Nさんも、お待ちになつてゐるやうです。」
 炉辺に大あぐらをかき熱燗のお酒を、といふ私のけしからぬ俗な念願は、奇蹟的に実現せられた。T君の家では囲炉裏にかんかん炭火がおこつて、さうして鉄瓶には一本お銚子がいれられてゐた。
 T君は昔、私の家にゐた事がある。おもに鶏舎の世話をしてゐた。私と同じとしだつたので、仲良く遊んだ。
 「女中たちを呶鳴り散らすところが、あれの悪いやうな善いやうなところだ。」とその頃、祖母がT君を批評して言つたのを私は聞いて覚えてゐる。
 先年出征して、南方の孤島で戦ひ、病気になつて昨年帰還し、病気をなほしてまた以前の病院につとめてゐる。
 「戦地で一ばん、うれしかつた事は何かね。」 T君は言下に答へた。
 「戦地で配給のビールを、コツプに一ぱい飲んだ時です。大事に大事に少しづつ吸ひ込んで、途中でコツプを唇から離して、一息つかうと思つたのですが、どうしてもコツプが唇から離れないのですね。どうしても離れないのです。」
 「どうだね、からだのはうは。」T君はずつと以前に一度、肋膜を病んだ事があつて、それが戦地で再発したのである。おくめんも無く医者に医学を説きはじめた。
 「精神の病気なんだ。忘れちまへば、なほるもんだ。たまには大いに酒でも飲むさ。」
 「こんどは銃後の奉公です。病院で病人の世話をするには、自分でも病気でいちど苦しんでみなければ、わからないところがあります。こんどは、いい体験を得ました。」
 「さすがに人間ができて来たやうだね。」
 「ええ、まあ、ほどよくやつてゐます。」と言つて、笑つた。「何か召上りませんか。青森にも、このごろは、おいしいおさかなが少くなつて。」
 「おいしさうなものばかりぢやないか。手数をかけるね。でも、僕は、そんなにたべたくないんだ。」 私は傍のお膳をぼんやり眺めた。
 心にきめた事が一つあつた。それは、食ひ物に淡泊なれ、といふ事であつた。東京の人は、どうも食ひ物をほしがりすぎる。私は自身古くさい人間のせゐか、武士は食はねど高楊枝などといふ、ちよつとやけくそにも似たあの馬鹿々々しい痩せ我慢の姿を、滑稽に思ひながらも愛してゐるのである。何もことさらに楊枝まで使つてみせなくてもよささうに思はれるのだが、そこが男の意地である……。
(修正変更した抜粋の引用)
   ☆☆償却が進んだ古い原発は利益を生む、
      会社への貢献が厚遇されない
   貪欲の恨みを喰んだ原子力部門、同じ会社の他部門を離れ、
   他社の原発部門と密に組んで流した筏、安全の海を漂流、
   業界を横断する原子力村だから、他部門に口出しさせない、
   原発専門・集団の自負心、貪欲に陰る自己・溺愛の非と否、
          飢えて渇く、漂流・筏のカニバリズム、
         東電ストップ高、外資が筆頭株主になる日も
            責任の飢餓がそんなに怖いのか☆☆
 …… 男の意地といふものは、とかく滑稽な形であらはれがちのものである。東京の人の中には、意地も張りも無く、地方へ行つて、自分たちはいまほとんど餓死せんばかりの状態なのです、とひどく大袈裟に窮状を訴へ、さうして田舎の人の差し出す白米のごはんなどを拝んで食べて、お追従たらたら、何かもつと食べるものはありませんか、おいもですか、そいつは有難い、幾月ぶりでこんなおいしいおいもを食べる事でせう、ついでに少し家へ持つて帰りたいのですけれども、わけていただけませんでせうかしら、などと満面に卑屈の笑ひを浮べて歎願する人がたまにあるとかいふ噂を聞いた。東京の人みなが、確実に同量の食料の配給を受けてゐる筈である。その人ひとりが、特別に餓死せんばかりの状態なのは奇怪である。
 食べ物などの事にはあまり敏感でない、おつとりした人たちとばかり逢つたのである。
 「東京は、おいしいものが何でもあるところだから、お前に、何かおいしいものを食べさせようと思つても困つてしまふな。瓜の粕漬でも食べさせたいが、どうしたわけだか、このごろ酒粕もとんと無いてば。」と面目なささうに言ふので、私は実に幸福な気がした。 いつの世だつて、人間としての誇りは持ち堪へてゐたいものだ。
 「僕は、しかし君を、親友だと思つてゐるんだぜ。」
 実に乱暴な、失敬な、いやみつたらしく気障(きざ)つたらしい芝居気たつぷりの、思ひ上つた言葉である。私は言つてしまつて身悶えした。他に言ひかたが無いものか。
 「それは、かへつて愉快ぢやないんです。」T君も敏感に察したやうである。
 「私は金木のあなたの家に仕へた者です。さうして、あなたは御主人です。さう思つていただかないと、私は、うれしくないんです。へんなものですね。あれから二十年も経つてゐますけれども、いまでもしよつちゆう金木のあなたの家の夢を見るんです。戦地でも見ました。鶏に餌をやる事を忘れた、しまつた! と思つて、はつと夢から醒める事があります。」
 帰京してみると、私の家には、それぞれの旅先の優しい人たちからの小包が、私よりもさきに一ぱいとどいてゐたので呆然とした。
 合浦公園の桜は、いま、満開だといふ話であつた。青森市の街路は白つぽく乾いて、いま造船で懸命なのだ。
 「私は、あした蟹田へ行きます。あしたの朝、一番のバスで行きます。」
 「病院のはうは?」
 「あしたは日曜です。」
 「なあんだ、さうか。早く言へばいいのに。」
 私たちには、まだ、たわいない少年の部分も残つてゐた……。
(修正変更した抜粋の引用)
  ◆◇東電ストップ高、外資が筆頭株主になる日も? 最終更新:2011年04月09日 14時30分  東京株式市場の東京電力株は、先週末8日の終値はストップ高の420円となった。こんな時にいったい誰が買っているのか?←反省を拒むかすみ我せきの封建・カニバリズム、原爆所有の貪欲が制御・不能と見た外国勢、東京電力のカニバリズムを中国大陸の資本が制御、日本狭小列島がカニバリズムの妬み、嫉み、蔑み、荒みを狂わせる前に、未然の封じ込め。
  ◇◆最悪のシナリオも〜京大・小出裕章助教授指摘2011/04/10(日)京都大学原子炉実験所の小出助教授は、放射濃度の急上昇に加え、原子炉の温度や圧力の急上昇していること、更に塩素が中性子に反応して生まれるクロル38という塩素が原子炉内で発見されたことなどから、炉内で再臨界が起きている可能性が高いと指摘する。中性子は核分裂が起きたときに発生する。臨界とは放射性ウラン燃料などが核分裂連鎖反応を起こす状態のことを言う。「再臨界」は、臨界状態にあった原子炉が一旦停止して核分裂が止まった後、燃料棒の露出などでウラン燃料が溶け出して、圧力容器の下部に蓄積するなどして、制御されない状態で核分裂連鎖反応が起きる状態を指す。←京都大学原子炉実験所の小出助教授も蚊帳の外、人間の盾に想定されたのだろうか。
  ◆◇原子力安全基盤機構2010年10月のまとめ……地震で電源喪失した場合、3時間40分後には圧力容器内の圧力が上がって容器が破損し、炉心の核燃料棒も損傷。格納容器も高圧に耐えきれず、6時間50分後に破損して、燃料棒から溶け出した放射性物質が外部へ漏れる……。←コームいんの世界は、次官独りを残すカニバリズムの世界、骨肉・血気が目的や責任をソッチ退けに鍔迫り合い、予算を共食、結果も目的も亡骸を晒す。 
                      〈二蟹田〉につづく
         つつしんで……丈司ユマ著作権

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事