おおがいさんのトモダチ

森の生け花や山野の一輪差しを思う常識から常識による常識のための常識

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2012年04月

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  観念を砕くデジカメ・カラーのダイナミック・スナップ〈木村伊兵衛の風〉
 島田雅彦や斉藤環は、デフレの谷底を転がって雨月物語に戻って戦き控える、虞美人草のハードルがこれホド高かったと仰天させる無惨、対等の花が咲く山岳・列島のあわれや、もののあわれ
 してみると期待の星だった島田雅彦はヒトの利用に枯れて飢え、情けない悲劇のヒトに連なる、お節介を蔑視し憎む虞美人草はそう囁き、その耳元に無常を粘らせ、眼元に幻光を射してヴァーチャルに眩ませる。同席する斉藤環には、悲劇のヒトに役立たないそれを喜劇のひとに甘んじさせ納戸の片隅に押しこめ、収入に見合う精神科医の仕事に没せよと、耳垢を穿って引っ張り、お節介をでしゃばって緩み放うけるその口を噤ませる。ニホン文士が虞美人草を理解しないム恥・ム知を21世紀に曝す悲劇は、漱石が怖れた喜劇、何かに意志を隠し、売り上げ増の感情移入にウソの構えを高じ、豊満リッチ1%の恭順に取り憑かれて眼が醒めず、虞美人草の毒に当たる、それなら雨月物語へデフレの谷底を転がって戻るしかない。行きわよいよい帰りわ怖い、花一匁をバエズが歌ったら悲しげに聞こえるでしょうか、貶めを聴かせるでしょうか、千の風を声に聴かせるでしょうか。
 ∈納戸の隅に折から一挺の大鎌あり 汝が意思をまぐるなといふが如くに(牧水)∋
 芽吹く虞美人草の艶やかな咲き誇りを閑かに控え忍び寄る飽きに曳かれ永遠回帰を結ぶ虞美人草のその死の亡骸、虞美人草に挑むバカに仄めくお節介の眼は亡骸を拒んで代々をリレー、島田雅彦が枯れた借り物の意志薄弱に燻されて燻み、義美人草の蔓を滑り落ち、こころのコインに兆す奇蹟から隔てられ、ウソにマルめられ、生命の命令を憶え知らすふん転がしの知恵に及ばず字面に呑めって劣すれば、読み手なしに付け入りヒトごとの明後日を意志抜きのカルテ・字面に残し、専ら躁の鬱を交互に喋る医師の意志・ブ養生、動かない岩を見て岩に傾ぎ身を正し、ダイナミックに鳴く蝉の声を岩に聴き、蝉の精力に耳を傍立て、閑かさを偲び、自然の奇蹟を咽ぶ他方、奇蹟を認識せず、観念に閃き、意図に疼く思い思うお節介の眼、虞美人草に開いた怖れに戦く永遠回帰のその兆しから逃れず、そして即天去私の受難に気づかず、神経衰弱に祟られ、食に味わったお節介の味を忌み嫌わせた惨い因果に触れられず、大吐血したその不幸・不運を理解しない。第一義の意図が見落とし見逃す。
  ☆☆意志は、道義の認識、意図や抱負は道義の否認☆☆
  意図を重視する理由は、安全・安心が高まるから。認識では得た認識に安心感も安全・確実意識も持てず、正しい認識だったのかと迷い出し、迷いを絶てない不安に襲われるため、無関係の他の認識を束ねて認識を大きな意図の中に包み、意図の概念の一部に認識をセットし、丸裸の認識を意味ありげな意図に変質させ、意志を字面から消し去り、はなはだしきは、その意志を忘却してしまいます。
  ヒトとひとを束ねる意図は、絆に非ず、お節介や出しゃばりの悍ましい蔑み・地獄、お節介の眼に曝されお節介の眼が心魂に沁み、神経衰弱の中で大吐血した夏目金之助が死に、虞美人草の嫉妬や秀麗や冷視の無視に甦って、夏目漱石がまたヒトり誕生する。お節介を頂上体験する虞美人草を読んだら、ポール・エクマンに向かってライ・ツー・ミーを、意志・露わに実行、藤尾の死を悼み思い思う故郷は、遠くにありて思うもの、近くにあって思い焦がれる、蓴羹鱸膾じゅんこうろかい、お節介の眼に炙られて驕り出しゃばる中に飲まれます。
  その背景には、意志をマル出しに射す一瞬に、不安・心理が臆病を衝いて意志を覆って包むことがあります。しかし意志には、不安や心配や失敗を気にする必要がないのに、意志を出すことに馴れていないと、意志を丸裸にするその思い思う瞬間の躊躇いが烈しく、意志の丸裸を、意図の意味の中に刷りこませ、意図のカタチで思い思うことを書き、述べるため、意志が意味の裏に隠され、字面やお喋りの表に意志を現せません。
  吉本隆明とギ論した江藤淳が、権威の陶酔ポイントを、手際よく主張し切れずモタツき、マル出しした生脛を吉本隆明からケっ跳ばされると、感情を剥き出し、罵詈・雑言を吐いたため、見守るひとビトに江藤淳の劣勢を直感させた上に、吉本隆明から見くびられ、意固地になった保守・ホン流の自尊・意識を喪失、彼の評を読むひとを減らし、余所見しながらホンを読むなと大岡昇平から叱責された後はキレを喪ったしどろもどろが売りに転じ、権威の威勢を喪失、軽々しいヒトのひとりに落ちたのは、デフレに墜ちたコッカとオナじですから、本望らしかったようです。小林秀雄が、小林秀雄を超えたと誇らしくホコった下々下の下々の下・ワイを江藤淳から聞きながら、笑ってなにも答えなかったシーンを、思い出させます。驕りがどこから興りどこからどこに射すのか、憶え易き文と覚え難き言葉すら知らない恭順の保守・ホン流は、反省も不能の改革もままならない権力・ジゴロに混ざるポピュリスト・ポピュリズムのヒトりでした。
  金閣寺を焼滅したように安田講堂の焼き討ちに向かう全学連を見て、茫然自失したそれは、国会を囲んで巨っきくうねった反安保のデモ大行進を前に講演、その吉本隆明がなぜ愚民・共同妄想に呑まれパワーを失って縮んだか、冗長にすぎる芸術言語のその幻想に浸み着き拭い取れない欠陥に気づかなかったらしい真実を、仄めかせたものでした。 権威と闘い、観念を蹴飛ばし壊した闘いは、芸術・言語論では支えられず、ホンを買わずホン読まない愚民の群れがその荒廃の後をリレー、対決死票に退き隠った大労組・政トーは、陳腐化のサボタージに耽る大企業とともに、嘘に生きシャッキンに焦げる政府・かすみ我関の三巨頭・政治のム恥・ム策を転がり、日本世界・自由貿易の終わりの始まりを認識せず、ジョーン・バエズが唄った市場に向かう牛のように、デフレ30年の谷に沈みました。
  意図が意志より尊ばれ意図・合戦の終始を追わせるのは、意志を隠したままが咎められず許されるからです。こうして文藝春秋には嘘が嘘に詰まったまま野積みに詰みあげられ、図書館は整理室に大部屋を割かなければならず、焚書坑儒の逆さ吊りに悩まされます。
     ☆☆鋭い夏目漱石☆☆
 鋭い夏目漱石は、双つの鳥籠の囀りを聴き較べながら、観念や意図を先ず、当の頭脳から洗い清めて掃き出し、頭から観念や意図を空っポにすると、双つの鳥籠に耳を傾け、聴き惚れる意志をマジマジと真面目に眺め、なぜ意志を現さない習慣の中に、勉強した英知を刷りこみ表に現さない意志を裏に退き隠らすのか、疑問は懐疑を跳び越え急旋回、字面や咄しから、意志が掻き消されるのをヨシとするのは、何故か、諸悪の根源は深く張った、根っ子の先にコビりつく怨念とは別にさらに刷りこみ習う倣いにあるのではないかとホンキをホントーに掻き立て、気持ちを揺さぶるお節介の眼や口元の存在に気づき、文学でお節介を逆さに吊るし、不安な自我を欺し、驕るヒトを騙す芥子の媚薬とオナじそれを塾考、お節介の眼や口元を表から退かせることが意志の大成に欠かせないと確信、自我を騙しヒトを欺くこころの執着・コインの頭と尻尾をペアに組み、麗の妖が疼く藤尾を死に行かせるワケとワザを心得ましょうと、虞美人草の十九を現し、お節介の眼と口元を消す信の構えに自由の意志を律し、恭順の愚民・共同幻想を戒め、侮りに隠れる外国の厳しさに注意を促し、虞美人草に惑わない自由を意志に向かって宣言、お節介を固める恭順の猛毒を藤尾に呑ませ、自由・意志の天下・武布を認めました。

虞美人草 十二   貧乏を十七字に標榜して、馬の糞、馬の尿を得意気に咏ずる発句と云うがある。芭蕉が古池に蛙を飛び込ますと、蕪村が傘を担いで紅葉を見に行く。明治になっては子規と云う男が脊髄病を煩って糸瓜の水を取った。貧に誇る風流は今日に至っても尽きぬ。これを卑しとする。
虞美人草 十九   凝る雲の底を抜いて、小一日空を傾けた雨は、大地の髄に浸み込むまで降って歇んだ。春はここに尽きる。梅に、桜に、桃に、李に、かつ散り、かつ散って、残る紅もまた夢のように散ってしまった。春に誇るものはことごとく亡ぶ。我の女は虚栄の毒を仰いで斃れた。花に相手を失った風は、いたずらに亡き人の部屋に薫り初める。
   藤尾、友禅の小夜着、片輪車、浮世らしからぬ恰好の染め抜き、色づいた蔦、淋しい模様、郡内を二枚重ねた敷布団、滑かに敷き詰め塵さえ立たぬ敷布(シート)、下には粗い格子の黄と焦茶が一本ずつ。
   黒髪、取って捨てた紫の絹紐(リボン)、有るたけは、有るに任せ、枕に乱し、今日まで、浮世と思う母、櫛の歯も入れてやらぬ、乱るる髪、純白な敷布(シート)にこぼれ、小夜着の襟の天鵞絨(びろうど)に連なり、仰向けの顔、昨日の肉をそのまま、色が違い、眉は濃く、眼は母が眠り眠るまで、母は丹念に撫った――見えるのは顔だけ。
   敷布の上の時計、濃に刻んだ七子は無惨に潰れ、鎖だけはたしか、ぐるぐると両蓋の縁を巻き、五分ごとに曲折する黄金の光を真中に、柘榴珠がへしゃげた蓋の、眼のごとし。
   逆に立つ二枚折の銀屏、六尺一面に冴え返る月の色、会釈しない緑青の柔婉を、茎の乱れに描き、不規則のぎざぎざを畳む鋸葉に描き、緑青の尽きる茎の頭に、薄い弁(はなびら)を掌ほどの大さに描き、茎を弾けば、ひらひらと落つるばかりに、軽く描き、縮む吉野紙の幾重の襞、畳む絞りを描き、色は赤に、紫に描き、銀の中からすべてが生え、銀の中に咲き、落つるも銀の中、思わせるほどを、描く。
   花は、虞美人草、落款は抱一(ほういつ)〈耳成芳一??〉。
   屏風の陰に、寄木の小机を置き、高岡塗の蒔絵の硯筥は、書物と共に違棚に移し、机の上は、油を注した瓦器、昼ながらの灯火を一本の灯心に点け、瓦器の丈を余る灯心は新らしく、三寸を尾に引く先は、油さえ含まず白くすらりと延びる。
   ほかに白磁の香炉、線香の袋が蒼ざめた赤い色を机の角に出し、灰の中の五六本、一点の紅から煙となって消えて行き、香は仏に似て、色は流るる藍、根本から濃く立ち騰るうちに右に揺き左へ揺き、揺くたびに幅が広がり、広がりながら色を薄め、薄い帯のなかに濃い筋がゆるやかに流れ、しまいには広い幅も、帯も、濃い筋も行方知れず、燃え尽きた灰が時に、ぱたりと、棒のまま倒れる。
   違棚の高岡塗は、沈んだ小豆色に古木の幹を青く盛り上げ、寒紅梅の数点を螺鈿擬に錬り出し、黒地の鶯が、裏に一羽飛び、蘆雁の高蒔絵の中、昨日まで深き光を暗き底に放つ、柘榴珠が収まり、両蓋に隙間なく七子を盛る金側時計を収め、高蒔絵の上に、一巻の書物が載り、四隅を金に立ち切った箔の小口が鮮かに見せ、間から紫の栞の房が長く垂れ、栞を差し込んだ頁の上から七行目に「埃及(エジプト)の御代(みよ)しろし召す人の最後ぞ、かくありてこそ」〈死の書?? 昨日である私が、また明日を知る私。人の心は不思議なるかな〉の一句、色鉛筆の細い筋が入る。
   すべてが美くしい。美くしいもののなかに、横わる人の顔も美くしい。
   眠った藤尾は、驕る眼を長えに閉じ、驕る眼の眉も、額も、黒髪も、天女のごとく美くしい。「御線香が切れやしないかしら」と母は次の間から立ちかかり、「今上げて来ました」と欽吾が云い、膝を正しく組み合わせ、手を拱いている。(中断1/3)

    ∈君が代は 乞食の家も のぼりかな∋
    ∈日本と砂へ 書きたる 時雨かな∋
   江田憲司が云う、財務省の裏舞台工作員による 人格攻撃は尋常じゃない、それなら、
    ∈腹切りを怖がるや 武士の春(一茶)∋
                      つづく
        つつしんで  丈司ユマ
著作権

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