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07 11/12Chapter§ゼロ・スケッチ「国際貢献」と「国益」
――無の空の空の鋼――無の空が‘他力本願’なら
空の鋼は‘自力本願’――
……無の空が‘対等’なら空の鋼は‘独立’……
□緊張は、表現でなく観念でもなく‘リアルな実体’であること。
□ピントにピンボケを連ねるデジタル立体の、写真を撮りながら、5000分の一秒の世界に踏みこんだとき、‘緊張’が実在する実体であることを悟りました。
□ふつうに、直感とか決断とかいわれ、複雑だった問題が、ワンフレーズでケリをつけられた瞬間こそ、‘緊張’が実体となって産み落とされ、‘リアルタイムの結論’をワンフレーズに描き出します。‘噂’のニッポン易学。
☆☆ 円高は‘こくみん’消費を活溌に、
円安は法人利益を至上最高へ、
変な捻れ…… ☆☆
☆☆ 大蔵・財務の‘砦’の、
マル暗キ症候群 じょせつ1 ☆☆
中国はその愚の、尻尾を踏まず、
ゲン高ドル安を、突っ走らせます。
狂いっぱなしのニッポン外交は、愚の尻尾に、
掴まったまま、
ドル建て一本にした輸出へ、右へ倣いさせ、
輸入もまたドル建て一本に。
自由貿易に、円の影が落ちません。
……これをもって日米同盟です……。
円は‘国家’を持ちません。
‘国家’は不忠のシャッキン‘千兆円’一色です。
戦争憲法が原爆を落とさせた、あの軍人一色に代わり、
平和憲法は、不忠のシャッキン‘千兆円’一色へ、
転がらせました。
シャッキン一色で、‘国家’が消えれば、ニッポンの意地は、ドル建ての日米同盟しか頼れるものが残りません、
というのがニッポン‘こうむいん’さんの、最期に描く仕上げの‘国家’。
‘白書’ビジョンからは名も国籍も消され、紙切れに書かれた名簿一辺倒となった‘国家’です。仏籍だけが日本人の存在したことを、証明する、という算段です。
転がり坂のジ民トーが、転がり始めたのは、おもえば、ニッポン自由貿易がいよいよ世界の潮流になり、
世界ナンバー2の最高峰が、‘こくみん’の視界に入った時です。
大蔵‘こうむいん’のニハン以来つづいた不落堅牢の‘砦’は、新税攻撃され、東大ごと落城させた無学・低学歴の田中角栄さんの前に膝を屈し、国籍が仏籍に代わるその始まりでした。
核装備を米に持ちかけました時でもありますから、日本国民の誠実と誇らしい能力は、無学・低学歴のバネに跳ばされ、テコに崩され、‘ム為ム能のム意’の‘こうむいん’の奴隷に帰し、見向きもされないシャッキン円が、国際の大海原に、流し灯籠のように、流れだしました。
つまる所、ただ一人、マル暗キの似非‘砦’の正体を見破りました……。角栄さんはバカにされ孤立させられたその仕打ちを、ヒトり胸の内に噛み締め、傭兵の軍門には落ちず、裸一貫、正真正銘の大将、大蔵‘こうむいん’砦を、一網打尽する秘策を練ったその結果です……。
新税を編み出し、値上げ一方に走る郵政省を特定郵便局の乱発で屈服させ、こども時代滅多に眼の前を走ることみおなかったモータリゼーションの車・車・車に眼をつけ、所得税が関の山でフン詰まった大蔵‘砦’を笑い、ガソリン税、重量税、臨時特定税などなどの大山を築きあげます。本業のド建ヤをゼネコンまるごと山河から星の数ほどの港までなし崩しに走らせ、資産インフレの導火線に火を点けました。
そのカラクリを解いた米が、屈辱のドル安一方に、ダブダブになっても投資先の見えない円高マネーに、誘いを掛けます。日銀の春川レポートをグシャグシャにした、傭兵の雇用大将・大蔵‘砦’の手の内が、仔細に検討されました。ミッドウェー島に誘いだし、ニッポン大艦隊に戦争させず、空母4隻と鍛錬したパイロットの百命を奪い、大本営に送り返したときの‘時間差’作戦を立てたように、また計画されました。
天晴れな青空‘1ドル80円’の事態を仰ぎ、田中曽根康弘さんが頼りにする宮沢喜一さんに、ブレトンウッズへお呼びの電話をかけたところ、思案投げ首の喜一さんは米のお誘いを断るどころか誉れに包まれ怪しまず、のこのこと経済通のお面を被って、お寄りになったその素顔は、円高の不安を滲ませていたので、それを目敏く見破り、喜一さんの耳元に優しそうに囁きながら、聴きだしたのが、‘4000兆円インフレ自爆デフレ’の秘策。
毎ねん40兆円10ねん通ねん400兆円、信用経済規模4000兆円でいかがでしょうか。優しく受けいれられた特大のプレゼントの前で、疑われることもなくスンナリと仕掛けられたトロイの木馬は、その頭脳にシッカリと仕掛けられました。もはや、円の出る幕はありません。‘国家’をもたない大蔵‘砦’は、ニハン由来の大欠陥に、意気揚々と口を開けます。
ドルの大戦場に放たれたトロイの木馬は、大蔵‘砦’をとり囲み、4000兆円を大暴れさせます。
‘国秘’の闇の内なのですから、4000兆円の馬のヒズミは兵なしでも、資財を踏みつけ、証券市場を荒らし、銀行の金庫を踏み荒らしました。
みるみるうちに、不良債権の山が‘不二’の山となって、孤島ニッポンの角々に同時多発します。
トップダウンで流れ落ちた‘国秘’の威力は、想像を絶しました。トロイの木馬は‘噂’に噂をよんで大洪水を起こさせ、不毛の山野にゴルフ場の夢を走らせ、日本人を狂騒の世界へ陥れました。
哀しいことに、だれヒトリとして気がつきません。
知っているのは喜一さんと田中そねさんだけ。
最高潮のインフレが天井に達し、無理押しにム理を重ねた住専がム理に屈し、変調を呻き出した後、歴史始まって以来の‘4000兆円’が大爆発します。
ドルの大戦場がそれを冷静に観測しました。
原爆とはチガい、円の最期をみせたその‘姿’は、
見る眼に壮観だったでしょう。
円から‘国家’が消滅した日です。
いってみれば、転げ坂のジ民トーが小沢一郎さんの新進党に破れ、
なにも知らない元‘こうむいん’の武村正義さんが大蔵だいじんを勤め、
もと社会党のめんめんが囲んだ傭兵‘内閣’の、
その時でした。
…TVの座談で、‘小さくてもキラリと光る政党’という武村正義さんの‘やお長’に向かって、怒声を張り上げたのが、吉田茂宰相論で名を馳せた高坂正暁さんでした。
…深夜の‘福祉税’を角栄さんを真似、新税攻勢に出るその矢先、小沢一郎さんは、そのご強烈な‘こうむいん’のサボタージュにあっていました。
そのストライキのスクラムを破れず、傭兵の壁の向こうへ、追い払われます。バツイチは、祟り目に祟られ、太公望への道をトボトボ歩きました。
‘4000兆円インフレ自爆デフレ’が、爆発しました。
爆発して、初めて原爆の時のように、インフレの凄まじさを味わい、デフレの“格差”に呑みこまれます。天下の宝刀‘噂’が、とちった一大事です。平和憲法を侮った‘罪’と‘罰’でした。
転げ坂のジ民トーは、ニッポン自由貿易を、‘出稼ぎ’へ貶め、
マル暗キの大蔵‘こうむいん’を、不忠のシャッキン依存症へ、駆り立てました。
‘こうむいん’の傭兵制が産み落とした、ニッポン敗残劇の幕開けが再び幕を揚げました。
…薩長ニハンのニハン頂上談合と同じように、また、法治外を自慢する大蔵・財務‘砦’が、眼の前に、現れています。シャッキンなら選挙舞台など、いくらでもカラクリ回しで舞わせます、という鼻息です。殊勲賞をあげれば、「天下り焼け太り天国」が待っています。先魁を切った犯罪の模範これ以上の殊勲はありません。
…自由貿易が、‘出稼ぎ’になってしまっていても、不屈の‘噂’は、空振りし、蚊帳の外に立ちます。いったい、自慢の‘噂’は、どこへ隠れたのでしょうか。
まさか汗の結晶が、「千と千尋の神隠し」にあったわけではないでしょう。
世界を先導する‘ニッポン’自由貿易から、‘ニッポン’を消すのに‘同意’した結果なら、そのアニメにソックリです。
金獅子賞は、それに贈られ、それを悟った世界の宮崎はやおさんが、それを悟って、授賞式の出席を、失礼した、らしいと‘噂’が耳を通り抜けます。
…校正変更をふくめ、つづく…
つつしんで……丈司ユマ著作権
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