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「喜びは朝とともにやって来ます」 |
隣とおなじ
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■06 4/15 日本人は死んでしまったのか? |
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■06 4/9 「壊れる女」ピーター・フォーク & ジーナ・ローランス
監督・脚本 ジョン・カサベテス
幸福の囮の囚りこになったジーナ・ローランスが、家庭に閉じ籠もって、煩雑な情報化社会から遠ざかる。けれども、3ニンのこどもと二組の両親や親戚、そしてピーター・フォークの10名ほどの仕事仲間から、振り回され、人格喪失に襲われる。 家庭に閉じ籠もっても、複雑な人間は、幸福の絶頂さえ、不安の原因になる。 …自分の存在感が消えて、住居の中に起こる権利や義務や欲望、ツゴーに振り回され、ジブンを探す焦燥にかられながら自分を意識しようとする思いは、人格消失の袋小路で行き詰まり、住居内の孤立感が深まる一方となる。仕方なく、どうしようもなく、最も小さく区切って限ったハズの家庭内の現実と、 精神病院とを往復する。 …不満がないのに、存在感を喪失する、という難題が、金満の闇に横たわる。
…権利や義務イシキからこぼれ落ちた人格の喪失感は、赤貧の闇の中ではモンダイにならなかった。 …人格を主張するようでいて、人格を脱ぎ捨てることになるけれども、陶酔を好み、陶酔へ入れば、それが陶酔の厄介だと気づくには、ニッポンの金満の闇は、底が浅すぎる。 …お陰で、陶酔のオンパレードが、目白押しである。丸谷才一さんが書いた袖のボタン「画集の快楽」は、陶酔の害を例示し、陶酔のスッキリ感が、ジタの人格を歪めるのに気づかせ、驚かせる。ミゴトなまでの害のない陶酔であるだけに、陶酔の害は、ウソとデタラメの底へ深く広がるだろう。 …陶酔は、人格を目覚めさせるけれども、しかし陶酔で、民主社会を歩き回るわけにはいかない。陶酔は、正解や意見を裏返ししたようなものだから、ヒトの陶酔は民主社会を邪魔する。陶酔が、尊敬を触発せず、陶酔の害をタレ流す。 …秘密結社を憧れるジダイが、疾うに、終わったと想ったら、陶酔がプチ秘密結社の代わりとなって、出現した。陶酔が、情報を攪乱する。陶酔が、誠実を千々に氾濫させ、反乱を呼ぶ。 …私的感想に閉ざされるハズの陶酔なのに、陶酔を得意にするヒトが、議論やトークの場で、「先取・後出」の挙に、出ていることに気づかない。ジャンケンが終わっているかのように、尊大に振る舞うクセに、「先取・後出」の愚を興じる‥‥陶酔‥‥には、気づかない。驚くことはショセン、陶酔がその程度の役にしか立たないというのに、スベテを解決する妙薬のように、陶酔に陶然とし、平気で陶酔と愚を撒き散らす。 …「先取・後出」の挙に出ていることを自覚しないチグハグが、ウソとデタラメをタレ流すから、陶酔は怖ろしい。「朝までTV」や「サンデープロジェクト」の肥溜化が、酷かった。陶酔を、カクジがマクしタてて、司会を吹っ飛ばすから、トークにケジメが働かず、アホのような異臭プンプンな肥溜が、アトに残る。 …意見や陶酔や疑問や、前原誠司さんのような思わせブリが、お愛想の司会やバカの壁、国家の品格を、カッテに飛び交わせるから、原爆を浴びた敗残後の戦後が、ホトんど進歩を見せず、原爆を浴びる前とホトんど変わらず、巨大な赤字トコロテンを、孤島ニッポンに流しツヅけた。 …平和憲法を棄て、赤字冥利の軍拡憲法へタイムスリップすれば、核兵器の代わりに、経済封鎖がお見舞いされる。結果はいうまでもなく、金満の闇も食料も果てて孤島ニッポンが、赤貧と生死の飢餓へ突入する。 |


