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[出典<広瀬隆雄氏のシェールガスについての記事>転載元「楽天」] シェールガスの採取(水圧破砕)のイメージ https://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/shale_gas/ https://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/shale_gas/report.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シェール(Shale)とは頁岩(「けつがん」=泥が固まり板状になった地層)を指します。シェールガスは、そこに閉じ込められて、従来の方法ではアクセスしにくかった天然ガスを指します。 普通、油田には天然ガスと石油の両方がミックスされて閉じ込められている場合も多く、天然ガスの比率が多い油田はgassyと言われます。したがってシェールガス、シェールオイルという呼称は、そのミックスの、どちらの比率が大きいかで「これは天然ガス田、これは油田」という風に呼び分けているに過ぎないということです。 シェールに閉じ込められた天然ガスや石油を生産するには、以下の技術・手法が欠かせません。 水平掘削(ホリゾンタル・ドリリング) 破砕法(フラッキング、ないしはフラクチャリング) 古来の油井やガス井は、真下に向かって掘るだけでした。掘り進んで、石油や天然ガスが含まれている層にぶち当たれば、後は地面にかかる大きな圧力で、自然に原油や天然ガスが地表に噴き上げて来るわけです。 しかし長年生産を続けると、圧力が下がり、ポンプの力を借りないと、汲みあげることができなくなります。ドンキー(ろば)と呼ばれる、首振り型のロータリー・リグが使用されるのはそういう場合です。それでも石油や天然ガスが取れなくなると、それらの井戸は休止井として放棄されました。 一旦、垂直に掘った油田に、斜め、若しくは水平に走れる自走式ドリルを降ろして、天然ガスや石油が閉じ込められている地層(=それは普通、横にひろがっています)をずっと掘り進んだ方が、効率が良いだろうというのが、水平掘削、つまりホリゾンタル・ドリリングの発想だったのです。ドリルにセンサーをつけるなどの方法で、ちゃんと石油や天然ガスがある場所を貫通しているかどうかを確かめられるようになったのも寄与しました。 次にクレー(平石)のようにちょっと力を入れると割れやすい石にヒビを入れることで、天然ガスや石油を流れやすくするという技術も開発されました。パーフィング・ガンと呼ばれる、発破(はっぱ)の装置です。これを地中で爆破させることで、ヒビを入れるわけです。さらに爆破した後の割れ目にプロパントと呼ばれる特殊液を高圧で流し込む事でヒビを大きくし、次にその特殊液をポンプで汲み出し、天然ガスの流れを良くするという手法も編み出されました。それらの一連の作業を破砕法(フラッキング)と言う訳です。 天然ガスは埋蔵量も豊富で、可採年数が石油54年に対して、在来型天然ガスが60年以上、シェールガスなどの非在来型が100年以上、合わせて160年から最大250年とあると言われています。技術的に回収可能な天然ガス資源量は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構によれば、世界全体で在来型が404.4兆m3、非在来型(シェールガスなど)が230.3兆m3になります。このうち北米に在来型32.2兆m3、非在来型58.3兆m3、アジア太平洋に在来型30.8兆m3、非在来型32.5兆m3、中国・中央アジアに非在来型が36.0兆m3あると言われています。このほか、中東に在来型132.5兆m3、ロシアなど旧ソ連に非在来型38.7兆m3など、在来型、非在来型とも世界中に分布しています。 原子力発電が安全規制でコストアップになり、災害リスクやテロのリスクが大きいことを考えると、LNG火力は大規模電源としては最も安く、最も将来性がある電源と言えるでしょう。後述のように海外に比べて高い日本のLNG輸入価格を是正しようする動きや、日本に沢山ある老朽火力発電所を更新し、競争入札も実施することで、発電コストを更に引き下げようという動きも出てきました。 <以下略>
・・・・・・・・・・・・・・・・・ [出典<つれづれに>転載元] 「シェール・ガス革命:日本は米の6倍の天然ガス価格【藤井厳喜】AJER」 http://blogs.yahoo.co.jp/noayt777/31172524.html
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