海に住む熊

戦極も潰れるですか・・・・

十割方格闘技

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格闘技関連の記事が置いてあります。
主にPRIDE・K-1の記事です。
最近PRIDE一色に染まってきた気がする。
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その男、五味隆典

武士道がPRIDEの二軍的位置付けをされ、観客動員にも大いに苦労していた頃。
興行的にはミルコやヴァンダレイ頼み。
今では考えられないほど日本人は人気が無く、そしてなにより弱かった。

負けまくる日本人格闘家の中、一人息を吐き勝ち続ける男がいた。
その男、五味隆典。
アンダーカードながらも、武士道・其の一から皆勤賞で連勝街道を突き進んでいた。
元修斗王者の肩書きがありながら、地味に強いと言う印象で、特に人気は無かったと思う。

やはりアンダーカードで登場のPRIDE四戦目、BTTのファビオ・メロを撃破。
これで4戦4勝4KO。
まだ五味に光は当たらない。

勝利を積み重ねていくも、ファンの支持を得られない五味。
しかし武士道・其の七、転機が訪れる。
vsルイス・アゼレード戦。
あの試合で五味を見直したって人多いんじゃないかな?
当時最強かと思われたブスカペを倒したアゼレードを
さらに倒したことで一気に最強幻想が高まったよね。

この試合の後だよね。五味が異常に人気が出だしたのは。
やっと武士道のエースとしてファンに認められた時だった。
その後、川尻との世紀の一戦を制し、先輩のマッハの屍を乗り越えて頂点へ。
当然人気もうなぎ上り。
もはやそこには不動のエースとして君臨する男の姿しかなかった。

でもさあ、今の人気絶頂の五味もいいけれど、
昔のアンダーカードで出てた頃の人気の無い五味って俺すっげえ好きだったなぁ。

なんていうか、ギラギラしてた。
地味に強くて実力が認知されずらいタイプで人気が無かったから、
強さよりも人気に飢えてたっていうか。
「俺を見ろ!俺を認めろ!!」みたいなね。
とにかく上昇志向の塊のような男だった。

KOを告げるゴングを聞くとマウスピースをリングに叩きつけ、
カメラに向かって「どうだ!」と言わんばかりに指をさす、
コーナーに駆け上がり、勢い余って落ちそうになりながらも 渾身の力を込めてガッツポーズ。
試合勝った後にあんなに嬉しそうに跳ね回る日本人ファイターって中々いなかったよね。
あのコーナーから落ちそうになりながらガッツポーズって凄い 五味らしくて好きだったんだよなあ。
今ってちょっと落ち着いちゃった感はあるよね。

武士道の頂点に君臨する不動のエースになってくれた ってのも勿論嬉しいんだけど、
昔の、上を見てギラギラしていた頃の五味って やっぱり震えるほど好きなんだよなぁ。
俺がファイターならコイツとだけは闘いたくない、と題したわけですが、
今回のテーマは「もし俺が総合格闘家だったらコイツとの対戦オファーは即・断りですよ」
的なファイターを紹介したいと思います。

俺が最も対戦を拒否したいファイター。
そいつはヒョードルでもショーグンでも五味でもない。
ずばりPRIDEライト級(73kg-)のヨアキム・ハンセンだ。

何故かと言うと このハンセン、まったく穴が見当たらない。
立っても寝ても良しと言うか、弱点と言う弱点が無いと言うか。
どう攻めていいのかわからない。
これは困る。

細くシェイプされたその身体は、見た目通りスピードもスタミナもあるし、
(ハンセンって大抵 最初から最後までずっと動いてる。あんまり硬直しないよね。)
それでいてパワーもあるし、腰も弱いわけじゃない。
ライト級GP一回戦ではエドワースにスープレックスを喰らわせてたね。
ありえん。あの細く見える身体のどこにそんなパワーが。
スピードもスタミナもパワーもあるって反則だろ。

それとハンセンを語る上では避けては通れない、スタンドでのあの膝。
機会があったら一度良く観察して見て欲しいんだが、ハンセンの膝って異常に尖っている。
「おまえ改造手術でも受けて膝 細く削ったのか?」って位 尖っている。いや、マジで。
あれは喰らったら一発で意識が霞むだろうなぁ。
一昔前じゃ「タックルに膝を合わせるのは不可能」
と言うのが常識だった気もするが、この男にそんな言葉は通じない。
脅威の当て感で常に一発を狙ってくる。

少し話が膝にそれたが、
ハンセンの一番嫌な所はやはり立っても寝ても隙が無いって所だ。
つまり「どう攻めていいかわからない」
これに尽きる。

だから俺がファイターならヨアキム・ハンセンとだけは闘いたくない。
「今はたいしたこと無いけど、こいつはいずれブレイクするな」と目をつけていたが、
残念ながら埋もれていった選手。今日はそのほんの一握りを紹介しよう。

パヴェル・マイヤー
パヴェル・マイヤーって知ってる人いるかな?
ちょっと前のK-1の地方大会とかに出てた選手なんだけど、
198cm、110kgの素晴らしい体格を持っている選手だった。

もちろん身長体重だけで惹かれたってわけじゃあない。
この選手のどこに目をつけたかと言うと、それはマイヤーの練習映像にあったローキックを見た時だった。

キックミットを二つ重ねて、「二倍ロー」とか言う煽りで練習している映像だったんだが、
その時のマイヤーのローキックと言ったらもう、見たことも無いような威力のローだった。
本当に凄まじい迫力だった。バンナやミルコなんて目じゃない迫力だった。
今でも言える。今まで俺が見た蹴りの中でNo.1の迫力であると。

では何故それほどの蹴りを持った選手がブレイクできなかったのかと言うと、
まあ打撃格闘技って、威力だけあればいいってわけじゃないんですよね。
ゲームセンターのキックマシーンじゃないんだから。
どんなタイミングで当てるか とか、当て感とかも絡んでくるし。

だがこの選手が致命的に駄目だったのは、パンチアイだったって事だ。
典型的に自分の体格を生かした闘い方しかできない選手だったので、
体格が同じ相手とパンチを交わす技術がまるで無かった。

下のレベルでは体格差で闘えてしまっていた、ってのがマイヤーの不幸だった。
なまじ体格差で何とかなってしまっていたので、
しっかりしたボクシング技術を身につけるという必要が無かったのだろう。

ドス・カラスjr
ドス・カラスjr.といえば、公開処刑に駆り出された覆面レスラーという印象しかないかもしれないが、
俺はこの男に異常な期待を寄せている時期があった。
 
何故かと言うと、このドス・カラスjr.と言う男、実に身体つきが良かった。
197cm100kgと言う数値もさることながら、実にいい身体をしていた。
筋肉付き具合のバランスが言いというか、とにかく理想的にゴツイ身体つきだった。

ゴツイ身体つきでありながら、筋肉のつき過ぎていないその身体。
あれだけの高身長で、バランスの良い身体つき。
その均整のとれた身体からは力強さを感じさせながら、なおかつスピード感も感じさせるという矛盾したイメージ。
まさに格闘技をやるのに理想的な体格だと思った。
いや、今でも言える。ドス・カラスJr.が最も理想的な体格であると。

「こいつは練習つんできたらブレイクするぞ!」
と期待していたんですが、結果はみなさんご存知の通り。


今は大したことなくても、いずれ・・・と期待していた選手が
箸にも棒にもかからなかったというのは、まあ僕にとっては良くある話です。
横井宏孝しかり、ヴォルグ・アターエフしかり、HAYATOしかり、
挙げていったらキリないわけですが。

まあ 懲りずに期待できる選手を探し続けようと思います。

裏ベストバウト大賞

表があれば裏がある。
というわけで裏ベストバウト大賞の発表です。

第三位:ズール×戦闘竜
まずは軽くジャブで。
第三位はパンツずり落ちKOを披露したズールへ。
いやこれズールは悪くないよズールは。スパッツ掴む戦闘竜が悪い。
でもあのハプニングはズールの持つ星の下に用意されていたのだと俺は確信する。
いや、きっとそうに違いない。

「ズールだけにズルっといっちゃいましたね」ってやかましいわw

第二位:中村和裕×ヴァンダレイ・シウバ
第二位はクールビズ道衣着用&脱いで即KO という離れ業を披露した中村カズへ。
いや、脱いだと同時にKOを奪ったヴァンダレイに贈るべきか。
どっちにしろアホな内容には変わりないが。
途中までの試合展開ではヴァンダレイ相手に食い下がっていただけに
余計に中村のアホさが浮き出てたよね あれ。
この試合がメインだったのだから今考えると恐ろしい。
まさしく十年に一度のハプニングといっても過言ではないだろう。

第一位:中尾芳広×ヒース・ヒーリング
その「十年に一度のハプニング」すらこの試合の前ではかすんでしまう。
二位以下を五馬身はぶっちぎる圧倒的第一位。
大気圏外へ突き抜ける笑いの衝撃。
もはや説明不要。

中尾への評価?
あえて言おう! カスであると!!
バカの中のバカ、まさにバカのKing of Kings。
今世紀初頭に早くも現れた最大の馬鹿。

それでは特別審査委員長の長州さんから中尾さんへ一言お願いします。

長州(゚Д゚)「なーにがやりたいんだ コラ!」

はい、ありがとうございました〜


懸命なる読者のみなさんはお気づきでしょうが、この中尾×ヒーリングが無ければ
今回の裏ベストバウト大賞と言う企画自体生まれていなかったという事は言うまでもない。
まさに中尾の中尾による中尾のための裏ベストバウト大賞。

今までの格闘技界では、馬鹿キャラ=美濃輪
というのは定説であったが、昨年末

中尾>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>美濃輪

と言う図式が成立した。

一晩にして格闘技界のパワーバランスを塗り替えた裏の超新星・中尾芳広。
今後の動向に注目が集まる。

もちろん悪い意味で。
2005年ベストバウト・其の三の発表です。
ここまで来るともうベストもへったくれも無いな。
いい加減ベストバウト乱発し過ぎな気もするけど、良く見てみたら五味がMVPに入ってない。
こりゃいかんわ。
去年の五味にMVPをあげなきゃ嘘だ、と思ったんでやっぱり其の三 追加です。

ベストバウト:五味隆典×ルイス・アゼレード(一回目)
MVP:五味隆典
試合開始からエンジン全開のアゼレード。
序盤からクリーンヒットを連発。まさに「打撃のファンタジスタ」の二つ名を存分に発揮。
しかし五味は決して後退しない。
相手の打撃を喰らいながらも、むしろ逆に前進し続ける五味。

有効打の数は確実にアゼレードだが、追い詰めているのは五味と言う、
摩訶不思議な状況に。
普通にあれは凄い。

あれだけ殴られたら後退するでしょ普通。
でも五味は前に出るのを止めなかった。
言うのは簡単だけど なかなか出来んよ、これ。

己が身を焦がしつつも、懐の牙に力を込めていた五味。
無論、相手の喉笛を見据えながら。

前回、最後まであきらめなかった川尻をMVPとしたけれど、
この試合の五味にもまさしく、”あきらめないハート”があった。

2人ともあきらめないハートを見せてくれた。
それで さらに勝った五味は なお偉い。

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