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字幕映画のススメ

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(C)2010 Twentieth Century Fox
 
もう公開から半月経過したんで
観られている方も多いのでそろそろ書くとします。
 
ブラック・スワン』(2010)
BLACK SWAN
 
流石に『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)
であのジェニファー・コネリーをメチャクチャにして見せた
稀代のドS監督のダーレン・アロノフスキーの最新作。
どSらしくこれでもかと女優のプライドを破壊したり、イメージを粉砕するような
どぎつい描写はお手のものだろう。絶対変態に違いないはずだ。
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(C)2010 Twentieth Century Fox
 

まずウィノナ・ライダー
彼女のファンではないが、過去の作品では清純派で売ってきた女優だったのに、
この作品の彼女の出演場面は、「負」の要素ばかりで構成されている。
ウィノナ・ライダー扮するバレエ劇団のトップ・プリマドンナのベス
これを団員たちは会話でコケにしてしまう。劇場版の松浦女史の字幕では「更年期障害」となっていたが
オリジナルは「閉経」だ。つまりメンスが上がってしまった女がベスということか。
ニナは「彼女は美しい人なのに」とベスを擁護する発言をするが・・・
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(C)2010 Twentieth Century Fox

そしてベスの部屋の前で凄い剣幕で怒り狂ったベスに遭遇するニナ。
ここからベスの狂気が始まる。
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(C)2010 Twentieth Century Fox

新しい主役の発表パーティの後で酒に酔ったベスに遭遇する。
ベスはアイライナーが流れた「落ちメイク」で登場し
どうやって役を得たのよ!アレをしゃぶってやったのかい!このクソ売女!」
ダーティ・ワードの洪水をニナの浴びせまくる。
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(C)2010 Twentieth Century Fox

そして自暴自棄になり自動車の前に飛び込んで、バレリーナ生命を
失い二度と立ち上がれなくなる。
窮めつけはニナがベスの部屋から持ち出したメイク道具を病室のベスに
返そうとした時にその中の爪ヤスリで自らの顔面を突き刺すおっそろしい場面。
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(C)2010 Twentieth Century Fox

だが主演のナタリー・ポートマンも言うまでも無く犠牲になった。
一番痛そうなのは指のささくれを引っ張ったら指の中ほどまで
皮が剥けてしまう悪夢のようなカット。
劇場鑑賞時、隣の座席の女性は「ひぃ〜〜〜〜〜ぃぃぃ」と声にならぬ絶叫をしてたよね。
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(C)2010 Twentieth Century Fox
 
足の爪が割れたり、便器に嘔吐なども観ていればそんなの屁でもなくなってくる。
ナタリー・ポートマンも『クローザー』などでストリッパー役に挑戦したが
ここまでやらされた映画は無かっただろう。
『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005)では丸坊主になったがそれはまた意味は別だ。
ベッドの上とバスタブの中で二回も自慰シーンを演じさせられたり
ミラ・キュニスとの大胆なレズ・セックスシーンを演じさせられた。
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(C)2010 Twentieth Century Fox
 
ロマン・ポランスキーのサイコスリラー『反撥』(1964)から影響を受けたと
監督自ら語っている。『反撥』は思春期の少女の性の抑圧と嫌悪感からくる妄想に
ハマる主人公(カトリーヌ・ドヌーブ)を描いた物語で
部屋の壁が割れたり、壁から男の手が出現したり、腐ったウサギの肉、
芽の生えたジャガイモなど非日常な描写がこの『ブラック・スワン』とあたかも
融合しているように思えてくる。
 
『反撥』(1964・英)
 
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(C)2010 Twentieth Century Fox
 
 
それにしてもミラ・キュニスが扮するリリーちゃん
彼女の背中に羽根の刺青が・・・タトゥ入りのバレリーナなんかいるのかい?
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(C)2010 Twentieth Century Fox
 
まあ地下鉄の好色ジジイはどこにでもおるけどね。
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(C)2010 Twentieth Century Fox
 
 
フォックス・サーチライト・ピクチャーズ提供
クロス・クリーク・ピクチャーズ

監督: ダーレン・アロノフスキー 
製作: マイク・メダヴォイ 
    アーノルド・W・メッサー 
    ブライアン・オリヴァー 
    スコット・フランクリン 
製作総指揮: ブラッドリー・J・フィッシャー 
    アリ・ハンデル 
    タイラー・トンプソン 
    ピーター・フラックマン 
    リック・シュウォーツ 
    ジョン・アヴネット 
原案: アンドレス・ハインツ 
脚本: マーク・ヘイマン 
    アンドレス・ハインツ 
    ジョン・マクラフリン 
撮影: マシュー・リバティーク 
視覚効果監修: ダン・シュレッカー 
プロダクションデザイン: テレーズ・デプレス 
衣装デザイン: エイミー・ウェストコット 
編集: アンドリュー・ワイスブラム 
振付: バンジャマン・ミルピエ 
音楽: クリント・マンセル 
音楽監修: ジム・ブラック 
      ゲイブ・ヒルファー
 
 
ナタリー・ポートマン 
 ヴァンサン・カッセル 
 ミラ・クニス
 バーバラ・ハーシー
 ウィノナ・ライダー 
 バンジャマン・ミルピエ 
 クセニア・ソロ 
 クリスティーナ・アナパウ 
 ジャネット・モンゴメリー 
 セバスチャン・スタン 
 トビー・ヘミングウェイ
 
 
108分
デジタル撮影(ハイビジョン)
Digital Intermediate (2K)
シネマスコープ・サイズ(1:2.35)
英語
ドルビー・デジタル
日本語字幕:松浦 美奈
 
配給:20世紀フォックス
2011年5月11日(日本公開)
 
TOHOシネマズなんばで鑑賞したけど(デジタル上映)
音響は非常に優れている。
特にチャンネル・セパレーションは良好。 
 
 
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恐怖のオカン バーバラさん登場!
深爪シーンもまたコワイ

  • 下品だよ!
    でもそこがいいんじゃない!
    オッサン=HKとしていないのが意外
    自分のことだと分ったんですね

    [ HK ]

    2011/5/29(日) 午前 9:35

  • とっても楽しいエログロ映画に見えますね〜〜
    女性にとって「更年期障害」よりも「閉経」の方がキツいね〜
    女終わりって感じがして、目の周り真っ黒にして発狂したくもなりますw

    チュパチュパオジサンはココにも居ますか?

    くらげ

    2011/5/29(日) 午前 9:44

  • 「しゃぶったのかい??」の顔、怖すぎですw
    ウィノナさん、こんな顔させられてたんだな〜
    よくよく思い返してみると、スゴいシーンの宝庫ですね、この作品。

    HERO-K

    2011/5/29(日) 午前 10:19

  • 顔アイコン

    あくびさん
    ナタリー・ポートマン
    ここまでやってオスカーあげませんて
    言われたらやってられないだろうね。

    GH字幕

    2011/5/29(日) 午後 10:45

  • 顔アイコン

    るなmoonさん
    はい、オナゴは凄い生き物です。
    好きだけど・・・・。(但し閉経前の方のみ)

    GH字幕

    2011/5/29(日) 午後 10:47

  • 顔アイコン

    HKさん
    下品だよ!ウィノナも!そこがいいんじゃない!

    オッサンじゃないよ、ジジイだよ、ジジイ!
    30年後のあなたの姿だ!ステキだよ(裏山水♪)

    GH字幕

    2011/5/29(日) 午後 10:50

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    くらげさん
    閉経って女としては終わりなの?
    勃たなくなった男と同義語なんかな。
    目の周り真っ黒は近所にいっぱいいますが・・・

    >チュパチュパオジサンはココにも居ますか?
    はいあなたの真上に。

    GH字幕

    2011/5/29(日) 午後 10:54

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    HERO−Kさん
    もうエゲツない場面の宝庫ですなぁ〜
    家族団らんで鍋でもつつきながら
    鑑賞するのに理想的な作品でございまするよ。
    憂醜映画協会推薦作品やデ。

    GH字幕

    2011/5/29(日) 午後 10:59

  • 母親役のバーバラ・ハーシーを、エンドクレジットを見るまで気がつかなかったのが1番のショックでした…。
    生真面目な性格というのはナタリー自身に近くてリアル感がありますね。
    最後のシーンも幻想の中?
    ポチ!

    ギドラキュラ

    2011/5/30(月) 午前 1:19

  • 白鳥と黒鳥でダブルポチ♪

    ギドラキュラ

    2011/5/30(月) 午前 1:21

  • 顔アイコン

    キングギドラさん
    バーバラ・ハーシーさん
    口元のシワが目立ってしまって・・・・
    『去年の夏』からはや40年も経ってしまいましたから。
    『受胎の契約』も印象的な作品でした。

    最後のシーンは幻想?それは観た人の印象でしょうかね。
    ダブルポチありがとうございます。

    GH字幕

    2011/5/30(月) 午前 6:06

  • 顔アイコン

    まだ観てないんですが、この恐怖画像の数々に、期待値あがりまくりです〜!
    ナタリー・ポートマンの熱演はたくさん伝え聞いていましたが、ウィノナがこんなに頑張っていたなんて!?
    今朝も某TV番組で「女性に大人気な映画」として紹介されていました。
    いわく、ドロドロなドラマが女性たちに受けてるとか。
    私も早くドロドロ体験したいです♪

    -

    2011/5/31(火) 午前 8:07

  • こりゃまた、凄い絵を繋ぎましたね〜(笑)
    映画さんがきたら泣きますよw
    噴出しと効果音が凄すぎますからw
    TBさせてくださいね。

    pu-ko

    2011/5/31(火) 午後 1:47

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    やまねんさん
    本編はフキダシも擬音もないですが
    画像はいじってません、あのままです。
    ウィノナは女優生命を賭して頑張っております。
    (全く話題にも上りませんが・・・)
    そーです、肉食女子の次にやって来るのが
    ドロドロ女子です。劇場でドロドロ体験してください。

    俺の尊敬する大嫌いな井筒和幸監督の名言
    「部屋でDVDで鑑賞するノリと違うデ 行って観る事や
    その映画は一生忘れへん。つまり映画は鑑賞じゃなくて
    体験だったと言う事です。」ドロドロ〜♪

    GH字幕

    2011/6/1(水) 午前 1:23

  • 顔アイコン

    pu-koさん
    ちょっと日本向けにアレンジしちゃいました。
    映画ちゃんはアロノフスキー監督と正反対のドMですから
    きっと泣いて喜ぶでしょう♪
    TBありがとうございます。

    GH字幕

    2011/6/1(水) 午前 1:25

  • 顔アイコン

    ひゃ〜・・改めてコワイ・・コワイ・・
    写真見られない
    ウィノナさんといえば私の中では”エイジ・オブ・イノセンス”
    のあの美しいお姿なのでもーびっくりでした。
    でも怖かったけど、映画としてはとても良かったです。
    TBさせてくださいね。

    car*ou*he*ak

    2011/6/1(水) 午前 9:30

  • 顔アイコン

    カルさん
    はいウィノナがとても美しかったのは認めます。
    でもベティ・ディビスもジョーン・クロフォードも過去は
    絶世の美人だったけど・・・『何がジェーンに起こったか』
    をご覧になればわかります。時間とはとても残酷なもの。

    GH字幕

    2011/6/1(水) 午後 10:33

  • 顔アイコン

    爪の皮をはいだり、ゾンビ、ホラー映画か?と思いましたよ(爆)。

    あはは、監督がそういう趣味(ヘンタイ)の人と聞けば、納得です。

    それにしても、これでもかぁ〜と女優を痛めつけますね!

    ↑え、バーバラ・ハッシー!(時間の怖さ?を感じます)。

    TBさせてください。

    fpd

    2011/6/10(金) 午前 8:29

  • 顔アイコン

    fpdさん
    はぁい、絶対監督は変態ですし
    ウィノナ・ライダーはマジでガチやってますね。
    あれは演技じゃないと思う!
    TBありがとうございます。

    GH字幕

    2011/6/10(金) 午後 8:39

  • やっぱウィノナ・ライダーキャスティングしたとこが
    最高に残酷ですよね〜♪
    ああむごい映画^^;
    TBお返し

    ちゃーりー・わかめ

    2012/3/23(金) 午後 9:20

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