希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考える、和歌山大学江利川研究室のブログです。

英語教育

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6月10日(土)和歌山大学で2つの英語教育研究会

6月10日(土)の午前と午後に、和歌山大学教育学部で2つの英語教育研究会があります。

どなたでもご参加頂けますので、ぜひお越し下さい。

新英語教育研究会和歌山支部の総会・研究会

6月10日(土)午前10時より12時まで

和歌山大学教育学部人文棟4階 英語合同研究室(人文410)

イメージ 1

プログラム

1。新英検和歌山支部昨年度事業報告、会計報告及び今年度の事業計画について
2。参加者自己紹介及び研究や実践の交流

3。佐々木敏光先生(関西医療大学・阪大博士課程)の発表

1.題目:日本語のオノマトペ ( Japanese onomatopoeia )

内容:日本語は英語と比較するとオノマトペが多く,このことは外国人が日本語をマス
ターするのを難しくしていると言われています.私たちが日常生活の中で使っている日
本語のオノマトペと英語のオノマトペを比較します

2.題目:論文発表における「研究の目的」と「結論」の整合性

内容:論文発表(卒業論文を含めて)では,研究の目的と結論の間に整合性を持たせる必
要がありますが,両者の間に齟齬が生じることがあります.専攻分野が英語であれ,他の
分野であれ,目的と結論の間に整合性を持たせるにはどのようにすればよいのかを考え
ます.また,発表用スライドの作り方についても触れたいと思います.

4。中西毅先生(和歌山県立工業高校)の発表

「和歌山県中3生英検全員受検の実態」

 和歌山県の市町村立中学校で税金による中3生英検全員受検制度か始まって今年で3年目となります。この制度により本当に県内の生徒たちの英語力や学習意欲は向上したのか?中学校で全員受検を体験した高校生のアンケート調査や県の統一テストの成績の変異から実態に迫ります。
 なおつかみとして、わたしが授業教材として取り上げたQueenの We will rock you の歌詞の解釈を協同学習的アプローチで深める実践の実演もやらせていただきます


和歌山英語教育研究会

13:30〜16:30(ただし、役員は13:00より役員会)

会場:和歌山大学 教育学部棟 L-105教室

内容:
13:30 総会(会員のみ)
14:00 受付

14:15 発表1

タイトル:「新学習指導要領(外国語)を読み解く」

発表者:江利川 春雄(和歌山大学)

要旨:2017年3月告示の新学習指導要領は、「主体的・対話的で深い学び」をキーワードに、思考力・判断力・表現力の育成、指導法・評価法の転換、外国語活動の早期化と教科化、中学校での語彙の実質2倍増と「英語で授業」など、かつてない大改革を盛り込んでいます。他方で、改革に必要な予算・人員確保の困難、教員の多忙化、教員研修の不足、効果への疑問、学力格差への懸念など問題山積です。まずは現状を正しく認識し、対応を考えていきましょう。

14:45 質疑応答
15:00 休憩

15:10 発表2

タイトル:「協同的な英語授業に対する分析モデルの提案とその検証」

発表者:丹羽 温子(和歌山大学大学院)

要旨:本研究は、協同学習を取り入れた英語授業を分析するための量的・質的モデルを提示し、それに基づいて中学校の協同的な英語授業を分析、考察することを目的とする。授業に欠かせない「主体的・対話的で深い学び」を充実させるためには、協同学習が有効である。しかしながら、授業や学びの質が大きな転換を迎えているにもかかわらず、従来の授業分析は講義式を基本モデルとしているため、協同学習による授業に対しては適切な分析ができない。加えて、従来の量的分析は、発言の質が大きく異なっていても、カテゴリー内では同じ数値として検出される危険性がある。一方で、質的分析のみでは、生徒がどれだけ能動的に学習に取り組んでいたかを明確なデータとして提示できないという問題点がある。そこで本発表では、まず量的・質的両方の観点から、協同学習にふさわしい新たな授業分析方法を提案する。次に、この分析法の有効性を検証するために、実際に協同学習を取り入れた公立中学校の英語授業を分析し、その結果について考察する。

15:30 質疑応答
15:40 休憩

15:50 発表3

タイトル:「英語教科書における批判的思考力の育成−日米の英語教科書の設問比較を通じて−」

発表者:孫工 季也(和歌山大学大学院)

要旨:本研究は、日本とアメリカ(ESL)の英語教科書が批判的思考力(CT)をどのように育成しようと試みているのかを明らかにするものである。近年の情報化社会において、膨大な情報を批判的に吟味し選択する能力の必要性が増している。その一方で、OECDの調査から明らかになったように、批判的・探究的な思考を活用している日本の生徒の割合は加盟国中で下位に位置している。こうして、学習指導要領では思考力・判断力・表現力の育成が強調され、英語教育においてもCTの重要性が認識され始めてはいるものの、検定教科書ではCTを育成する設問が依然として少ない。他方で、アメリカでは1960年代からCTの育成が重要視され、その傾向が現代のESL用英語教科書内にも色濃く反映されている。本研究では、日米両国の教科書内の設問を比較する。

16:10 質疑応答
16:20 諸連絡
16:30 閉会

資料代:会員無料・非会員一般300円・学生200円
入会:年会費(一般1,000円・院生・学生700円)
※資料代・年会費に関しましては改定される可能性があります。

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ホームページ:
http://www.nnc.or.jp/~waset/

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