ナイジェリアの生活日記

ナイジェリアに出会って10年。ナイジェリアでの日常生活を綴ります。

全体表示

[ リスト ]

映画「ブラッド・ダイアモンド」に関連して、あちこちのNGOが面白いサイトを用意している。
例えば、アムネスティ・インターナショナル
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=959
映画の舞台はシェラレオネですが、このアムネスティのサイトにあるように、紛争を支えたダイヤモンドはシェラレオネだけでなく、アンゴラ、コンゴ、リベリア、コートジボワールと、他のアフリカ諸国にもある。映画にも出てくるけど、紛争ダイヤモンドではなく、正しく取引されたダイヤモンドの認証制度である「キンバリープロセス」を促進する活動も、このサイトから分かる。

英語のサイトでは、カナダのNGOにこんなのがある。
http://blooddiamond.pacweb.org/
ここは、なかなか気合が入っている。ダイヤモンドについてたくさん情報がある。
そして、面白いのが、「開発のためのダイヤモンド・イニシアティブ」。
ダイヤモンド鉱山労働者は過酷な状況で働いていて、1日に1ドルも受け取れず絶対的貧困状況にある。一方で、ダイヤモンド取引に従事する人々は富を蓄えていく。ダイヤモンド鉱山付近では土壌浸食、環境破壊が起こり生活環境は最悪。鉱山で働くために家族は離散するし、鉱山労働者相手の売春、結果としてHIV/AIDSの蔓延、といった状況を引き起こす。もちろん労働者の働く環境は最悪。このダイヤモンド・イニシアティブは、ダイヤモンド鉱山労働者のこういう状況を改善し、ダイヤモンドに見合った報酬を労働者が受け取れるように、という支援を提案している。
鉱山労働者が基本的教育を受けれること、労働者の状況改善のための法律の整備、鉱山労働者がクレジットを借りれるようにする、正当な販路の確保などなど。

ダイヤモンドが紛争を支えている面があるから、ダイヤモンドを買わない、というアクションだけでは、ダイヤモンド鉱山労働者は職を失ってしまう。そうじゃなくて、紛争に寄与しないダイヤモンドの生産ルートを確保すること、労働者の環境を改善し、ダイヤモンドを貧困からの脱却に利用すること、が、開発の視点から見て大切なんだろうなあ。

地域にある資源を、生活の向上に役立てていくこと。ダイヤモンドだけじゃなくて、それは石油だったり、コーヒーだったり、資源があるのに、そこに住む人やそれを生産する人に裨益しない状況があちこちにあるけど、少しずつでも、地味な作業でも、生活の向上に役立てられるようなアクションをとりたいなあと思う。

この記事に

閉じる コメント(1)

はじめまして先日ブラッドダイヤモンドの映画を見て色々と考えさせられました。この記事を読んでいて大変勉強になりました。

2007/4/20(金) 午後 8:44 アズリン 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事