現代美術と骨董のお話

僕がブログを見るのは、毎週金曜日。コメントの回答が遅くなります。ご容赦下さい。

現代美術

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西本剛己氏の作品は、一見、不気味です。
作品が自宅に飾られていたら違和感がありましょう。
(違和感とは?については、次回以降書きます)

エネルギーがあるのです。

私は、毎日、西本作品と暮らしています。
精神のリズムの強弱に影響がありそうだ、
と最初の頃は思っていました。

しかし、4年暮らして漸く理解したのです。
人間的というか感情的色彩を有していない?

無意識な世界から意識の世界へ注ぎ込まれたエネルギー
みたいなというのでしょうか?

で、作品と対峙した時、その人の感情と
初めて混ぜ合わせられて行くようなのです。

変てこな(陳腐な)表現でしょうが?
作品の中に西本氏自身の愛を感じるのです。

どんな色と皆様は対峙されるのでしょうか。


――・――・――・――


画廊主コレクションによる西本剛己展2001・9/6-9/18
スペース-U(館林)の画像を紹介します。

作品解説は、西本剛己氏のHpをご覧下さい。

http://www.artlabplus.com/

第1画像は展示風景です。

第2画像は
ゲーテ:ファウスト 1990 (下名所有)
横光利一:旅愁 1990

部屋の壁には、
燃やした本をブリキの缶に入れてとりつけた
2つのコンクリートレリーフが掛けてあります。
作家にとって思い入れの深い、ゲーテの「ファウスト」、
横光利一の「旅愁」などを封印してあります。

第3画像は
ドメスティック・ラジエーター(コミュニケーション開発装置)
1991

この作品は1990年「まだら牛10616-10621:図書保管所」の作品発表において、
美術手帖(BT)に展評が掲載されましたが、
作家の制作意図とはあまりにも掛け離れた評論でした。
そのページが反転して箱の中に貼られています。
捻じれた関係をもとに戻そうと…。

この作品は、西本氏がBTに書面にて申し入れをされました。
その写しを下名は持っています。
この作品の背景が良く分かる資料となっています。

大変興味深い内容です。
いつかご紹介できる機会がありましたなら…。

画廊主!私は、この作品に手を挙げますよ。

皆様、良いコミュニケーションをとって休日をお過ごし下さい!
次回は、画廊主のところで開催された西本氏個展の様子をご紹介します。

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私がこの世界へ大きく踏み込む理由となった
作家の紹介です。

西本剛己氏の作品をご紹介します。

私は、西本剛己氏と豊嶋康子氏の作品によって
現代美術に関し取り組む決意をしました。

豊嶋氏とは2度お会いし、
作家の姿勢や考え方を肌で感じました。

私達の日常での行為がアートになり得る。
この点では、作品はボイスを凌ぎます。

ボイスのように自分自身を社会彫刻の表象とした点だけは、
全くありませんが…。

西本氏は、神秘の力を信じ、畏敬すること。不条理を。
日常と非日常の境界を
複合、重層的な知を持って表現します。

それは、現在、今、私たちはここにいる、
ということをはっきりと自覚している立場なのです。

だからこそ、そこには時間(流れ)・存在(語り・形)がより明確に、
今の私達に伝わるのです。

追々、書いていきます。このシリーズは数回続きます。

画廊主コレクションによる西本剛己展2001・9/6-9/18
スペース-U(館林)の画像を紹介します。

作品解説は、西本剛己氏のHpをご覧下さい。

http://www.artlabplus.com/


――・――・――・――


第1画像は展示風景です。

第2画像は
PCUN-02:PCUNハ芸術ノアタラシイ社会的役割ヲ提供スル
1994 石板は50x35x7cm
白大理石および黒御影石にサンドブラスト、CDにホットプリント etc

この作品は、売るとその代金を国連への寄付が義務づけられています。
詳細は、作家Hpをご覧下さい。

画廊主!今春のオープン記念展でこの作品を売却しませんか?
もちろん私が直ぐに手を挙げます。
人生でお布施することは大事ですよ!ガハ。

第3画像は
STILL LIFE
スティルライフ(静物)
1999
81x123x41cm
焼いたバイオリンケース、オルガンの部品、
コンクリート、アクリルにシルクスクリーン etc.

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2月17日で、現代美術蒐集満4年となりました。
この短い期間で、多くのお方のお力添えを頂きました。
有難いことです。

特に画廊主様にはお世話になりました。
この紙面をお借りして衷心より感謝を申し上げます。

そして、ブログを見て頂ける、皆様にも大感謝です。
このブログは、素人の一念発起、
現代美術を少しでも身近に感じて頂ければ、
との思いから開設致しました。

続けてこられたのも皆々様のお陰です。
有難うございます!

満5年にむかい、ご紹介する作品は…
戦後美術の巨匠鶴岡政男氏です。

日本美術史を学ぶと必ず登場する「重い手」の作者です。
この作品画像は、ご自身で検索してみて下さい。

昨年群馬県立館林美術館では、
生誕100年を記念して鶴岡政男展が開催されました。

その関連記事をご覧下さい。参考になります。
http://www.gaden.jp/info/2007/070417/0417.htm

鶴岡氏には有名な言葉として「金太郎飴は描かない」と言いました。
実際にさまざまな表現を実験されました。

実は、随〜分長文で原稿を書きましたが、
割愛しました。あまりにもクドイ、と。

パステルは鶴岡氏自身が喰うために描いたものです。
楽しげで分かり易い作品が多くあります。
その中でも不思議な感覚のパステル画があるのです。
今日、ご紹介する作品はそんな作品?


――・――・――・――


画廊主コメント抜粋です。

鶴岡政男のパステル・超抜群!

この作品は一年以上前に入手し好きで持っていたのですが…
その後館林の群馬県立近代美術館で鶴岡政男展があり、
カタログを買ったはずが今、見あたりません。

彼の代表作『重い手』…これは将来、
国宝になっても良い作品と私は思っているのですが…
その絵を見れば、教科書にあったあの作品だ!と、
思い出すかと…

鶴岡政男  『馬と人』(作品の裏に記載)
シートサイズ 380×270 マット内サイズ
353×252mm  状態は抜群です! 左下にサイン

このパステル、マチエールが素晴らしく、
それをご覧にいれようと第3画像をアップに…
でも、そのイメージ、うまく現せず…本当に良い感じですョ!

人と馬ではなく、『馬と人』とするところなんか、
鶴岡さんらしくてグーです!

作品の裏に英語でも記載が…
彼、このようなパステル、1960年代にたくさん描いたのですが、
そのため喘息になってしまったとか…
描いては消し、また描いてはパステルの粉を息で飛ばしたりしている内に、
病に…でも油彩と違ってこちらの方は、当時ボチボチ売れたとか…

詳しい内容について確認したかったのですが、カタログが見つからず…
なお、第3画像・マットに近い額の一部、
小さく欠けていたので私が漆で補修を…
少し赤く見える部分です。

良い作品ですし、額もお似合いです。
(抜粋)

よ〜く、画像をご覧下さい。ガハ。
なんとも短足の馬と子供が現れてきます。

そして、パステル以外に水彩も使われたのか、
毛羽立ち、塗りこめられ、塗りこめられ…輝き…
執拗に一針、一針のごとく描き込められているのです。

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私、来月で現代美術を知り4年となります。
この4年間で多くの作家、作品に触れることが出来ました。
画廊主には大感謝しています。

その中の巨匠の一人、ジョン・ケージの作品をご紹介します。

以前ケージを紹介した過去記事もお時間があれば見てくださいませ。
http://blogs.yahoo.co.jp/gigei10/50622611.html

ジョン・ケージの銅版画・傑作です!

ジョン・ケージ  『Global Village 1〜36』
スモークした紙にエッチングとアクアティント
Ed.15の3番  (49×2)×66cm 1989年 状態は良いです!

これは、焦げ茶色の紙に、燃やした新聞紙を乗せてプリント機に掛け、
その後に銅版を摺った作品で、1点1点その焦げ方が違い、
エディションは15ですが、それぞれモノタイプのような感じで愉しめます。

昔、ケージ命という方に、これと同じシリーズで、
グレーの作品をご購入頂いたことがありますが…
その方の音楽に関する情熱と造詣の深さは、
美術に関する私のそれを遥かに凌駕しており、どうもブが悪いです。

サインは右下に…で、題名は下の真ん中、
それからナンバーは左下にあります。

また、実際の色はもっと品が良く、
コーヒーを何度も入れたドリップの布を濃くしたような感じです。
解るかな…?

これは2枚組の作品です。
作品上方の緑のシワは、カーテンが写り込んでいるもので…
真ん中から下の方のシワは、
新聞紙を燃やしたのをローラーにかけた際に出来たものと思います。
それは作品の内ですから、問題ナシ!

なお、この作品を見ておりますと、’50年代初期にケージが作曲した
『プリペアード ピアノ』が聞こえてくるような気が…
(抜粋)


――・――・――・――


図形記譜の作品です。

ケージを語る術は持ち合せません。私は正直者です。
ご自身で…ガハ。

書籍より抜粋します。

ケージ創作の四概念は、
構造:全体の部分への分割
方法:音符から音符への手順
素材:一つの曲の音と沈黙
形式:一つの連続体の形態

そのことを、他に、
素材:詩における言葉。実生活における肉体的な違い、異なった衣服
構造と形式:詩にソネット構造を用いても個々のソネットは、各々の生と死の行(ライン)
(生命線)=形式、を持つ。
人間と言う構造はみな共通だが、生き方、生活の形式は、
各々個人的に違う。
と説明しています。
(抜粋)

ネ!?・・・。ガハ。

この作品は、版画による偶然性や種々の束縛から解放された・・・
との狙いがありましょう。

楽譜ですが、
線が音の強弱、持続に関わることでしょう。
線として時間を分割し、音と沈黙を分けました。
そして組織化した図形楽譜が生まれます。

そこには演奏者が個々の音が響く…見つけていく。
個々人は違うのだから・・・と。

少し強引でしたね。
私の能力で書くとさらに紙片10枚は越えます。

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明日から12月です。今年、皆様はよい年でしたか?
あと1ヶ月あります。大いに今年を楽しんで下さいませ。

この企画もトリとなりました。
BEUYSです。

画廊主カタログより抜粋です。

ボイスが僕らに残したもの。
それは、彫刻やドローイング、数多くのマルチプルやポスター
といった物質的なものではなく、それら作品の内側に込められた
精神的エネルギーを、いかに大きな力へ発展させるのかという、
今生きている僕らに対するエネルギーではないかと思います。
考えること。行動すること。伝達すること。
人間本来の姿を見つめ直し、ありうべき生存のヴィジョンを構築すること。
その為の勇気を持つこと。
ボイスがやろうとした彫刻は、単に素材を形象化する従来の
彫刻などではなく、僕らの生きている社会そのものを、
人間の精神のあり方によって変えていく、
そういうものです。
その為にあらゆるメディア―彫刻、ドローイング、マルチプル、
ポスター、ヴィデオ、映画、討論会、アクション、レコード、
絵はがきに至るまで―を駆使し、あまり長いとはいえない人生を、
64才にして終えました。
(以下割愛します:ボイスについて簡潔に纏められた文章。
ボイスはフルクサスの活動から影響を受けながらも
伝える内容の違いがありました。
このことについてはいつか書きましょう)


――・――・――・――


作品:Bear「熊」 1982年
カラーリトグラフ 765×400mm Ed.75
(私の所有作品は、ボイスが友人に贈られた作品)

木の葉の中に森の王である熊が儚い感じ(小さく細く)で、
描かれています。

今、人類の季節が到来していると思います。
微生物、植物、昆虫、恐竜、動物の季節と
地球は色々な季節を育んできました。

眺めてみれば、この世界、この地球は本質的に厄介きわまりない
問題をいくつも抱えています。

世界規模の環境、人口問題、
人を救済するために生まれた宗教による民族間の紛争、…。
解決のめどは…そして我々の皮膚的な予感で捉えられそうなほど
短いタイムスパンの中で失われようとしている地球が
思い浮かびます。

人間の存在を証してきた地球が、折角、育んだ文明故に消滅?

今、私たちの共通認識は、地球は有限でしかないということであり、
獲得すべきは、その認識を踏まえた、
グローバルな新しい価値観なのでしょう。

単純なことだと思います。
根源的な願いは「生存」でしょう。

動物を見れば分かりましょう。種の保存と維持。
人間とて例外ではないのです。

哲学の主題である「存在」と「時間」を考えながら。
この作品を、木の葉の中の儚い熊を、
気忙しい12月に見るのもまたおつなもの?

人がこの世にあるのは、
今のエゴに基づいた欲望を満たすだけではなく、
自分の存在を与えてくれた先祖の期待に成就することでありましょう。
そして次に生まれてくることを期待する子孫のためだという、
大きな存在の意義を考えてみることに繋がりましょう。

このブログも足利へのアートの旅から
一気に地球の問題まで来ちゃいました。
能天気には荷が重過ぎました。ガハ。

ゆえに?私は、温泉(志賀高原奥の山中)でボーッとしてきます。

来週は、くつろぎモード記事を掲載いたします。
是非、また見に来て下さいませ。

皆様、良い週末をお過ごし下さい。


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