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明日から12月です。今年、皆様はよい年でしたか?
あと1ヶ月あります。大いに今年を楽しんで下さいませ。
この企画もトリとなりました。
BEUYSです。
画廊主カタログより抜粋です。
ボイスが僕らに残したもの。
それは、彫刻やドローイング、数多くのマルチプルやポスター
といった物質的なものではなく、それら作品の内側に込められた
精神的エネルギーを、いかに大きな力へ発展させるのかという、
今生きている僕らに対するエネルギーではないかと思います。
考えること。行動すること。伝達すること。
人間本来の姿を見つめ直し、ありうべき生存のヴィジョンを構築すること。
その為の勇気を持つこと。
ボイスがやろうとした彫刻は、単に素材を形象化する従来の
彫刻などではなく、僕らの生きている社会そのものを、
人間の精神のあり方によって変えていく、
そういうものです。
その為にあらゆるメディア―彫刻、ドローイング、マルチプル、
ポスター、ヴィデオ、映画、討論会、アクション、レコード、
絵はがきに至るまで―を駆使し、あまり長いとはいえない人生を、
64才にして終えました。
(以下割愛します:ボイスについて簡潔に纏められた文章。
ボイスはフルクサスの活動から影響を受けながらも
伝える内容の違いがありました。
このことについてはいつか書きましょう)
――・――・――・――
作品:Bear「熊」 1982年
カラーリトグラフ 765×400mm Ed.75
(私の所有作品は、ボイスが友人に贈られた作品)
木の葉の中に森の王である熊が儚い感じ(小さく細く)で、
描かれています。
今、人類の季節が到来していると思います。
微生物、植物、昆虫、恐竜、動物の季節と
地球は色々な季節を育んできました。
眺めてみれば、この世界、この地球は本質的に厄介きわまりない
問題をいくつも抱えています。
世界規模の環境、人口問題、
人を救済するために生まれた宗教による民族間の紛争、…。
解決のめどは…そして我々の皮膚的な予感で捉えられそうなほど
短いタイムスパンの中で失われようとしている地球が
思い浮かびます。
人間の存在を証してきた地球が、折角、育んだ文明故に消滅?
今、私たちの共通認識は、地球は有限でしかないということであり、
獲得すべきは、その認識を踏まえた、
グローバルな新しい価値観なのでしょう。
単純なことだと思います。
根源的な願いは「生存」でしょう。
動物を見れば分かりましょう。種の保存と維持。
人間とて例外ではないのです。
哲学の主題である「存在」と「時間」を考えながら。
この作品を、木の葉の中の儚い熊を、
気忙しい12月に見るのもまたおつなもの?
人がこの世にあるのは、
今のエゴに基づいた欲望を満たすだけではなく、
自分の存在を与えてくれた先祖の期待に成就することでありましょう。
そして次に生まれてくることを期待する子孫のためだという、
大きな存在の意義を考えてみることに繋がりましょう。
このブログも足利へのアートの旅から
一気に地球の問題まで来ちゃいました。
能天気には荷が重過ぎました。ガハ。
ゆえに?私は、温泉(志賀高原奥の山中)でボーッとしてきます。
来週は、くつろぎモード記事を掲載いたします。
是非、また見に来て下さいませ。
皆様、良い週末をお過ごし下さい。
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