海の詩 The song of the sea

旅行も行かないし、ダイビングもしません(きっぱり)

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お米の食味試験に、昨年から参加してます。

ほぼ毎日、お昼休みに会議室に集まって
黙々とご飯を食べます。
お米の収穫が終わった冬限定のイベントです。

昨年は、黙々とよく噛んで味わっていたら
歯の詰め物が取れてしまいw
それからはしばらくお休みしてましたが
歯の治療も終わったので
今年はなるべく休まないようにと参加してます。

うちんとこは、北海道米の『ななつぼし』を基準にして
つや、白さ、粘り、軟らかさ、味、総合評価を答えます。
それほどまずくも無く、かといってハイグレードってわけでもない
標準的なお米を使っているのかと。
多府県だと基準米は違う品種だと思います。
ちなみにななつぼしは、近くのスーパーだと1700円/5kgの売価です。
特Aのコシなんかだと2000円台前半位。
なので、ななつぼしは北海道では味とコスパに優れた品種として
需要のあるお米です。普通に美味いので。

試験の話に戻ります。
食べるのは、だいたい10サンプルです。
試験中は、自分が今何のお米を官能評価しているのかは、当然わかりません。
品種名で恣意的な判断をしてはいけないからです。バイアスってあるから。
部屋の隅っこに、品種や炊き方を書いた表がはってあるんですが
それを見るのは、評価が終わってからという暗黙の了解がw

それほ見て「ああ、やっぱり」とか「そんな馬鹿な?!」と
自分の味覚を疑っちゃうときもありますが
また、前日の結果を簡単に統計処理した結果も張り出されていて
評価のばらつきなんかもわかります。
まあ、激しくずれることはなくて、みんな似たり寄ったりで
品種ごとの味には一定の傾向があることが覗えます。
馬鹿な、、のときでも、大きく外れたりはしてませんw

一応、東日本のお米を中心に全国津々浦々ですが
半分くらいは品種改良中の、名前が無く番号しかついてないようなのとか
これは明らかに人が食べるものではないような、、うーん、、というのとか
明らかに、米粉とか加工するお米だろうな、、というのも。

しかし、飛びぬけて美味いという品種はあります。
自分の中でも、毎回別格の感じがするお米があるのですよ。
白さも際立っているし、つやもよい。
噛んだときのやわらかさや粘りも心地よく、ふんわりしていて
味が、、えぐみが無いというか、ぬか臭さがほとんどなく
思わず「うーん、、うまいわ、、」とつぶやいてしまうほど。

それは、北海道米の「ゆめぴりか」というお米です。

多分、本物の魚沼産コシヒカリにも引けをとらないか
もしかしたら、それ以上かもしれません。値段もw
実際に、ある日、全国の特A米ばかりが並んだ日でも
コシヒカリ、ササニシキ、おぼろづき、つや姫などなど、、
これだけは文句なしに美味いと思いました。

その後、ゆめぴりかは、何度か供試されてますが
やはり、飛びぬけて美味いのには違いなく
「今日はこれが美味かったな、、」というのをリストで確認すると
かならず、自分がプラス評価をしたものの中にあるんですよ。
うーん、、自分の舌は案外正直なんだろうなと思うし
これだけ違うと、食べた瞬間に「あ、これ、ゆめぴりかだ」って
わかるんじゃないかと思いました。

マツコデラックスさんもCMに起用されてて
知名度も上がっている今、ぜひ食べてほしいお米です。


で、私が普段食べているお米なんですが
実はゆめぴりかではないんですが
まあ、はっきりいって、負けないくらいうまいですよw
というのも、お米がおいしい条件は品種だけではないからです。

まず炊き方の問題。
多少スタンダードな品種でも、炊き立ては美味いんです。
炊いて10分以内で、保温無しなら、現在に食用として
日本で流通しているお米なら、よほどの事が無い限り普通に美味いです。
あと、最近はやっている高機能高価格帯の炊飯器、、あれはすごいw

保存の問題。
品質が低下しないように配慮されて保存されたものは
5年前のお米だって美味いんですよ。びっくりですよw
逆に、食卓に上るまでの品質管理のいかんによって
おいしいはずのお米がとんでもないことになる可能性も。
家庭での保管はなかなか難しいので、買いおきとかはダメだし。
ちゃんとしたお米屋さんで、消費ペースにあわせて買うとかね。
精米したては美味いです。

お米そのものの成分。
これは品種に関係することなんですが
同じ品種でも、成分にばらつきがあります。
工業製品じゃないので、当たり前のことなんですが
肥料の量や、その年の天候、生産地の違い(土や気象)で
農家さんも、がんばっておいしいお米を作ろうと努力しているのですが
差が出ちゃうんですよね。
産地とか、気にする人がいるのはこのためです。
適地適作なんですよね、、この壁を乗り越えるのはなかなか難儀で。

そして最も大きな要因は、自分の好みです。
お米のおいしい、には個人の味覚が反映されます。
粘りが大事とか、少しぱらっとしてるほうがいいとか
入れ歯の人なんかは、軟らかいほうが食べやすいだろうし
軟らかく炊いたときに、後味よくふんわり炊ける粒ぞろいのよさとかね。

あと、そうだな、、ファミレスとか外食産業の人たちは
それに加えて、いろいろと商売繁盛のために条件があるみたいだし
冷食向けとかもあるわけだし、、アレルゲンフリーなんかもほしいとかね。

まあ、一番よいのは、少量パックを買ってみて
自分の普段の炊き方で食べてみて
美味いなーと好印象を持ったお米を食べることかと思います。

お米屋さんだと、おいしく食べていただけるように
異なる産地や品種のお米をブレンドしていたりもするので
お米屋さんに、自分の好みを伝えてみるのもよいかと。
ブレンドによって、単体にはない味わいに変わるそうなので。
自分でブレンドしてみるのも興味深いかも知れない。
コーヒーみたいだなぁ、、


で、自分が普段食べているのは
秋田県の大潟村の5件の農家さんが生産し毎月定期発送される
特別栽培のあきたこまちです。
大潟村は早くから、産直米に取り組んでいる地域で
昨年、仕事の関係で見てきたんですが
その時に、なんかこう思うところがあって
お休みしていたのを復活させたのでした。

白さや、つやが良いのと
お米をふるいにかけるときのふるいを
少し大きめのものにしているとかで粒が揃ってて
お米がしっかりと自己主張している感じに炊き上がります。

お米の状態が良いのは、生産から流通まで一貫していることとか
おそらく、ふるいだけでなく色でも米を選別していて
きれいな良い米だけを出荷しているからなのかと思います。
値段は、、なんと3000円/5kg
スーパーで売っているコシヒカリやゆめぴりかの1.25倍かなw
味と相談すると妥当なところかも。
この手の、高価格帯の産直米を買うのであれば
実際に田んぼを見に行ってみるとか
たまに違うお米を食べて、違いを確認してみるとか
自分の舌を納得させる必要があるかと思います。

先に書きましたけど、品種とか値段だけじゃなくて
自分が見て触れて味わって、納得できる事が大事かと思います。




これは余計な話だけど
私が田んぼで作っているお米は
冷凍ピラフ向き品種だそうで、正直あんまり、、なんですよ。
それにね、大きな声じゃ言えないのだけど
農協に買い取ってもらうにも、トン単位じゃないとロットが揃わないからだめとかで
泣く泣く産業廃棄物として処分しているのですよ。
ほんと、それを考えると心が痛いし、泣けてきます。

毎年、がんばって農作業して、苦労して
今年なんか肘を壊すくらい、必死に何日も雑草を抜いて
泥まみれ、汗まみれになって作っても
誰の口に入ることも無く、、って、、なんか悲しいです。
稲たちも可哀想で。
農薬をまいたら、虫とかが死んでたりとかもするし。
稲たちや田んぼの小さな生き物の無念を晴らすべく
頑張って試験成績をまとめないとなぁ、、、

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ゆめぴりかは食べたことないですが、名前は聞いたことがありますし記事を読んでぜひ試してみたくなりました。

去年ぐらいからスーパーに売ってるお米がすごく安くなっててなんでかな?と思ってます。長いことこしひかりを食べてましたが、あるとき試食したら美味しかった鳥取のきぬむすめを最近は購入しています。値段も安いんですけど食感がわたし好みです。

2015/12/4(金) 午後 6:53 キヨちゃん

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いろいろ原因はあるみたいなんですが、お米の値段て、ここ何年もずっと下がり続けているみたいです。それで、コシヒカリと同じくらいおいしいくて高く取引されるお米を作って、儲けたいというのが最近の流れみたいです。
コシヒカリは、良食味米ブランドとして確立してるから、ほっといても高値で取引されるけど、世の中には、コシヒカリと同等で安く取引されているお米っていっぱいありますから、賢い消費者は積極的に自分に合ったものを選んだほうがいいと思います。

2015/12/7(月) 午前 10:42 gigret2005


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