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ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)製のレンズを入手した。

Jupiter 8 50mm f2である。

知る人ぞ知る、ツァイス ゾナーのコピーレンズ。ツァイスはドイツの光学メーカー。ゾナーはレンズ(光学設計)の名前。

ソ連は第二次世界大戦の戦勝国。アメリカと戦利品を山分けした。その戦利品の中には、ドイツの軍需産業以外に光学産業もあった。それでカメラレンズもソ連で生産していた。おそらく、愛を込めては生産していなかったと思う。

第二次大戦後、ソ連とアメリカは冷戦に突入。アメリカの庇護にあった日本は、レンズの距離表示をメーター(m)とフィート(feet)を併記していた(今もしている)。しかし、ソ連はメーター(m)表示のみ。冷戦当時のソ連は、アメリカ市場など目もくれなかったのだろう。

以下、個人的な評価:
1.小型軽量。
2.フォーカスリング、絞りリングがスカスカ。
3.当然AFなし。
4.センサーのサイズがAPS-Cだと、中望遠レンズになる。
5.写りはキリッとしっとり。
6. 最短撮影距離が…。

小さい。軽い。(上の写真はフードを付けた状態。)小さいミラーレス機にマッチする。するよね?

フォーカスリングと絞りリングはスカスカ。殆ど抵抗なし。個体差があると思われる。絞りリングは、クリックもない。慣れるしかない。

ピント合わせは当然マニュアルになる。撮影者の視力と指先で、ピントを合わせることになる。そのため、ビューファインダーのあるカメラの方が使いやすいだろう。普通のデジカメのように、両腕を伸ばした状態で、フォーカスリングを左手の親指と人さし指で調整できる自信があれば、もちろんビューファインダーは不要だ。

幸い私のカメラGXRは、専用の電子ビューファインダーが取り付けられる。100%とはいかないが、高確率で自分の狙い通りにフォーカスできるのがわかった。(ただし、動かないモノに限る。)

私のカメラGXRのセンサーはAPS-C。50mmレンズが、75mmの画角になる。中望遠レンズだ。かつて女性ポートレート写真撮影に多用していた85mmに近い画角。とてもしっくりくる。ちなみに4/3ミラーレス機だと100mmの画角になる。

ゾナーのコピーと言うだけあって、シャープな写り。キリッとしている。そして、特筆すべきはボケ味。しっとりしている。(下の写真参照くだされ。)

最短撮影距離が1mというのが、唯一の不満。当然、マクロ撮影もなし。

いろいろ制約はあるが、とても遊び甲斐のあるレンズだ。

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