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マゾっ気のある人にオススメ。(やらしい事を想像しちゃダメよ。)手動でピントを合わせる苦行に喜びを見い出す感性を持ち合わせている人にはピッタリのレンズです。

135mmのレンズは、かつて望遠の入り口のような存在だった。今やコンデジでも200mmの画角をカバーするモノまであるので、135mmレンズの人気はまったくない。メーカーも、付加価値を付けた高価な135mmレンズしか生産していない。

ありがとうございます。おかげで、投げ売り価格で、昔の135mmレンズが出回るようになりました。そんなわけで、お値打ち価格で入手しました。

操作性
三脚か一脚があった方が良い。AFではないので、自分の目と指先で瞬時にピントを合わせるには修行が必要。風景など、じっくりピントを合わせるのは楽しいかも。動きモノの撮影の場合は(1)置きピンというテクニックを使うか、(2)何度もシャッター切って、ピントが合ってる絵があればラッキ–と思うことで乗り切ろう。

画角
私の愛用のリコーGXRはAPS–Cサイズなので、135mmが35mmフルサイズに換算すると202.5mm相当の画角になる。当然、遠くのモノが大きく写る。そして、写る範囲が狭くなる。意外と使いこなすのは簡単ではない。

描写
普通に良く写る。キレキレのシャープな絵にはならないけどね。

イメージ 1

風景写真。三脚使用。

イメージ 2

踊る娘の写真。手持ち。

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リケノン、またはXRリケノン 50mm f2.0は、そのシャープな描写で有名なレンズである。有名と言っても、一部の写真・カメラ愛好家の間での話し。誰が言ったか知らないが、別名、和製ズミクロン。だから、f2.0のレンズのお話は、ネット検索にヒットする。

*ズミクロンとはライカのレンズ(光学設計)の名前。ライカとは、ドイツのカメラ・光学メーカー。

ところが、f1.4のレンズの話しはあまり聞かない。目にする機会もない。流通量自体少ないのかもしれない。ネットオークションでもなかなか出てこない。数が少ないと、価格が高いというのは資本主義・市場経済の原理。しかし、その原理が通用しないのが、このレンズの面白いところ。お手頃価格で入手可能です。

開放f値
f2とf1.4の一段の違いは、写真撮影・表現に大きな違いをもたらす。屋内での光量の少ないと場所や、背景をボカしたい時など重宝する。(でも、最近のデジカメは高感度特性が良いので、f1.4に拘らなくても良いかも。)

描写
良い。シャープに写る。(一眼用の50mmレンズで、良くないレンズはないかもしれない。)開放はあまい。

背景のボケ味
良い。当然ボケる。絞り開放では、少しザワザワ感あり。(下の作例をじっくり見てね。)まだ使い込んでいないので、他の条件下でどうなるかは未知なところがある。

フォーカスリング
当然MF。ビューファインダーを付けて、じっくりフォーカスを合わせるのが良い。もちろん、両腕を伸ばして撮影するスタイルでも良いが、両腕伸ばしてフォーカスリングを回すのはかなり辛い。

重さ
レンズが重い。「ガラスが詰まっています感」があってワクワクする。このレンズを装着するカメラによっては、フロントヘビーになるので、カメラの構え方を調整する必要はある。先述の通り、両腕伸ばしスタイルには適さないと思う。

絞りリング
絞りのクリックが1段刻み。デジタル化してから、半段刻みどころか、1/3段刻みも当たり前になったレンズ絞り。これは大きな戸惑い。シャッターか感度の調整で乗り切ろう。緑のPがあるけど、これは無いものとする。

画角
リコーGXRのマウントユニットに、アダプターを介して装着すると、(35mmフルサイズでいう)75mm相当の画角になる。これは、以前に紹介したロシアレンズ、ジュピター8と同じ。ポートレート撮影に最適な画角となる。
http://blogs.yahoo.co.jp/gimpei222/71195493.html

さて、ジュピター8との使い分けをどうしよう。屋外での撮影は、小型軽量のジュピター8で、屋内でのポートレート撮影は、このリケノンでじっくりという感じか。果たして屋内でのポートレート撮影の機会はあるか?(男女問わず、モデル募集します。)

イメージ 1

絞り開放。

イメージ 2

絞りf2.8(だったと思う)。

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ラミー2000バカ その参

事のついでに、少しマニアックな話をしてもいいかな。ダメと言われても、もうしちゃうけどね。

ラミー 2000に採用されているプラスチック素材を見てみよう。カタログやネットショップの説明に、

素材:マクロロン

て書いてあるよね。「マクロロン」っていうのは、ドイツの総合化学品メーカー、バイエル(Bayer)社の商品名なんだ。バイエル社は、日本でも知られているベイヤー製薬の親会社ね。バイエルとかベイヤーとか、ドイツ語発音か英語発音かの違い。
 
で、「マクロロン」 って何?だよね。これ、ガラス繊維強化ポリカーボネートっていう、プラスチックの一つなんだ。日本にもポリカーボネートを生産している会社はあるけど、やっぱりドイツのLAMYはドイツのバイエルのポリカーボネートを採用するよね。
 
このポリカーボネート、ペンの胴軸に採用されている事例は、実はあまりないんだよね。21世紀初頭の今現在、ペンの胴軸に採用されているプラスチックで多いのは、PMMAとASかな。

余談だけど、ポリカーボネートはPCて表記もする。日本だとポリカて言ってたりもする。

PMMAは一般的にアクリルと呼ばれているやつ。30cm定規によく使われてるよね。15cm定規にもね。ASは100円ライターの燃料が入っているタンクの部分に使われ
てるね。(まだ100円ライター売ってるかな?)

だから、ポリカーボネートを採用したLAMYという企業、またはラミー2000をデザインしたミューラーという人は、結構チャレンジャーなわけよ。しかも50年くらい前の話だから、かなりの冒険だったんじゃない?
 
じゃどうして、そのPMMAやASがペンの胴軸に多く使われて、ポリカーボネートはあまり使われないの?って疑問が湧いてくるよね。(湧いてこなくても湧いてくる事にしてね。) 多分、コストとプラスチックの性質が理由かな。あ、これは筆者の勝手な推測って断っとくよ。
 
一般的に、ポリカーボネートは、PMMAやASより高価なんだ。

それと、ポリカーボネートって、表面が柔らかくて傷が付きやすいんだ。お気に入りのペンが、筆箱やカバンの中でこすれるだけでキズついたら、気分悪くなっちゃうよね。キズを目立たせないようにヘアラインの模様になってるのかなあ?なんて勘ぐっちゃう。実際、ラミー2000を手に取ると、何となく柔らかい感触しない? サファリなんかと比べると、違いがよくわかると思うよ。ああ、サファリに使われてるプラスチックは、ABSっていうまた別の種類のものね。
 
そうすると、ポリカーボネートっていうプラスチックって全然ダメじゃん、って思うよね。でもね、ポリカーボネートは弾力あるんだよ。だから、ラミー2000を落とした場合、キズつくことはあっても、
バキーっとひび割れたり、粉々に砕けることはないんじゃないかな。他のパーツが壊れたら終わりだけどね。

最後に重要事を書いとくね。
ラミー2000愛用者の多くが、経年変化で艶が出てくるって、喜んでるみたい。でもそれ、経年変化じゃないよ。ただの脂や汚れだから。試しにウェットティッシュで拭いてみたら?艶が消えるからね。

どのような素材でできてるか、何となく分かった?

イメージ 1

キャップをしてるとサインペンのような安っぽさ。ラミー2000万年筆。

イメージ 2

ところがキャップを開けると、シャキーン。ラミー2000万年筆。このギャップがいいね!

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ラミー2000バカ その弐

前回に引き続き、ラミー2000バカです。今回は、ボールペン(BP)とタクサス&ブラックウッド(どちらもボールペン)の違いを見てみましょう。

1.胴軸の素材
2.重さ
3.リフィル
4.継ぎ目、ネジ
5.尻軸

ノーマル、レギュラー、普通の、基本形の2000ボールペン(BP)は、ポリカーボネートという合成樹脂が胴軸に使われている。そう、プラスチック。うーん、なんとも現代的。遠目には備長炭に見えなくはない。

一方、タクサスとブラックウッドの胴軸は木だ。タクサスは、西洋一位(または櫟)。ブラックウッドはグラナディラ。黒檀とは違いますよ。うーん、自然の肌触り。これ大切。
無機質な職場に、ささやかな安らぎをもたらしてくれる(ことにしておこう)。タクサスは、柔らかさや円やかさが感じられます。ブラックウッドは硬いです。

重量はBPが軽く(17g)、タクサスとブラックウッドが重い(35g)。なんと、倍以上の重さ。木だと軽いはずなんだけど。多分、胴軸の内側に真鍮の管を入れてあると思います。このずっしり感は、うまい具合に高級感を醸し出す重要な要素となっています。このボールペンに限らず、小さいけれどずっしりしていたり、密度が高かったりすると、なぜか高価な代物と思ってしまうでしょ?これは、庶民感覚?富裕層の人たちも同じ感覚ですよね?

リフィル(替芯)は、ラミーのM16。黒、青、赤と3色ある。私は、BPに青、タクサスに赤、そしてブラックウッドに黒を入れている。正直なところ、4色ペン要らないくらい。しかし、4色ペンも有するところが、ラミー2000バカのラミー2000バカたる所以。

同じ単色ボールペンでも、継ぎ目の位置は少し違う。BPは胴軸の真ん中に継ぎ目があり、その胴軸にネジが切ってある。胴軸とネジが一体なんです。タクサスとブラックウッドは、先っちょの金属部と胴軸とにハッキリわかれる(写真参照)。胴軸の内側には真鍮のネジがねじ込まれている。締まりは金属に分があるかな。

デザイン的に違いが分かるのが尻軸です。BPは胴軸と同じプラスチック。タクサスとブラックウッドは、先っちょと同じパラジウムコーティングを施したステンレス(だよね)。でLAMYて彫ってあります。(写真参照)。ラミーにしては主張し過ぎのような気がしします。この尻軸も胴軸と同じ木で出来なかったのかなあ。

3者3様、いずれも魅力的なボールペンです。ズバリお薦めは? Well, let me think for a while.

イメージ 1


イメージ 2

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ラミー 2000 バカ その壱

最近アマゾンから、私宛に連絡が入った。「森林伐採が生態系に悪影響を及ぼしている。」とか言う類のものではないです。数年前にレビューした商品についての問い合わせです。そう、そっちのアマゾン。

ラミー 2000 タクサス
LAMY 2000 Taxus

と言うボールペンについてです。

質問: ラミー2000の4色ペンは、継ぎ目のネジが壊れやすいようだが、タクサスは大丈夫か?

回答: 大丈夫!

質問くださった方が仰る通り、ラミー2000タクサスの情報は、ほとんどネットに上がっていないのですよ。4色ボールペンの情報は、「もうええ」と言うくらい氾濫しているのに。

ラミー2000シリーズのペンを所有し、なおかつ使用している身としては、少しでも皆様のお役に立てればと思いましたので、ラミー2000について、今後数回にわたり書いてみます。

本日はその壱。

私の所有するラミー2000ボールペンは、以下の通り。万年筆も使ってるけど、比較対象外。

ボールペン (BP)
4色ボールペン (4C)
ブラックウッド
タクサス

今回は、ボールペンと4色ボールペンの違いを見ます。

1. 胴軸の太さ
2. リフィルの品番
3. ノックの感触
4. 継ぎ目のネジ

1. 軸径はBP、4C、どちらも約11mmと紹介されている。ただBPは細っそりしていて、4Cの方が全体的に太い。先っちょの丸味を見るとお分かりになると思います。4Cの方も、4色ペンとはしては細い部類ですよ。

2.BPのリフィルはM16。書き味はヌラヌラ。大容量で、なかなか減らない。4Cのリフィルは悪名高きM21。書き出しはほぼ100%の確率でかすれる。このリフィルのサイズは、所謂4c規格で、他社のものも使えるので、日本人では日本のメーカーのリフィルを使う人が多いと思います。
(M16やM21というのは、リフィルの 品番。)

3.ノックの深さは、同じようなものでしょう。(計測はいっさいしていません。)BPと4Cはまったく構造が別もので、手先、指先に伝わる感覚もまったく別です。BPはカチッ。4Cはジャギー。個人的には、BPの方が良い。数値には現れない、この違い。大切です。

4.継ぎ目のネジ。ネジを語る前に、言及すべきは継ぎ目。こんなところに継ぎ目があるとは、最初は驚いた。継ぎ目が分からないくらい精巧に作ってあるのです。(下の写真参照ください。)

はい、ネジの話です。形状が違います。BPは、開閉に3回転必要。BPの方がノック時の圧力が、先っちょの(継ぎ目のネジ)にかかるため、しっかりと継ぎ目を締める必要があるからでしょう。

一方の4Cはどうか。開閉のための回転は1回転と4分の1です。意外とゆるい感じがします。じつは、私の勝手な思い込みで、ノック時の圧力は4Cの方が高いと思っていました。何しろ、ノックの音がジャギー!ですから。しかも、少々重たい。がしかし、4Cはノック時の圧力が、先っちょにまったくかからないのです。つまり、先っちょのパーツをはずしても、ノックは機能するのです。BPだとそうはいきません。

そこで湧いて出た疑問があるのです。ノック時の圧力が一切かからない4Cの継ぎ目のネジが壊れやすいのはどうして。私はてっきり、この圧力のせいだと思っていたのに。

ネジの壊れやすさには、恐らく個体差があると思います。または、製造ロットによってばらつきがあるか。あくまで私は個人の推測ですが、

1.先っちょのパーツの成形不良。ウェルトラインがある可能性がある。これは、プラスチック成形の専門的な話なので、読み飛ばして下さい。
2.ネジを切る製造工程で、ネジを深く切りすぎている。

と考えられます。

それでは、ユーザーとして、4Cの継ぎ目のネジが壊れないようにするにはどうすれば良いか?

1.開閉の回数を減らす。
2.きつく締め付けない。
3.優しく愛情を持って扱う。

3.は、お好みでどうぞ、という程度ですが、1.と2.は、真剣に検討すべき対策ではないでしょうか。先述の通り、ラミーの純正リフィルM21は書き味が今ひとつ。だから、日本のメーカーのリフィルを取っ替え引っ替えしてしまうのですね。あの三菱ジェットストリームのリフィルまで登場しましたから、交換したくなるのは止むを得ませんが、出来るだけ開閉しない方が良いと思います。

次回は、タクサスとブラックウッドについてのお話です。

イメージ 1

ノックとクリップ周辺の絵

イメージ 2

先っちょと継ぎ目の絵

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