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オオミスジ Neptis alwina
同属のコミスジ・フタスジチョウ・ミスジチョウに似ているが、いくつかの特徴に
注目すると区別は難しくない。従来は道南の渡島半島だけで記録されていた
が、北上傾向にあり1990年代になって札幌市内でも記録が増え、毎年確認
できるので定着したのだろう。その要因は幼虫の食樹と関係がありそうだ。
幼虫が食べるのは、スモモ・ウメ・アンズなどの栽培種。これらは開拓期以降に
札幌でも植栽されるようになった。かつては越冬できなかった幼虫が「温暖化」で
生存可能になったのかもしれない。人の生活とともに分布を広げているとも考え
られる。そもそも日本にいなかったものが、樹木とともに日本に入ってきたのでは
ないかという見方もある。だとすると弥生時代以降の出来事だろうが、こんな事態
は今も続き、さらに加速化している。小さい虫が多いだけに目につきづらい。
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小さくて目につかない虫の方が種数は圧倒的に多い。知らないうちに虫の世界が変わっている。あとから調べる人は、昔からこうだったと思うでしょうね。
2017/11/29(水) 午後 0:56 [ ショルティア ]
チョウ目などの幼虫と、食草の有無の関係は大きいと想います。
例えば・・・
「昆虫が減少した原因を、(昆虫愛好家による昆虫採集が原因だ)と述べ昆虫採集を嫌悪する方々もいらっしゃるようですが、私は、幼虫が食べる食草の減少が、昆虫の種、個体の減少につながっているのだと感じています。(昆虫を大切に!)と言いながらも、観察を怠り、虫を無視し、除草宅地化ばかりを推し量る方々に、(昆虫採集反対!)を述べる権利などない!」と・・・
少々話はそれましたが、今回の記事を拝読させて頂きながら、私は想い感じました・・・☆
2017/11/29(水) 午後 2:00 [ 今日も、こっそり自然観察! ]
> ショルティアさん、見えにくいものに変化を見ることは大切だと思います。
目につくものの変化の前に「何か」が起きている。それをなるべく記録して
おくことは未来に役立つことだと思っています。
2017/11/30(木) 午前 7:31 [ ginguchi ]
> 今日も、こっそり自然観察!さん、昆虫は決して「大きな声」を上げませんが
その声を聞くことが大切だと思いますね。最近の環境の変化・破壊を目の前に
して悲鳴を上げているように思います。昆虫採集は一部を除き悪ではない!
それ以上に生息環境を破壊する行為こそが最悪です。☆ありがとう!
2017/11/30(木) 午前 7:35 [ ginguchi ]