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コミスジ Neptis sappho intermedia
翅を開いたときの3本の白線が印象的なタテハチョウの仲間。市内では
5月下旬から姿を現し、ほぼ連続して9月まで見られる。基本は年2回の
発生だろうが、目撃記録を見ると、場合によっては晩夏に3化目が発生
していることも考えられる。市内には同属のミスジチョウ・フタスジチョウ・
オオミスジがいるが、それぞれ幼虫の食性が異なるのは興味深い。
幼虫が食べるのは、エゾヤマハギやクズなどのマメ科植物。ほかにも外来の
ハリエンジュ(ニセアカシア)やフジなども利用していると考えられる。その一方
ミスジチョウはカエデの仲間、フタスジチョウはバラ科のシモツケの仲間、オオ
ミスジはバラ科のウメ・スモモ。マメ科・カエデ科・バラ科・・・同属でのこれらの
食性の違いは何を意味しているのだろうか?
コミスジ属の先祖のチョウが誕生したユーラシア大陸のどこかから各地に分散
する際に、それぞれの地で利用できる植物を選んだ結果としての種分化なのだ
ろうか・・・もしそうなら、種分化は現在も進行中なのかもしれない。オオミスジは
卑弥呼の時代、ウメ(あるいはスモモ)とともに中国から運ばれて分布を広げた
可能性があるし、コミスジは外来植物に進出中。種としての欲望は止まらない。
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食性と種分化との関係や、現在の進化状況などは、非常に興味深い観察点ですね。
今尚、知られていないものが多種存在すること・・・
その反面、滅亡する多種の生物・・・
今この時を生きる生物の記録を後世に伝える意義は大きいですね・・・☆
2018/1/15(月) 午後 8:45 [ 今日も、こっそり自然観察! ]
> 今日も、こっそり自然観察!さん、知られずに消えていっている種が多いのでは
ないでしょうか…何が原因か?その記録をしっかり残し見ておく必要があるでしょう。
寒い時期が続きます。どうぞご自愛ください。☆ありがとう!
2018/1/22(月) 午後 6:03 [ ginguchi ]
昆虫が食べる植物を変えるのは、かなり大変で、「変わった」ことが話題になるくらいです。植物はそれぞれ独自の毒を持っているので、急に別の毒を食べられるようになるのは難しい。どこで、どうやってそのハードルを越えるのか?謎です。
ミスジチョウ、近くに幼虫が越冬していたのですが、見えなくなってしまった。鳥にさらわれたか?
2018/1/23(火) 午後 0:51 [ ショルティア ]
> ショルティアさん、だとしたら結構大変かもしれませんね。近いグループの
植物なら何とか対応するでしょうが…ミスジチョウの幼虫、まだ見たことが
ありません…
2018/1/23(火) 午後 7:47 [ ginguchi ]