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ゴマシジミ Maculinea teleius
道内では広く分布し、決して珍しいチョウではなく、かつて訪れた十勝の愛国や
帯広競馬場、道北の中頓別町では一度に多数を見ることができた。しかし札幌
市内では局地的でなかなか生態写真を撮影するのが難しい。本来の生息環境
である湿地草原が農地化・都市化などで失われたことが大きな原因だろう。
愛国では今は廃線となった鉄道線路沿い(一時ブームとなった幸福駅周辺)で、
中頓別では頓別川の堤防沿いで発生していた。札幌市内では無意根山の高層
湿原、国道沿いの人工法面のナガボノシロワレモコウ(バラ科)で発生している
のを見たが、今はどうだろうか? アリとの関係も分布に影響しているのだろう。
このチョウのユニークな点は、何と言っても幼虫の食性だろう。ワレモコウの
つぼみに産み付けられた卵から孵った幼虫はしばらくは花穂を食べて育つが、
4齢になると地上に下りてアリ(クシケアリの仲間)を待つ。アリが来ると、背面
から分泌物(蜜)を出してアリを手なづけ、そのままアリの巣に運ばれるという。
幼虫の目的は何か? それはアリの幼虫を食べるため!つまりゴマシジミの
幼虫は「半肉食」という特異な食性を身につけたのだ。アリと幼虫のこのような
関係はほかにもあるが・・・なぜなのか?蜜に目がくらみ「天敵」を巣に運んで
しまう・・・人の目には奇異に映るが、「損得」のバランスはどうだろうか?
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幼虫の持つ(半肉食)・・・
生き残りの策として、その生き方を選んだのでしょうから(?)バランスは何とか保てているのかもしれませんね?
植物との絡みにも、問題が生じる可能性があるかもしれませんね!?・・・
今後、ワレモコウが絶滅するようなことがなければいいのですが・・・
それとも、首尾よく他の植物に乗り換えることができるのでしょうかね?
生き物の繋がりも、非常に興味深いですね!☆
2018/1/24(水) 午後 8:35 [ 今日も、こっそり自然観察! ]
オオゴマシジミ、ゴマシジミはミステリアスな蝶ですね。
オオゴマは新穂高温泉で会うことができます。
2018/1/24(水) 午後 8:37 [ たけちよクラブ ]
渋くてとても素敵な蝶の羽
渋い着物の柄に出来そう
こんな風合いが似合う年になってしまい
しみじみシジミ蝶を見つめました。
2018/1/24(水) 午後 10:18 [ たんぽぽ ]
難題を出します。無影撮影(多灯撮影)にチャレンジしましょう。
幼稚園児には、難しいかな?
2018/1/25(木) 午前 5:27 [ samynote ]
幼虫とアリ、何とも奇妙な関係に思えます。
2018/1/25(木) 午前 10:44
> 今日も、こっそり自然観察!さん、アリにとっては迷惑になる存在かも
しれせんが…トータルで見るとバランスがとれているのでしょう。何とも
不思議な関係に思えます。☆ありがとう!
2018/1/25(木) 午後 6:44 [ ginguchi ]
> たけちよクラブさん、ホントに不思議な関係だと思いますね。オオゴマ
こちらにもいますが…食草の関係でしょう、局地的な分布です。
2018/1/25(木) 午後 6:45 [ ginguchi ]
> たんぽぽさん、派手ではないですが、印象的なブルーが素敵ですね。
落ち着いた色が似合うのも、しみじみ素敵!ですよ〜☆ありがとう!
2018/1/25(木) 午後 6:48 [ ginguchi ]
> samynoteさん、さすがプロ〜勉強します!
2018/1/25(木) 午後 6:49 [ ginguchi ]
> kentaxさん、ホントにそう思います。当人どうしは何とも思っていない?
のかもしれませんが…☆ありがとうございます!
2018/1/25(木) 午後 6:50 [ ginguchi ]
蝶の幼虫は確信犯ですが、アリは?妹たちが食われているのに気づかない?
蝶のほうが一枚上手ですね。
2018/1/29(月) 午後 5:38 [ ショルティア ]
> ショルティアさん、きっとそうなのでしょう。敵と認識されてしまえば
たちまち攻撃される。かなり巧妙ですね。
2018/1/31(水) 午前 10:41 [ ginguchi ]