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泥で作られた「作品」がありました。「作家」はだれなのでしょうか?
比較的新しく、作りかけのようにも見える。ひょっとすると作者が
戻ってくるのではないか・・・と思ってしばらく待ったが、現われな
かった。ドロバチの仲間であることは間違いないが種まで特定
するとなると、次のハチが候補に挙がるかもしれない。
巣の形状、営巣場所などを総合すると、スズバチかもしれない。
スズバチなら、この後いくつかの壷を作って泥で覆いをするはず。
そうだとしても、雪が降るようになる時期では、厳しい。作っては
みたものの途中で力尽きたのかもしれない。次回訪れたときに
確かめてみることにしよう。駆除されていなければの話だが・・・
いずれにしても、このような壷を作る労力は大変だろう。ある観察では、ひとつの壷を
作るのに30個の泥玉が必要だったという。下から積み上げていって徳利に仕上げる
方法は、人の陶芸のよう。完成した穴は狭く母親は入ることができないので、その前
に卵を産んでおかなければならない。寄生者対策の入口だろうが、外出時には蓋を
しておく入念さはない。セイボウ類などの寄生者は、十分に侵入可能な体の大きさだ。
幼虫の餌は蛾の幼虫だが、あまり大きすぎると入らず難儀するという。ドロバチたちの
様々な苦労がうかがわれるが、それでも「家」を作ることは一定の効果があるはずだ。
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2017年10月24日
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