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オオミスジ Neptis alwina
同属のコミスジ・フタスジチョウ・ミスジチョウに似ているが、いくつかの特徴に
注目すると区別は難しくない。従来は道南の渡島半島だけで記録されていた
が、北上傾向にあり1990年代になって札幌市内でも記録が増え、毎年確認
できるので定着したのだろう。その要因は幼虫の食樹と関係がありそうだ。
幼虫が食べるのは、スモモ・ウメ・アンズなどの栽培種。これらは開拓期以降に
札幌でも植栽されるようになった。かつては越冬できなかった幼虫が「温暖化」で
生存可能になったのかもしれない。人の生活とともに分布を広げているとも考え
られる。そもそも日本にいなかったものが、樹木とともに日本に入ってきたのでは
ないかという見方もある。だとすると弥生時代以降の出来事だろうが、こんな事態
は今も続き、さらに加速化している。小さい虫が多いだけに目につきづらい。
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2017年11月29日
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