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キバネセセリ Burara aquilina
太い胴に見栄えのしない翅など・・・その姿からしばしば蛾と間違えられる。
そもそも分類上は蝶と蛾の線引きはなく、科ごとに便宜的に分けて呼んで
いるにすぎないが、それでもセセリチョウ科は蛾に近い仲間かもしれない。
花・獣糞・鳥糞に来るのをよく見るが、樹液に来るのは見たことがない。ほかには
コンクリートや人の汗にも集まる。他のチョウでも見られる行動なのだが、キバネ
セセリはかなり積極的だ。生きるために何かのミネラル分が必要なのだろう。
時に大発生して山沿いの民家などに入ってきて嫌がられることがある。市内では
1991年に大発生したようで、2013年・14年にも大発生した。15年・16年はほとんど
見られず、17年はやや回復傾向にあった。10年あまりの間隔での大発生なのか
どうか、原因は何か・・・? よく分かっていない。長い目での観察が必要だろう。
幼虫の食樹は、今のところハリギリ(センノキ)のみであるが、幹に産み付けられた
卵から孵化した幼虫は繭を作って越冬するという(永盛ほか・2016年)。鳥の餌食に
なりやすい場所だと思うが、鳥が大発生と関係があるのかどうか・・・
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2017年12月18日
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