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オオモンシロチョウ Pieris brassicae
元々北海道にはいなかったチョウだが、1995年に初確認以降、急速に全道に
生息を広げていることが分かった。札幌市内でも毎年発生しており、競合する
モンシロチョウなどへの影響が懸念されたが、杞憂のようだ。むしろ、オオモン
シロが一時期ほど見られなくなった地域もあるという。人為的な移入ではなく、
大陸から風に乗って渡ってきたと考えられている。果たして、1990年代にどれ
ほどの個体群が運ばれたのか、その後も波状的に来ているのか?興味深い。
海を渡るチョウがいる。うまく風に乗れれば省エネで長距離移動は可能だろう。
鳥ほどリスクは少ないかもしれない。モンシロチョウも、ひょっとしたら古い時代
に海を渡ったのではないか・・・アサギマダラやイチモンジセセリも毎年のように
北海道までやって来る。ただ・・・この地で命をつなぐことができるとは限らない。
オオモンシロチョウは、一見うまくいったように見えるが・・・動向を見ているのは
高々20年。今後どうなるのか? 記録を残している人の歴史はあまりに短い。
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2017年12月05日
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