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新琴似神社のキミノオンコ、たくさんの実をつけていました。
新琴似に屯田兵とその家族が入ったのは1887年(明治20年)の
ことでした。その220名の多く(85%)は西日本(福岡・熊本など)
出身。あまりに違う気候・風土に戸惑い、苦労も多かったよう・・・
この日は開館日で、当時の様子が分かる資料を見ることもでき
ました。外回りを見ていたら、なぜかキミノオンコが植えられてい
ました。何度か訪れたときには気がつきませんでしたが、たくさん
の黄色の実でそれと分かりました。なぜここに・・・?
キミノオンコ・・・オンコ(イチイ)の実は普通赤いが、中には稀に
黄色の実をつけるものがある。人の手によって作られたものでは
なく、元々自生していたという。その自生地が札幌周辺だというの
だが、植栽されたもの以外に見たことがないし、植栽されたものを
見る機会も稀で、市内では数箇所だろう。この神社のオンコも植え
られたものだが、その由来は興味深い。
兵屋を管理している人の話では、山で事故(遭難?)に遭った人が
このオンコに助けられ、感謝して持ち帰ったものだという。以来毎年
訪れていたが、最近は姿を見ない・・・どんな事故だったのか、木が
どう助けたのか、何をどう持ち帰ったのか?想像が膨らむが詳細は
分からない。少なくとも15年前からあるというキミノオンコ・・・積雪に
耐えた樹形はいかにも窮屈そう。由来も含めて貴重な木だと思う。
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2017年09月27日
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