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コヒョウモン Brenthis ino mashuensis
豹柄が印象的なヒョウモンチョウ類の仲間のひとつ。札幌市内では年1回
6月下旬から現われ、7月上旬が発生のピークとなり、7月中には姿を消す。
同属によく似たヒョウモンチョウ(ナミヒョウモン)がいて、区別が非常に難し
いものの、札幌市内ではナミヒョウモンは生息せず(絶滅?)、このような
チョウを見たら、まずコヒョウモンと思って間違いない。他のヒョウモンチョウ
では民家の庭など平地でも見られることがあるが、コヒョウモンが山地から
下りて来ることがほとんどないのは、食草(オニシモツケ)の関係だろう。
幼虫が食べるのはバラ科のオニシモツケ。山地の河川沿いに多い植物なので
成虫が見られる環境は、このような場所になる。オニシモツケ上の幼虫を見る
たびに不思議に思うのは、どうしてスミレ類を食べないのか?ということだ。
他のヒョウモンチョウ類の多くはタチツボスミレなどのスミレ類を食草とするほか
ツマグロヒョウモンのように植栽されたスミレ類を食べるようになったものもいる。
元々スミレを食べていたものが、競合を避けての食性転換なのか? はたまた
環境変化によるスミレ消失での食性転換か? それとも最初からバラ科だった
のか・・・様々な妄想がよぎる。食べ物が違っても豹柄が同じなのも不思議だ。
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2018年01月13日
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