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今朝はマイナス12℃まで冷え込みました。全国的に寒いようですね。
大規模な水道凍結のニュースも・・・私は昼でも水抜きしています。
先日のNHKニュースを見ていたら、中頓別鍾乳洞の話題が・・・
ホタテ貝などの化石を採掘して家畜の飼料に混ぜるのだといいます。
母が生まれた地で、何度も訪れたことがある鍾乳洞が消える・・・?まさかね。
中頓別鍾乳洞・・・・・・この鍾乳洞が知られるようになったのは
大正6年(1917年)のことで、近くで造材作業中の馬方が飯場に
帰る途中で吹雪に遭い、たまたまこの洞窟に馬を引き入れて、
一晩過ごしたのがきっかけといわれています。その後しばらくは
忘れられていましたが、昭和8年(1933年)に村の青年たち手で
「鍾乳洞」らしいことが伝えられると、噂は村内に広がり、北大の
研究者たちの調査が入ることになりました。その結果は・・・・・・・
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洞窟は貝殻化石の石灰層の中にできた世界でも珍しい鍾乳洞で、洞窟内には
鍾乳石や石筍だけでなく、水の浸食ですり鉢状のくぼみができるドリーネと呼ば
れる地形も見られる。生成年代は新生代第3紀と推定される。規模はさほど大き
くないが他の鍾乳洞が古い地層にできているのに比べ、新しいことは注目される。
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以上の調査結果を受けて、村では天然記念物の指定を申請。
昭和13年(1938年)に、正式に北海道天然記念物として保存
されることになり、その後も日本最北の鍾乳洞周辺は「自然
ふれあい公園」として整備されました。これが消えてしまう・・?
北緯45度に位置する中頓別町の歴史は、明治30年代から始まった
「ゴールドラッシュ」抜きには語れません。オホーツク海沿岸で採れ
ていた砂金のルーツを求め、ウソタンナイ川やペーチャン川の奥深く
まで「一攫千金をもくろむ山師」が殺到しました。ピーク時には2000人
もの採取人(密採人も)がいたようで、黄金の粒はたちまち採り尽くさ
れてしまいました。大正初めに天北線が開通(1989年廃止)したのに
ともない人口が増え続け8000人を超えた時期もありましたが、現在は
1700人余りとなり過疎化が進んでいます。当然財政も逼迫し・・・
中頓別町役場によれば、採掘地区は鍾乳洞に隣接しているものの、それには
影響がないという。当然だろう。未来に残していかなければならないからこその
天然記念物なのだ。町の経済にとっては、未来より現在をどうしのぐのか・・・?
目先の資源に頼らざるをえない現実があるのだろう。しかし、限りある資源・・・
砂金ブームの二の舞になるのは明らかだ。では町を消滅させないために、どう
するといいのか? 中頓別町に限らない難しい課題だ。冬は大変だが雪解けと
ともにエゾヒメギフチョウが舞い、夏鳥の声が響く豊かな森に包まれた鍾乳洞。
機会があれば是非一度訪れて町を応援していただけたらなぁ〜と思っている。
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昨日の降雪で、平年並みの積雪量約60cmになりました。
円山川は雪に埋もれていました。オオウバユリの実はすでに空です。
時々出会う87歳の大先輩・・・退職してから札幌に移って、ほぼ20年。毎日のように
円山登山を欠かさないと言います。体力維持を兼ねた日課が長寿・健康の秘訣なの
かもしれません。何かを続けることがリズムを生むのでしょう。難しいことですが・・・
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サカハチチョウ Araschnia burejana
上のように発生する時期によって、かなり姿が異なる典型的なチョウのひとつ。
明治時代、日本でも近代的な生物研究が始まっても、「別種か?」との見方も
あったが、飼育観察で疑問が晴れた。なぜ・・・このような季節型が生じるのだ
ろうか? そのメカニズムはかなり解明されてきたが、その目的・・・何のため?
となると、きちんと説明するのは難しいのではないだろうか?ひょっとすると・・・
「念のため」くらいで、たいした意味はないのかもしれない。何らかの意味づけを
したくなるのは知性を持った人の性だが、それで文明を発展させてきた面もある。
各種の花、獣糞、汗に来るほか、地上で吸水するが、樹液に集まるのを見たことがない。
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全国的に記録的な寒さとなっているようですね。
東京でのマイナス4℃は48年ぶりだとか・・・札幌はマイナス10℃です。
物皆、凍りつきそうな朝ですが・・・人は冬眠しているわけにはいきません。
私も予約が入っていた定期健診のために出かけました。
(2018年1月24日・豊平区中の島で撮影)
もうしばらく寒い日が続きそうですね。でも今が底のはず?太陽高度も確実に
高くなっています。賑やかになる春を思い浮かべながら頑張ります。
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ゴマシジミ Maculinea teleius
道内では広く分布し、決して珍しいチョウではなく、かつて訪れた十勝の愛国や
帯広競馬場、道北の中頓別町では一度に多数を見ることができた。しかし札幌
市内では局地的でなかなか生態写真を撮影するのが難しい。本来の生息環境
である湿地草原が農地化・都市化などで失われたことが大きな原因だろう。
愛国では今は廃線となった鉄道線路沿い(一時ブームとなった幸福駅周辺)で、
中頓別では頓別川の堤防沿いで発生していた。札幌市内では無意根山の高層
湿原、国道沿いの人工法面のナガボノシロワレモコウ(バラ科)で発生している
のを見たが、今はどうだろうか? アリとの関係も分布に影響しているのだろう。
このチョウのユニークな点は、何と言っても幼虫の食性だろう。ワレモコウの
つぼみに産み付けられた卵から孵った幼虫はしばらくは花穂を食べて育つが、
4齢になると地上に下りてアリ(クシケアリの仲間)を待つ。アリが来ると、背面
から分泌物(蜜)を出してアリを手なづけ、そのままアリの巣に運ばれるという。
幼虫の目的は何か? それはアリの幼虫を食べるため!つまりゴマシジミの
幼虫は「半肉食」という特異な食性を身につけたのだ。アリと幼虫のこのような
関係はほかにもあるが・・・なぜなのか?蜜に目がくらみ「天敵」を巣に運んで
しまう・・・人の目には奇異に映るが、「損得」のバランスはどうだろうか?
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