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近郊の人気のない民家の庭。カボチャがはみだして花を咲かせて
いました。よく見ると近くに「売物件」の看板が・・・それでも定期的に
手入れされているのでしょう。1か月後には実ができていました。
うまく作るには摘花や日当りなど人手が必要でしょう。同時に花粉を
媒介するハナバチの存在が欠かせません。ここでは在来のマルハナ
バチが活躍していました。トマトやメロン等のハウス栽培では在来の
ハチの活用は進まず、外来のハチに依存せざるを得ません。赤肉の
メロンはカボチャの色?と聞いたことがことがありますが・・・・
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札幌のハチ・アリ
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地上は秋の気配ですが、空にはまだ力強い雲が見られます。
岩の斜面を一匹で運んでいます。ハチはすでに息絶えていて
暴れる様子はありませんが、相当な重量でしょうね。前脚をく
わえています。人に例えると、体重の何倍の獲物になるかな?
カギバラバチ・・・驚異的な生活史を持つ寄生蜂。多数の卵を葉に
産みつけ、それを食べたチョウや蛾、ハバチの幼虫等の体の中に
取り込まれ、さらにその幼虫がスズメバチに狩られ巣に運ばれる。
そしてスズメバチの幼虫の中に。手の込んだ?生き残り戦略です。
運よくスズメバチの巣に運ばれる確率はどうでしょうか・・・?まさに
運を天に任せた綱渡りのように見えます。それだけに野外で生きて
いる姿を見ることは難しい。この時期にスズメバチの巣を解体すれ
ば出てくることがありますが稀です。アリに感謝です!
最近の分類の見直し(渡辺・山根、2017年)で、エゾカギバラバチは
エゾマルカギバラバチと改称されました。タイプは札幌郊外定山渓。
アリが運んでいたのは、このエゾマルカギバラバチの♀でした。
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最近何かと話題になるアリ、危険生物扱いされるスズメバチ・・・もし対決
したらどちらが強いのでしょうか? ヒントになりそうな場面です。
場面①:イケマの花で・・・お互いにまだ存在に気づいていません。
鉢合わせ! さて、この後どうなったでしょう?
ア:ハチがアリを攻撃した。イ:アリがハチを攻撃した。ウ:どちらも逃げた。
場面②:スズメバチが狩りをしていました。
マルハナバチが暴れたので一緒に落下。すかさずアリが寄って来ます。
この後、どうなったでしょうか?
ア:ハチがアリを攻撃した。イ:アリがハチを攻撃した。ウ:どちらも逃げた。
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翅のないハチと呼ばれるアリ。スズメバチとは「親戚」関係です。
どちらも社会性昆虫で「家族」で生活します。昆虫の中でも、よく
進化したグループ。似たもの同士、どちらが強いのでしょうか?
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場面①:アリがハチを攻撃したように見えました。
場面②:アリがハチを攻撃して、スズメバチは飛び去りました。
わずかな場面ですが、アリは結構強いようです。スズメバチがアリを
襲う場面を見たことがありません。獲物にならないのでしょう。むしろ
敵かもしれません。ひょっとするとアリがスズメバチの巣を攻撃する
ことがあるのかもしれません。アリは最強の昆虫・・・?
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アリの巣の周辺の様子が異様な状態になっていました。
よく見ると、動いているのはアカヤマアリで死骸はクロヤマアリ・・・
アカヤマアリがクロヤマアリの巣を襲った現場でした。状態から
すると襲撃からそれほど時間が経っていない様子。昨夜の事件
だったかもしれません。アカヤマアリの「横暴」の目的は・・・?
クロヤマアリの繭(蛹)を運ぶアカヤマアリの姿がありました。
「アカ」は「クロ」の巣を襲って幼虫や蛹を奪って自分の巣に
持ち帰り、「奴隷」として働かせる「奴隷狩り」をする習性が
あります。まさにその現場でした。何だかかつて暗黒大陸と
呼ばれたアフリカの「強制移民」を思い起こさせます。人類が
誕生するはるか以前から存在した生き残り戦略でしたが・・・
違うのは別の種どうしの争いだということでしょうか?
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あちこちでバラの花が見頃となり、マルハナバチが来ています。
いろいろな品種があるようですが、まったく詳しくありません。
来ていたのはエゾオオマルハナバチとアカマルハナバチ。こんな
住宅街でも営巣できていることは、ちょっと驚きです。食は十分で
しょうから、あとは住・・・基本は半地下営巣です。木造住宅がほと
んどだった頃、物置の縁の下のネズミの古巣を利用していたのを
回収したことがあります。今はこんな優良物件はないはずですが。
ハマナスの花も見頃です。幹線道路沿いに植えられた花にも
マルハナバチが来ています。その行動が面白い・・・
花(雄しべ)の上をクルクル何度も回ります。蜜はないようなので
花粉だけを目当てにやって来ます。集粉している間は嬉しそうに
ブンブン翅音を立てています。花によって集粉行動が違います。
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