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梅雨がないはずの北海道ですが・・・まるで梅雨のようなぐずついた天気が
続いています。「蝦夷梅雨」でしょうか? 虫たちの活動も鈍いです。
ヤエザクラでしょうか? まだ咲いていました。
ヤマグワの実が赤くなって、モンカゲロウが羽化し始めています。
そのクワの葉で白い糸のようなものが風に揺れています。これは・・・?
調べてみると・・・クワキジラミという小さな虫が出したロウ状物質だそう。
何のためなのか? 身を守るため? それでも小さな狩蜂がやってきて
幼虫を「誘拐」しています。アリマキバチの仲間には通用しないのかも。
イワミツバが満開になっていますが、虫の姿はまばらです。そんな中で・・・
唯一来ていたチョウはカラスシジミでした。例年だと、ここではフタスジチョウや
ヒメウラナミジャノメ、時にオオミスジやリンゴシジミが見られるのですが、まったく
姿がありません。天候のせいでしょうか? 2014年に「大発生」したカラスシジミは
今年は期待できるかもしれません。ゼフィルス類の姿もまだ見ていません。
斑入りの葉の中でバラが咲いていました。この葉は?
どうも斑入りのイワミツバのようなのですが・・・これもいずれ逃げ出すのかな?
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札幌のチョウ
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今日の札幌は真夏日の予報・・・エゾシロチョウの羽化も始まりました。
冬はスキーなどで賑わうスキー場ですが、さすがに閑散としています。
それでも、あの手この手で営業していました。今回、ここ盤渓を訪れた
のは、ツマキチョウの生息を確認するためでした。かつては市内でも
珍しくないチョウでしたが、今ではまったく見られなくなりました。かつて
多く見られた盤渓で、ひょっとしたら生き残っているのではないか・・・?
天候や時期的には最適のはず・・・ですが、飛んでいるのはモンシロチョウばかり。
予想していた結果となりました。ツマキチョウに何が起きたのでしょうか?
一方、同じシロチョウの仲間のエゾシロチョウは元気で、今年も羽化が始まりました。
まるでカレンダーのように例年と同じ時期です。幼虫の食べ物などの生態が違うとは
いえ、何かそれ以外の絶滅要因があるような気がしています。
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キマダラヒカゲの仲間の姿が目立つようになりました。
円山墓地(市有地)から見た円山原生林(国の天然記念物)
明治初期に開拓に入った人たちの手で自然発生的にできた「墓場」が市の管理に
なったものです。墓を造ってもらって内地に帰らないようにする意図がありました。
未開の大地に「骨を埋める」覚悟を促す・・・・その結果が今の大都会となりました。
ミズキの花が咲き始めました。例年キアシドクガによる食害が目立ちますが、
今年は昨年に続き見られません。今年も大発生はないように思います。
林縁ではオオハナウドの花が咲き始めました。
観察目的のひとつはハルニレの実りの状況確認。昨年に続き「不作」でした。
そのハルニレに一匹のチョウがやって来ました。
わずかな樹液を求めてやってきたのは、ヤマキマダラヒカゲでした。5月下旬から
姿を現し、7月〜8月にもう一度発生しますから、ここでは年2化なのでしょう。一方、
よく似たサトキマダラヒカゲは数が少なく、どうも年1回発生のようなのです。ただし
両種の分布・生態の違いは、まだよくわかっていません。「ヤマ」・「サト」の名前か
ら「山地」「平地」の生息環境を連想しますが、必ずしもそうではないようです。どう
「棲み分け」しているのか、いないのか・・・地味なチョウですが、面白い生態です。
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5月31日は母の命日なのですが、当日は用事があるので、前倒しで墓参り。
藻岩山ふもとにある墓地では、タンポポがすっかり綿毛になっていました。
「マムシグサ」が成長しています。
平和塔にいたヤマキマダラヒカゲ
ミヤマカラスアゲハとキアゲハが場所取り(占有行動)していました。
ミヤマカラスアゲハの姿が目立ちます。昨夏に「異常」発生した続きかも
しれません。今年の発生状況に注目しています。
トラフシジミの動向にも注目しています。かつては市内ではそれほど多いチョウでは
ありませんでした。特に夏型は毎年発生するわけではなく、稀でした。ところが、ここ
数年、少ないながらも必ず見られるようになっています。この日は他に、ルリシジミや
ベニシジミも見られましたが、むしろトラフシジミよりも少ない印象です。トラフシジミに
何が起きているのでしょうか・・・札幌が棲みやすい環境になっているのかな?
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五天山の雪はすっかり消えて、新緑がまぶしくなっていました。
連休中のBBQ組もいなくなり、静かになっています。
左はエゾヤマザクラ、右はソメイヨシノです。
10年前に植えられたソメイヨシノのようです。うまくいけばあと半世紀は楽しめるで
しょうか? ここではエゾヤマザクラの方が開花が早く、少し遅れてソメイヨシノが
咲くようです。元々札幌にはなかったサクラ・・・野生種との違いでしょうか?
水車小屋がある春の風景ですが・・・公園内に移設されたものです。1970年代までは
市内でも目にすることができた光景でしたが、急速な都市化に伴い消えていきました。
主な原因は、炭鉱離職者の札幌への流入、冬季五輪の開催でした。
トラフシジミも姿を現しました。これはちょっと意外・・・これまでで最も早い登場です。 (2018年5月7日・五天山公園)
今回の目的は越冬したタテハチョウ類の確認でした。特に昨秋、ここで大発生した
シータテハがどうなったのか・・・・・?でしたが、目立つのはクジャクチョウばかりで
この日はまったく姿が見られませんでした。どこに行ったのか・・・不思議です。
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