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昨夜の雷雨が雪に変わりました。初雪、というか粒状なので「初霰」かも
しれません。市街地では積もるまでにはなっていません。
雪が積もる前に、ヤチダモに集まる雪虫を確認しに行ってきました。
やはり少し遅かったようです。多くはすでに交尾・産卵を終えて
いました。この時期にトドマツからヤチダモに移動して冬を越し
ます。この雪虫の名前は「トドネノネオオワムシ」です。生きてい
る雪虫が見られないものかと、別の場所で少し探してみました。
黄葉?したギボウシの葉に、なぜか集まっていました。ここは
繁殖場所ではないはずですが・・・旅の途中の休憩かな?
「雪虫が飛んでしばらくすると雪が降る」というのは、「しばらく」が
どのくらいの期間かは、その年によって多少の違いがあるにして
も当たっているようです。ケヤキフシアブラムシの大発生があった
のが10月17日前後でしたから、約1週間後の初雪となりました。
昨日見たトドノネオオワタムシは、どうなったかなぁ・・・
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札幌のカメムシ
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中島公園でも紅葉が見頃になっていて、「雪虫」が大発生していました。
カエデ類・エゾヤマザクラ・イチョウ・カツラなどが色づいていました。
秋晴れの下、テニスを楽しむ人や護国神社を訪れる人々で賑わっ
ていました。そんな公園の片隅の樹木では・・・
ケヤキの幹に集まっていたのは、すべてアブラムシの有翅虫です。
何かの寄生蜂が来ているのを確認しましたが、この個体だけ。
根元のギボウシの葉には死骸が塊になっていました。 (2015年10月17日・中島公園で撮影)
この虫の正体はケヤキフシアブラムシ(ケヤキヒトスジワタムシ)だ。
初夏にケヤキの虫こぶで羽化した有翅胎生虫がササ類に飛んでい
き世代交代していたのが、この時期になって再びケヤキに戻ってき
たのだ。ここで有性世代を産み卵の状態で越冬することがわかって
いる。それにしてもおびただしい数(数え切れない?)・・・これはどう
したことか? アブラムシの研究者によれば「夏に高温の日が続くと
大発生することがある」と言うものの、なぜ高温なら?の疑問は残る。
円山公園ではケヤキに集まる「雪虫」を見つけられなかったが、
おそらく同じケヤキフシアブラムシだったのだろう。白い綿毛が
目立つことで広く知られる「雪虫」(トドノネオオワタムシ)とはまた
別の「雪虫」だ。「トドノネ」が、トドマツ→ヤチダモと寄主転換する
のに対して、「ケヤキ」は、ササ→ケヤキ→ササを繰り返す。
北海道新聞(17日夕刊)に真駒内公園での大発生の様子が掲載
されていたが、おそらく「ケヤキ」ではないだろうか。自転車通学す
る学生が苦しそうに見える。多数が迷惑に思う(私はむしろ歓迎な
のだが)この現象、一見「自然がなせる異変?」のように見えるが、
そうとも言えない、少なくとも札幌市内では。
トドマツやヤチダモは在来の樹木だが、ケヤキは元々なく本州から
持ち込まれた「外来種」。おそらく「雪虫」も一緒に付いてきたのだろ
う。予想しなかった?「付録」が目立ってしまった。その意味では「人
がなせる異変」と言える。高温で大発生するなら温暖化の影響もあ
るのかもしれない。
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円山で紅葉を楽しんでいたら、まるで雪が降っているような状況になりました。
降雪のように見えたのは、おびただしい数のアブラムシの有翅虫。
ここまでのすさまじい数は久しぶりに見た。2012年も大発生だった
が、ここまでひどくなかったと思う。2005年にも大発生したというが
記憶にない。この虫の名前は何か・・・・いわゆる「雪虫」なのか?
特徴的な白い「綿毛(ロウ・ワックス)」がほとんど見られない。どうも
トドノネオオワタムシ(いわゆる「雪虫」)ではないようだ。別の「雪虫」
だとすれば、彼らが目指す樹木を確認すれば、よりはっきりするはず
と思い追跡してみることにした。それにしても、これだけの大発生には
理由があるはずだし、捕食者が見逃す手はないと思うのだが、それ
らしき姿が見えない。たまに生き残った赤トンボが横切るが、もう餌を
採る元気はないようだし、その必要もないのだろう。鯨がアミを丸飲み
するように「一網打尽」にすれば効率的だと思うのだが・・・・・(つづく)
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たくさんの虫が集まって、水面に不思議な模様をつくっていました。
雨も降っていないのにあちこちで波紋が広がる。何だろう?
1か月ほど前の撮影だが、アメンボが大量に発生していた。これだけ
集まると壮観。それぞれが6本脚だが、中脚と後脚の4本だけを広げ
てバランスをとって浮いていた。よく見ると、交尾しているペアもいる。
水面を滑るように動くものも多い。さざ波を立てて求愛するのだという。
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山地ではエゾゼミの仲間の声でにぎやかになっています。
山道を歩いていると、背後でバサッ・バサッという音がしたので
何かと思って見てみると2匹のセミが落ちていました。♂と♀の
アカエゾゼミで、ひっくり返ってもがいていました。
セミはひっくり返ると自力では起き上がれないのか? いつまでも
もがいていたので「救助」して指に乗せると、間もなく元気に飛んで
いった。なぜ墜落したのか・・・想像でしかないが、交尾を迫る♂が
♀を追いかけて体当たりしたのではないだろうか?
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