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すっきり晴れた朝になりました。秋が足早に過ぎていきます。
札幌の中心部を流れる豊平川
ハマナスの実が赤くなっています。
(2012年9月下旬・中央区で撮影)
ブチヒゲカメムシがいました。夏の虫たちが姿を消す一方で、カメムシ類の姿が
目立つようになってきました。夏の虫が姿を消したといっても、多くは卵・幼虫・蛹
になって生存しているはず。ほとんど動きがなくなって目につきにくくなっただけ。
ただ、カメムシ類は成虫で越冬するものが多いので、適当な越冬場所を求めて
移動する際に目立ちます。また集団で行動することが多いのもその理由でしょう。
ブチヒゲカメムシ、触角の特徴からの命名ですが、このような「斑髯」を持つカメム
シは、このカメムシだけの固有の特徴ではありません。より分かりやすいように
改名が必要かもしれません。 |
札幌のカメムシ
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ツリバナの実がはじけて中の赤い種が見えていた。その一方、
葉が不自然に縮れている。これはどうしたことか?
よく見ると、あちこちの実にカメムシが・・・まるで玉乗りしているようだ。
キバラヘリカメムシだった。実に口吻を刺して食事中。
(2012年9月1日・中央区宮の森で撮影)
この角度から見ると、名前の由来の「黄腹」がよく分かる。葉が縮れていたのも、
このカメムシの仕業だろう。実ができる前は、葉から栄養を摂取していたのだ。
このカメムシ、ニシキギの仲間の植物上で見ることが多い。成虫越冬だろう。 |
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昨日、この夏の最高気温タイ(33℃)を記録。ここにきて、この蒸し暑さ・・・
そんな暑さが続く中、ちょっと変わった虫が葉裏にいました。
ヌルデだろう、小さな実をたくさん付けていた。
こんな感じの実です。
そのヌルデの葉裏に何かの虫がじっとしていた。
やけに長い翅が目立つ。
これだった。 (2012年8月27日・中央区宮の森で撮影)
クワヤマハネナガウンカ。強い陽射しを避けるように葉裏でじっとしていた。
ずんぐりとした胴体に不釣り合いのように見える長い翅。何でこんな姿なの
だろうか・・・この翅を使って、どのように飛ぶのか?
このハネナガウンカ、しばしば見るが、その時はいつもこの姿勢で止まって
いて、実際に飛んでいるのを見たことがない。驚かせて飛んでもらおうかと
も思ったが、せっかくの休息中では可哀そうなので止めた。
翅を強力に動かす筋肉はないように見える。だとすると翅を拡げて風まかせ
の飛翔だろうか、グライダーのように。ウンカを含めた小さな虫は、偏西風に
乗って頻繁に大陸から流れ着いているという。そのうち、日本の風土に合った
ものだけが今も生き残っているのだろう。
ハネナガウンカの仲間には、この「クワヤマ」のような地味なものだけではなく
色鮮やかなもののいるようだが、市内では「クワヤマ」以外見たことがない。
いくつかの虫の名前に付く「クワヤマ」は、昆虫学者の桑山覚に由来する。
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先日見たアワフキムシの幼虫、無事蛹に成長して羽化のピークを迎えていた。
琴似発寒川。暑い日だったが、川沿いを吹き降りる風が心地よい。
ヤナギの葉裏には多くの蛹や脱皮殻が見られた。
脱皮直後のアワフキムシの一種
葉表で翅を乾かす別のアワフキムシ。これから色が出てくるのだろうが、
見た感じでは、モンキアワフキかもしれない。
羽化がピークを迎える一方で、まだ幼虫のままのものも。だらだらと発生が続くのかもしれない。
(2012年6月30日・西区平和で撮影) |
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円山ふもとで何種かのカメムシを見た。
すれ違う2匹は、お互いに無関心だ。
オオクチブトカメムシの♀だろうか・・・同色のフェンスの上を歩いていた。
草食系が多いカメムシだが、クチブトカメムシ類は肉食系だ。 ふだんオオハナウドに付いているベニモンツノカメムシがこんな所にいた。
これも背景を意識しているのだろうか? 葉の色合いに似ている。
スコットカメムシかなぁ、ツマジロカメムシだったら初見なのだが・・・
(2012年6月24日・中央区円山で撮影) |



