一期一会

札幌の昆虫の生態や自然を写真と合わせて紹介します!

札幌のカメムシ

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カメムシの季節

  昨日の住宅街、多数の雪虫が舞いました。というより、おびただしい数
  と言ったほうがいいでしょうね。衣服に着いたり、口の中に入ったりと
  大変でした。雪虫の冬支度とともに、カメムシ類も目立つ時期です。
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                          手稲平和霊園の紅葉
 
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                   路上で日向ぼっこするツノアオカメムシ    (2011年10月21日・西区平和霊園で)
        
     ツノアオカメムシ、夏の姿と違って脚などがより赤味を帯びています。何となく元気もありません。
     成虫で越冬する(時に集団で)カメムシ類が多い中で、このツノアオカメムシは、ひょっとすると
     寿命なのかもしれません。ハルニレ・ミズナラ・カエデなどの植物食性のカメムシです。

墓地の看板

 山沿いに拓かれた墓地は、様々な生き物に好都合の環境である反面、お参りする 人々にとっては迷惑な場合もあるようです。以前、円山墓地では次のような注意を
 喚起する看板を見かけました。
 
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       頭上注意! 冬の終わりの「落雪に注意」ならよく見かけますが、ここの頭上には何が・・・
                             さらに近くには、次のような看板も。
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   「この先の原生林内において、○○○○○○○がありますので、お参りの際には十分ご注意ください。」
   ○の部分は、おそらく7文字の言葉が入るのでしょうね。何があるというのでしょう、墓地という場所柄から
   気になります。看板は、この年に立てられたものではないようですし、撤去されずに残されているという事
   は、例年、この場所が要注意ということなのでしょう。参考になります。
 
   この日(9月1日)は、やけにクサギカメムシが目立ちました。終齢幼虫、脱皮殻、新成虫、老齢成虫?
   など・・・親子の対面があるのだろうか、北海道のクサギカメムシの生活史はどうなっているのだろう。
 
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                 陽射しを避けるようにじっとしていた終齢幼虫?
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                      仰向けに脱ぎ捨てられていました。
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                                  (写真はすべて2008年9月1日・中央区円山墓地で撮影)
   今年の夏は、円山ではあまりカメムシ類の姿を見かけなかったが、そんな中でもこのカメムシは比較的
   多かったように思う。
 
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  セアカツノカメムシ、「背赤角」カメムシの意味だろう。背面が全体に赤褐色である。ミズキやウルシ類に
 つくというが、見かけたのは、いつも下草の葉上。上は葉で休んでいた♀、下の交尾中の左が♀で右が
 ♂。♂のほうがやや小さい。この世代から育った幼虫は秋までに成虫となり、そのまま越冬し、翌年同じ
 生活をくり返すと思われる。セミなどと比べると、成虫でいる期間がずいぶん長い。多分かなり臭いはず
 だが、まだ体験していない。                        (2010年7月上旬・円山ふもとで撮影)
 

ツノゼミの仲間

       葉の上に小さな虫が止まっていた。何だろう? 近寄っても、じっとして動かない。
 
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   背面にトゲのようなものが確認できた。ツノゼミの仲間だった。このトゲのようなものがある部分、頭の
  ように見えるが、前胸部の側角が出っ張って「ツノ」のようになっている。頭部はその前に小さくあって
  何とも面白い体型だ。何で「ツノ」を発達させなければならなかったのか・・・全く不思議だ。海外には
  もっと複雑に「ツノ」を発達させた仲間がいる。とくに中南米(コスタリカなど)あたりのツノゼミは、それ
  だけで一冊の芸術的な本になるほど「ツノ」が多様化しているため愛好者が多い。
 
  名前のようにセミと同じ仲間。日本には10種ほどいるようだが、北海道では少ない。このツノゼミの種の
  名前もよく分からない。モジツノゼミ、トビイロツノゼミあたりだろうか。おとなしくしていると思ったら、さら
  に接近するとピョンと飛び跳ねるようにして逃げられてしまった。 (2010年7月5日・中央区円山で撮影)
  

子守りをするカメムシ

    ヤマグワの葉の裏にカメムシがいるのを見つけた。これだけだと何の変哲もない普通の光景だが、
    このカメムシ、少し様子が違っていた。
 
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 体の下に何かを抱えている。さらに近づいてよく見ると、それは小さなカメムシの赤ちゃん(おそらく1齢
 幼虫)であった。カメムシの仲間には、母親による子の保護(子守り)をするものが知られている。この
 ヒメツノカメムシも、まさにその子守りの真っ最中のようだった。
 
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   ヒメツノカメムシのこの習性について、詳しい観察・実験が行われている。例えば、工藤慎一氏の報告
  (1990・インセクタリゥム・5)によれば、母親は、保護中は絶食状態で、少なくとも子が2齢になるまで
  天敵などから保護するという。アリ・クモ・寄生バチなどの天敵には、かなり有効な方法のようだ。だが、
  保護できる卵塊は親のサイズに合わされるため、産卵数は限られる。ずっと付きっきりだと何回も産卵
  するわけにはいかない。ぐずぐずしているうちに、子の重要な栄養源であるヤマグワの実がなくなって
  しまう。だから、少数の卵・幼虫を確実に保護し成長させなければ絶えてしまう。こんな生き残り戦略は
  子に資源を投入する哺乳類などに似ているかもしれないが、この保護の現場にも♂のヒメツノカメムシ
  の姿はない。
 
  2枚目の写真では、母親が陽が射す方向に体を傾け、盾となって直射日光から幼虫を保護している
  ように見えた。子育ての障害は、天敵だけではないようだ。   (2010年6月19日・中央区円山で撮影)

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