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左股川の河畔を歩いていたら、樹木に何かの虫が止まっているのに
気がついた。一瞬、「ハチか?」と思ったのだが・・・
この木、何だろう? ヤマグワ?
スズメバチか・・・? でも様子が違う。
これ、トラフカミキリだった。どうも産卵しているように見えた。
幹をゆっくり歩き回っていたが、よく見ると片方の触角が欠損していた。
それにしても、やはりハチに似ている。 (2012年9月3日・西区福井で撮影)
一部のカミキリムシ、アブ、スカシバ(蛾)などにはハチによく似た姿のものがいる。
ハチの姿に似せて、鳥などの天敵から身を守るというのだが、本人がハチを意識
できるわけではないので、なぜこのような姿になってきたのか不思議だ。初めから
この姿ではなかったはずだから、その進化の道筋を時間を縮めて見てみたいなぁ。
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札幌の甲虫類
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壁に何かの虫が付いていた。よく見るとシデムシの幼虫だった。
脱糞した。
(2012年8月上旬・中央区円山ふもとで撮影)
このような姿を見ると、何だか太古の三葉虫のような化石生物を連想してしまう。
やはり、「個体発生は系統発生をくり返す」ということなのだろうか? シデムシ
は「死出虫」と書くようだ。ミミズやカタツムリなどの動物の死骸に群がる場面を
よく見る。名前といい、姿といい何となく嫌われ者の虫だが、このような虫がいな
ければ、森の地面には死骸が転がったままになる。それぞれ役割を分け合い
ながら生態系全体のバランスが保たれていることを思うと、好き嫌いで特定の
メンバーだけを「保護」したり、逆に排除したりすることはできない。
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晴れて清々しい朝となりました。今日は30℃近くまで上がるかも・・・
アカハナカミキリが、その命を次の世代へとつないでいます。
ササの葉の上に♂が止まっていた。さらにその近くには・・・
交尾態勢のペアがいた。上の♂の腹端からは交尾器のようなものが伸びている。
さらに見ていると、しっかりと♀とつながったように見えた。
(2012年8月3日・中央区円山ふもとで撮影)
おそらく近くのマツ林で発生しているのだろう。この日はアカハナカミキリが多く見られた。
今が発生のピークなのかもしれない。虫が成虫でいる期間は、幼虫などの期間と比べる
と極端に短い。そして、その期間の活動のほとんどは繁殖のために費やされる。多くは子
育ての必要もなければ、個体の生命維持の活動も最小限。パートナーを見つけることに
力が注がれ、ペアになることが最大で最終の目的だ。
そこが虫の大きな特徴のひとつだが、中には成虫でいる期間を長くして「家族」を構成し、
社会生活を営むものが出現した。昆虫の生態も進化して「多様化」している。刻々変わる
環境への適応戦略だろう。この「多様化」は、今後の人類社会にとっても重要なキーワー
ドとなる。今、世界中で進行しつつある「グローバリズム」は、様々な面で、生物としての
存続能力を弱体化させる。これに対する本能的な拒否感は大切にしなければならない。 |
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伐採木に何かの虫が止まっているのに気づいた。クワガタに似ている
ようだが、ちょっと雰囲気が違う。よく見るとエンマムシモドキだった。
上翅の不規則な条刻が特徴的だ。 (2012年7月17日・中央区円山ふもとで撮影)
死肉などに集まるエンマムシ(閻魔虫)という甲虫がいるが、それに近いグループとされる
エンマムシモドキだが、円形や楕円形が多いエンマムシに比べて、その姿はむしろある種
のクワガタやケシキスイに似ている。同じような生活環境がなせる結果かもしれない。 |
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昨日は31℃まで上昇。でも湿気が少ない分、何とかしのげます。うってかわり
今日は25℃の予想。変化が激しいです。マタタビの花が満開になっていて、
葉の上にはカミキリムシが来ていました。
ところどころに白くなった葉が目立つ。
白くなるしくみ、意味は何なのだろう?
マタタビには雄花と両性花があるというが、これは雄花だろう。クモがいた。
まわりには甘い香りが漂っている。ネコにはたまらないのかも・・・
ふと見ると、ルリボシカミキリが止まっていた。 (2012年7月17日・円山ふもとで撮影)
いつ見ても、実物は、はっとする青だが写真に撮って見ると残念な結果に終わる。
カミキリムシの中には、特定の樹木に付くものが多いから、発生時期にそこに行けば
見られる確率が高くなる。しかし、ルリボシカミキリの場合は狙って見られるものでも
ない。その理由のひとつは広食性にあるのかもしれない。ハルニレ・カエデ・ヤナギ
などと広い。今まで見たのは木ではなく葉の上に止まっていた「偶然」ばかりだった。
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