一期一会

札幌の昆虫の生態や自然を写真と合わせて紹介します!

札幌の甲虫類

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 礼文島など道北の大雨被害、お見舞い申し上げます。広島や大阪でもまだまだ
 警戒が必要なようですね。札幌は大雨にはなっていませんが、日本各地どこで
 何が起きてもおかしくない天候です。人の力で天候は変えられませんから、早め
 に行動して、じっと辛抱するしかないのかなぁ・・・
 
 雨雲のすきまを狙って夜間採集に同行しました。エゾシカの声が響き、暗闇に何  かの動物の目が輝く中、クワガタがたくさん飛んで来ました。
 
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     ライトを点けると、あっという間にたくさんの虫が集まる。蛾が中心
     だが、クロヒカゲやノシメトンボなどの珍客も。水銀灯を消してブラ
     ックライトだけにすると、顔ぶれが変わった。クワガタムシなどの
     甲虫類が増えた。光線によって惹かれる虫に違いがあるようだ。
 
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        バサッという音がしてノコギリカミキリの♂が飛んで来た。
 
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              ♀は地味に下を歩いてやって来た。
 
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                これはミヤマクワガタの♂
 
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                ノコギリクワガタ♂の原歯型
 
     ほかにもスジクワガタ・コクワガタ・オニクワガタがやって来たが
     やはりノコギリカミキリが多い。♂の大きさにも個体変異が多い。
 
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                交尾行動をするノコギリカミキリのペア
                                     (2014年8月下旬・厚真町で撮影)
 
       ふだんはありえないライトに惹かれてやって来たクワガタに
       婚活の場を提供してしまったようだ。あちこちでペアが成立
       した。やって来たノコギリクワガタの♂には大小が見られた
       が、体格は違っても生殖器(陰茎)の大きさは変わらないと
       いう。そうかもしれない。そうでなければ♀との交接は難しく
       なるだろう。小型個体が不能では意味がない。
 
       小型の個体にも生殖能力は平等だが、大きな体格は餌や
       ♀をめぐる闘争には有にはたらくから子孫を残す確率は
       高くなるはずだ。ただ、遺伝子は受け渡しても、その後の生
       育のための栄養条件は他力本願の面が強い。それが難し
       ところなのだろう。
   すっきりとした青空が広がりました。雲も力強く、まだまだ夏の景色ですが
   虫の世界を見ると夏の終わりを感じさせます。アブラゼミの声が小さくなる
   一方で、キリギリスがにぎやかです。クワガタの死骸も目立ちます。
   
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          いきなり死骸の画像で恐縮ですが、ミヤマクワガタの♂です。
      鳥にやられたのでしょう、いちばん美味しい腹部がありません。
      犠牲になったのが直前だったようで、実はまだ動いていました。
      節足動物ではよくある光景かもしれませんが、やはりいい気持
      ちにはなれません。さらに周辺をよく見ると・・・
 
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     一か所にミヤマクワガタばかりの死骸が集まっていました。だれか
     がわざわざここに弔ったとも思えません。どうしたんだろう・・・?
 
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                                               (2014年8月上旬・手稲山ふもとで撮影)
 
      死骸があった場所の上には、何かヒントになりそうな枯れ木が
      ありましたが、この「ミヤマクワガタ大量殺虫事件」・・・・どんな
      推理が成り立つだろうか?
  樹液に来る虫を観察していたら、どこからともなく大きなカミキリムシが飛んで
  来ました。ハルニレの葉に止まったので、しばらく観察させてもらいました。
 
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           葉に着地。こんな場所に飛んでくるなんて・・・予想もしていませんでした。
 
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     青色の輝きもさることながら、触角の長さが際立つ。何となく邪魔に
     なりそうな気もするのだが・・・余計なお世話かな。カミキリムシには
     ほかにも触角が長いものが多いから、それはそれで現状に適応し
     ながら生き延びてきたのだろう。葉の上で動き回り飛び立つ気配は
     ない。そのうちに何だか変な姿勢をとり始めた。
 
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                                    (2014年8月上旬・円山ふもとで撮影)
 
      風にあおられてバランスを崩し、おっとっと・・・という訳ではない。
      そんなに長い時間(30秒くらいだったかな)ではなかったが、太陽
      光に向けて腹を見せたようにも見えた。甲羅干しならぬ腹板干し?
      それとも、何かに対する警戒姿勢だったのか・・・虫には理解不能、
      謎の行動がまだまだ多い。分からないから面白いんだろうな。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      69年目の「広島の夏」は、あの日とは違い雨だったようですね。
      市長の言葉には抑制された重みを感じましたが、首相の言葉
      にそれを感じないのは、言ってることとやってることのギャップ
      からだろうか・・・札幌の「原爆の火」の前に祈りの列ができた。
      
  暑い一日でしたが、どちらかというとカラッとした暑さでした。樹液にクワガタが
  来ていたので、しばらく観察させてもらいました。
 
イメージ 1ハルニレの樹液に来ていたのはミヤマクワガタのペアでした。
            コガタスズメバチなども来ています。
 
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        ♂はしっかり♀をガードしているように見え、この姿勢では
           樹液を吸うことはできないように思うのですが・・・
 
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      シータテハが空席待ち? チャイロスズメバチもやって来ました。
 
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              大顎は、やはりかなり強力?  (2014年7月下旬・円山で撮影)
 
     ♂は樹液を吸わず、♀をガードするのに専念しているように見えた。
     時々スズメバチ類がちょっかいを出すが敵ではない。やはり鳥など
     の外敵や同種の♂から♀を守ることが優先するのだろうか。一方の
     ♀は樹液に夢中。産卵には十分な栄養が不可欠だ。♂に守られて
     ゆっくり安心して栄養補給ができることは、子孫を残すのに有利に
     はたらくに違いない。
     
     もし、この場面を鳥に見つかったらどうなるか・・・想像するに、上の
     ♂が犠牲になって、下の♀は落下して生き延びる確率は高くなるだ
     ろう。♀へのガードはいつまで続くのか・・・産卵までか? いずれに
     しても、より強い♂に守られた♀の子孫が生き延びてきた。自分は
     ・・・ちょっと自信がないかな。
 
     スズメバチ類も来ていたから、ひょっとすると、クワガタとの争いが
     見れるかもしれないなと思っていたら、チャイロスズメバチがやっ
     てくれた。キイロ(ケブカ)スズメバチの巣を乗っ取るほど勇猛で攻撃
     的なハチだから、何かやるだろうと思ってはいたが・・・さてミヤマクワ
     ガタとチャイロスズメバチの対決の結末は・・・(つづく)
   午後から空が白くなり近郊の山々がかすんで見えなくなりました。煙霧だと
   いう発表。pm2.5が通常の10倍の値だそうです。今晩は恒例の花火大会。
   会場の豊平川からは、かなり離れていますが、音が聞こえてきます。周辺
   はますます煙たくなりそう・・・先日、青いカミキリムシが目の前に飛んでき
   ました。ルリボシカミキリでした。
 
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           目の前のゴボウの葉に着地。撮影のチャンス!
 
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                                 (2014年7月中旬・中央区宮の森で撮影)
 
           もう少しじっくり観察を・・・と思った矢先に飛び立ってしまった。
      残念。どこかへ移動中にたまたま休憩したのかもしれない。
      「ルリボシカミキリの青」・・・・・関連する本も出て、一躍有名な
      虫になった。青いカミキリムシなら、ほかにもいるのだが・・・・
 
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                                     (2014年7月中旬・西区平和で撮影)
 
     ヤツメカミキリだろう。やはりルリボシカミキリの青には及ばないかな?
 
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                                            (2014年7月中旬・西区三角山で撮影)
 
      カミキリムシというと、このナガゴマフカミキリのように樹皮に
      紛れるような色彩・模様が多い中で、ルリボシカミキリの青は
      どうなっているのだろう。警告色でもないようだが・・・

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