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台風一過、雨が塵を落として澄んだ青空が広がりました。同時に秋の空気が
入ってきて冷え込むようになりました。そんな中、路上にキリギリスが出て・・・
郊外の五天山は、すっかり秋の気配。 (2013年9月17日・西区福井で撮影) ハネナガキリギリスの♀だった。天敵に丸見えのこんな所で何をしていたのか?
ひょっとしたら朝方の寒さで冷え込んだ体を温めていたのかもしれない。♂の鳴き
声は少なくなった。すでに交尾は終えたはずの彼女の仕事はまだこれからだろう。 |
札幌のバッタ類
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夏の終わりとともに、虫たちの命をつなぐ行動が見られますが、ハネナガ
フキバッタがちょっと変わった場所に産卵していました。
アスファルトで固められた広場の一角にハネナガフキバッタが集合。
何をしているのか・・・?
すき間に産卵・・・ (2013年8月22日・西区平和で撮影)
どうも出会いの場だったようだ。バッタ類は、土の中に産卵するが、土ならどこにも
あるはずだから、何もこんな場所に産卵しなくてもと思うのだが・・・翌春、幼虫が
孵化しても近くに食べる草はない。何かメリットがあるのだろうが、人間の目には
見えてこない。知らないことがまだまだ多い。それがまた虫の面白いところだ。 |
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突然降り出した雨を避けて、木陰へ。何気なく木の洞を見ると、何かの
虫がぶら下がっていました。よく見るとカマドウマが羽化中でした。
幹を雨が伝う中、うまく濡れない所にぶら下がっていた。
(2013年7月29日・円山ふもとで撮影)
もうほとんど完了! のようだった。あとは触角が抜けると無事終了かな。
ここまで脱ぐのにどれくらいの時間がかかったのだろうかと想像してみる。
見つけてからは5分足らずで、触角が完全に抜けた。それにしても、触角
の細い先まで完璧に抜けるのには感動した(当たり前なのだが)。
もう少し接写しようと近づくと、驚いたことにピョンと跳んで洞の中に消えて
しまった。まだ体が軟らかいはずなのに・・・侮っていた。札幌市内には、
特徴がよく似た種がいくつかいるようだ。カマドウマ・モリズミウマ・コノシタ
ウマなど・・・母は、かつて家に出たものを「便所コオロギ」と呼んでいた。 |
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早くも8月。近郊の草地ではキリギリスの鳴き声が大きくなってきました。
この声が聞こえ始めると、なぜか夏休みの思い出がよみがえります。
「声はすれど姿は見えず」のキリギリス。草に隠れて見つけづらい。
やっと見つけても、草が邪魔して撮影しにくい。
何とか全体の姿が入る角度で撮影。ずいぶん余裕の姿勢で鳴いていた。
(2013年7月31日・西区平和で撮影)
市内のキリギリス(ハネナガキリギリス)、かつては住宅地の空地でもたくさん
鳴いていた。また、子供のいる家からは鳴き声が聞こえてきた。捕まえて飼って
いたからだ。狭い虫カゴでは共食いが起きたりもした。
小学生だった夏休み、割り箸に刺した長ネギを手に空地へ。地面に刺すとキリ
ギリスがやってくる。それを手づかみするのだ。うまくやらないと噛みつかれる。
これが結構痛いし、キリギリスも意地で離さない。無理に扱うと悲惨な結果に。
家で飼うほかに、今で言う「ペットショップ」のような店に持って行ったりもした。
いくらだったか忘れたが、買い取ってもらった記憶。ほかの虫も売っていたように
思うが、今はどうなのだろう。クワガタ・カブトは聞くが、キリギリスは・・・? |
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昨夜は雨になった札幌です。今日もはっきりしない天気になりそう。
今年もフキバッタの「食害」が目立つ時期になりました。
フキの葉が穴だらけ。所々に固まっている幼虫の仕業です。
サッポロフキバッタの幼虫。小さい時は集団でいることが多い。
これはミカドフキバッタの幼虫だろう。これも集団でいることが多いが、この個体は
なぜか単独で、葉の色にまぎれているように見えた。 (2013年6月16日・西区平和で撮影)
「フキバッタ」の名の通り、フキの葉の上にいることが多いが、オオイタドリなど
ほかの葉も食べるようだ。また、どの葉でもというわけではなく、食害される葉と
そうではない葉は、はっきり分かれている。不思議だ。 |



