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琴似発寒川の上流部の木陰で休んでいたら、かすかな音が聞こえてきた。
虫の鳴き声ではないが、虫が音を出しているのは間違いない。音のする
方に目を凝らすと、一匹のバッタがいた。こんな所で何をしているのか?
遠目には、発泡スチロールについた枯れ葉のようで紛らわしい。
ヒナバッタの♂のようだ。
発泡スチロールを齧っていた。 (2012年8月21日・西区平和で撮影)
こんなものを齧って、どうするのか? 消化できるわけでもなし・・・アゴを鍛えたいのか、
意味が分からない。それにしても、こんな人があまり入らない所でも「ゴミ」が目立つ。
いや逆に人が来ない所だからこそ、人目につかずに捨てやすいとも言えるかもしれない。
このゴミも明らかに人為的に捨てられたものだった。バレなければ何をしてもよいという
ことにはならないはずだ。
その一方で、明らかに人が持ち込んだものではないゴミもある。あり得ない場所に食品の
包装紙などが転がっていることがある。これは、おもにカラスの仕業だ。近くのゴミ収集所
から失敬してきたものだろう。今年も市内では、若いヒグマの出没が相次いでいる。今の
ところ生ゴミに来たという話は聞かないが、一度味をしめると無用なトラブルを招きかねな
い。きちんとしたゴミの管理が問われている。
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札幌のバッタ類
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今日の予想最高気温は31℃。8月になって初の真夏日になりそうです。
そんな中でも、秋の鳴く虫の姿が目立つようになりました。最近、近郊
で見たバッタ類を並べてみます。
エゾツユムシの♂だろう。
こんな所に隠れていたのは・・・
エゾツユムシの♀のようだ。
ハネナガキリギリスの♂。鳴き声は今が盛りだ。
ハネナガフキバッタが止まっていた。個体数が多い。
キリの葉裏にカンタンの♀が隠れていた。
コバネヒメギスの♂だろう。翅は短くてもしっかり鳴いて♀を呼ぶ。
(以上、すべて2012年8月14日・西区平和で撮影)
子どもの頃、キリギリスを飼うのが流行っていた。近所の原っぱには、それだけ
多かったということだろう。割り箸に長ネギやキュウリを刺して立てておくと、寄って
きて簡単に捕まえることができた。
ススキノの角に、今で言うペットショップのような店があって、キリギリスなどを買い
取っていたのを思い出した。1匹いくらだったかは忘れたが・・・。中にはうまく管理し
て飼育すると、年越しまで生き延びさせている家もあったように思う。 |
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夏の終わりとともに、バッタ類の姿が目立つようになってきました。
キリギリスやカンタンの鳴き声も大きくなっています。そんな中、
トノサマバッタがいました。久しぶりに間近で見ることができました。
至近距離でも逃げないが、後脚はたたんでいつでも跳べますの態勢。脱糞した。♀だろう。 (2012年8月11日・西区三角山ふもとで撮影)
子どもの頃の市内には、あちこちに野原があって、トノサマバッタやキリギリスが
たくさんいて、遊び相手だった。一度噛むとなかなか放さず結構痛かった記憶。
それが宅地化とともに姿を消していった。同様の運命をたどった草原性のチョウ
には、アサマシジミ・ゴマシジミ・カバイロシジミ・エゾヒメシロチョウなどがいる。
市内のアサマシジミ(イシダシジミ)は絶滅したが、他は近郊にわずかに残った
湿地や低山地の草地に追いやられながらも、トノサマバッタと一緒に細々と生き
ている。これらの昆虫は、見えなくても人の生活には関係ないようだが、長い目、
広い視野で想像すると、そうとも言えない。
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フキの葉が穴だらけになっていた。この犯人は?
フキバッタの幼虫。この時期は集団でいることが多い。
おそらくサッポロフキバッタだろう。今は黒いが、親になると緑色に変身する。
エゾハルゼミの声、姿も少なくなってきた。もうじきアブラゼミ・エゾゼミなどの夏蝉にバトンタッチだ。
(2012年6月16日・当別町金沢で撮影) |
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台風15号が去って、一気に秋の気配となった。大雪山黒岳では初冠雪、
里にも秋が・・・そんな中、住宅街の壁に、カンタンが張り付いていた。
(2011年9月下旬・西区の住宅街で撮影)
立派な産卵管がある♀だったが、体の色がやや褐色を帯び、右の触角の半分を失っていた。
どこかでうまく産卵できただろうか。♂の鳴き声がとっくに消えた中、この♀も、まもなく寿命だろう。 |



