|
黄色と黒の縞模様の虫がいました。やはり野外では目立ちます。
カノコガでした。
コトラガでした。 (2014年6月〜7月・札幌市内で撮影)
黄色と黒を基調とした翅や胴体。葉や花の上に止まっていると
やはり目立つ。おそらく目のいい天敵の鳥などにも、そうなのだ
ろう。カノコガとコトラガは、まったく別の蛾だがよく似ている・・・
「他人の空似」。こんなに目立っては危険ではないのか?
黄色と黒の縞模様といえば、思いつくのはスズメバチ類などの
ハチ模様。攻撃的な有剣蜂類に似せることで、天敵をだまして
生き延びてきたのかもしれない。「黄色と黒は勇気のしるし〜♪
〜24時間戦えます!」と主張している。 |
札幌の蛾
[ リスト | 詳細 ]
|
引き続き雨模様の札幌です。これだけ天候がぐずつけば夏の虫の発生にも
何らかの影響が出るかも。蛾の幼虫が目立つ時期になっているのですが。
ヨツボシヒラタシデムシがカシワマイマイの幼虫を・・・脱皮殻が
見られますから、脱皮直後に襲われたものでしょう。
キアシドクガの幼虫を捕食しているコメツキムシの仲間(サビキコリかも)に
カシワマイマイの幼虫が接近。危ないぞ、と思っていたら・・・
大胆に乗り越えて行きました。
ひとつのことに集中している虫には、周囲の様子の変化に即座に
反応できないのかもしれない。一方の幼虫は、まさか捕食者とは
思わず、何かの障害物だろうくらいの感覚しかなかったのだろう。
命拾いかな・・・ちょっとしたタイミングが運命を変える。
キアシドクガの前蛹3兄弟? (2014年6月中旬・円山墓地で撮影) 今年はマイマイガの幼虫よりキアシドクガの幼虫の姿が目立つ。
ちょっと前まではミズキの葉の上にいたが、移動して蛹になりつ
つある。この調子だと、今月下旬頃には山麓は多くの白い成虫
で雪が舞うような様相になるかもしれない。 |
|
石段の上にフユシャクの仲間が横たわっていましたが、よく見ると・・・
すでに息絶えているように見えたが、なぜか少しずつ移動している。
よく見ると、アリが引きずっていた。どこまで運ぶのかな?
すき間に巣があるのかと思っていたが違うようだ。石段を登ろうとしていた。
(2013年11月中旬・円山墓地で撮影)
最高気温が10℃に届かない寒い日にもかかわらず、アリが仕事をしているのには
ちょっとびっくり。よく見られるクロヤマアリではなく、クシケアリの仲間のようだ。
ただ、さすがにどこでも活発に活動しているわけではない。例外的な場面だった
のだろう。餌となる虫が少ない中でのフユシャクは貴重な資源なのかもしれないな。 |
|
枯葉を踏んで歩いていたら、一匹の蛾が力なく飛び立ちました。
フラフラと飛んで枯葉に止まったものの、色合いが似ているので探すのに苦労した。
これで分かりますか?
(2013年11月中旬・西区三角山で撮影)
フユシャク(冬尺)と呼ばれる仲間の蛾だった。飛ばないとまったく気づかなかった
だろう。秋から冬にかけて発生する。♂には、このように翅があるが、♀には翅が
ないか、ごく小さくなって飛べなくなっている。天敵が少ない時期を味方にする一方
で、寒さというリスクには耐えなければならない。ちょっと変わった生態かもしれない。 |
|
マユミの木にいるキバラヘリカメムシを観察していたら、ミノウスバが
たくさん付いているのに気づきました。命をつなぐのに必死のようです。
触角の違いで♂(櫛歯状)と♀が区別できる。オレンジの毛が結構目立つな。
あちこちで交尾中のペアに、別の♂がしつこくアタックして賑やかになっていた。
(2013年9月下旬・三角山ふもとで撮影)
ミノウスバ、9月〜10月のこの時期に発生するようだ。交尾も含めてじっくり
見たのは初めてだった。たくさんの枝がある中で、付いていたのはこの1本
だけ。ここで羽化したのかどうか、その痕跡が分からない。♂は付近をゆる
やかに飛び回ることもあるが、♀はじっとしてほとんど動かない。フェロモン
を出して存在を知らせているのだろう。人の適齢期もそうだというが・・・ |




