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雨降りの朝になりました。気温も20℃までの予想で秋の気配です。
ピンク色の花にホウジャク(蜂雀)が来ていました。
花はクサキョウチクトウ(草夾竹桃)でしょう。ホバリングしながら
長いストロー(口吻)を伸ばして吸蜜していました。ひとつの花に
長居はせず、高速で飛び渡ります。それにしても速い!時速に
すると50kmとの観察記録も。確かにそのくらいの感じ・・・
あとで画像を見て気がつきましたが、左の触角の半分が欠損して
いました。何があったのでしょうか? それでも元気な様子でした。
ホウジャク・・・スズメガ科ホウジャク亜科の蛾の仲間。この亜科には
オオスカシバやベニスズメ、スキバホウジャクなどが含まれ、和名は
「ホウジャク」で統一されていません。また「蜂雀」は広辞苑には載って
いません。マイナーな名前なのかな?やはり造語なのかもしれません。
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札幌の蛾
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夏の虫たちの姿が多い札幌ですが、スズメガの仲間も目立ちます。
何かのハーブに止まっていたのはモモスズメ。幼虫が桃や梅などを
食べると言いますから、そこからのネーミングでしょうか? それとも
成虫の翅のうっすらとした桃色によるのか・・・・いずれにしても、特に
探しているわけではないのに目につくのは例年より多く発生している
ということでしょう。「沈黙の夏」より、やはり賑やかな夏が楽しい!
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昨日の札幌の最高気温は23℃。猛暑地域の方々には申し訳ないくらい
涼しいです。真夏日は、もうない?ハチのような蛾が花に来ていました。
クロスキバホウジャクでした。昼間に活動するスズメガの仲間です。
何かのハチのように、またハチドリのようにホバリングしながら吸蜜
します。「黒透羽蜂雀」と書くように、黒褐色に縁取られた透明の羽を
持ちますが、飛んでいるときは速すぎて見えません。ホウジャクの名
も独特です。大和言葉でしょうか? 蜂のような雀のような・・・だれが
いつから呼び始めたのか、研究者でしょうか? 興味深いです。
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その後のハルニレの「樹液酒場」の様子を見てみました。
ヤマキマダラヒカゲは、まだ多いですが・・・だいぶくたびれて、争いも少なくなっていました。
新メンバーのエルタテハ・・・元気です。越冬するためには体力が必要? 長居していました。
スズメバチに邪魔されながらも頑張っていたのは、あのクルマスズメ。
昼間は寝ているのかなと思ったら、なぜかとても活発でした。常に翅を
震わせながらホバリングして樹液を飲んでいます。疲れないのかなぁ?
キマダラヒカゲのように止まればいいのに・・・・・余計なお世話かもしれ
ませんが、持って生まれた性質は、やはり変えられないのでしょうか?
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特に探しているわけはないに、蛾の仲間の姿が目立ちます。
昨日のクルマスズメと同じスズメガの仲間です。体型は似ていても
色彩はまったく違います。これほどの「紅色?」の蛾は珍しいと思い
ます。それでも生き延びてきたのだから、きっと意味があるはず・・・
昼寝していたのを起こさないように移動して記念撮影。改めて
鮮やかな色彩に驚きます。人には出せない色でしょう。また胴の
太さにも目が行きます。胸には相当の筋肉が詰まっているので
しょう。これは、ホバリングする行動と関係しているのかもしれま
せん。灯りの周辺で昼寝する蛾はよく見ますが、特に探して歩い
ていないのに、多様な種が結構目につく(1種あたりの個体数は
多くはない)のは、成長期の条件がよかったのかもしれません。
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