一期一会

札幌の昆虫の生態や自然を写真と合わせて紹介します!

札幌の蛾

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   「樹液酒場」では、相変わらずキマダラヒカゲの大騒ぎが続いていました。

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                               酔っ払い?どうしの小競り合い。そのそばで・・・

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                     夜勤明けでお疲れのスズメガ? そこへ・・・

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                             酔っ払いにからまれて・・・

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                             逃げるが勝ち?

     クルマスズメ・・・車や雀でもなくスズメガと呼ばれる独特の姿の蛾の
     仲間。夜行性ですから、たまたま樹液を出すハルニレの葉で昼寝して
     いたのかもしれません。そこに、絡んでくるヤマキマダラヒカゲたちは
     大迷惑? とんだとばっちりだったことでしょう。

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                       クルマスズメの排泄物も利用する!  (2017年7月中旬・西区平和)

     キマダラヒカゲは樹液が大好きですし、排泄物にも来ますが、花に
     来るのを見たことがありません。一方、スズメガは夜、ホバリングし
     ながら花蜜を吸います。果たしてこの樹液に来て「二日酔い」状態
     だったのか・・・? もしそうなら、絡まれてもしかたがないのかな?
     なかなか夜の樹液酒場の様子を観察する機会がありません。
     
        

      
     夏の蛾の発生状況も、種によってまちまちです。毛虫が出てきます。
                苦手な方はスルーしてください。

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                    寄生されたマイマイガの幼虫 (2017年7月中旬・平和)

     結局、キアシドクガの大発生はなく、マイマイガの幼虫も見えません。
     8月に大発生することがあるマイマイガ・・・・・今年はないと思います。
     苦情が出ないのはいいことですが、その要因は何か、しっかりと見て
     いく必要があるでしょう。見えないのは、かえって不気味です。一方、
     話題にはなりませんが、例年通りに「大発生」している蛾もいます。

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                                                 (2017年7月中旬・五天山)

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                                               (2017年7月中旬・西区平和)

      ヒロオビトンボエダシャクです。昼に活動する蛾で山沿いの樹木
      周辺を緩やかに飛びます。発生地では、まとまった数がいますが、
      住宅街に下りてくることはほとんどなく目立ちません。人によっては
      蝶だと思うかも・・・無害で駆除要請も聞いたことがありません。

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               バスの窓で頑張る! 何とかしがみついていました。   (2017年7月中旬・西区)
  九州の大雨被害、お見舞い申し上げます。さらに被害が広がりませんように。

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                                  渇水?

      梅雨時とはいえ、九州の降水量は「異常」です。札幌市内では
      本格的な雨がない日が続いています。地域により極端です。

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       近郊の山沿いではハシドイの花が咲き始めました。ライラック
       (ムラサキハシドイ)と同じ仲間ですが、花は白だけで、姿も少し
       違います。ライラックに虫が来るのはあまり見ません(蜜なし?)
       が・・・ハシドイは虫たちに人気です。この日も大賑わいでした。

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                       トラフシジミ(春型)・・・まだ元気です。

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                          ヒメウラナミジャノメ・・・大発生

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                              コガタスズメバチ

       チョウが来ているので、蜜も豊富なのでしょう。ほかにも小さな
       ハナバチ類もたくさん来ています。スズメバチは花から花へと
       パトロール。花蜜目当てではなく、来ている虫を狙っています。

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                               これもハチ・・・? 

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                                                (2017年7月上旬・五天山)
 
       高くてよく見えないので大幅にトリミングしてみて、その正体が
       分かりました。ハチではなく蛾でした。腹部の赤い帯が印象的。
       アカオビコスカシバでしょう。スカシバガの仲間はハチに擬態
       しているそう。この姿で捕食リスクが本当に小さくなるのかな?

       
       サルナシ(コクワ)の葉に見慣れない蛾が止まっていました。

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                          アミメリンガでした。    (2017年6月中旬・西区平和で撮影)

      図鑑で見たことがある蛾だな〜とは思いましたが、名前が出て
      きません。帰って調べてみるとアミメリンガでした。サルナシの
      葉裏に止まっていたので、幼虫の食樹かなと思いましたが・・・
      オニグルミのようです。サルナシは、たまたまだったのでしょう。
      こんな模様で生き延びてきたのには何か意味があるはずです。

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                     ミヤママタタビの花だと思います。(同上)

      サルナシやマタタビの花はまだ蕾でしたが、ミヤママタタビの花は
      咲いていました。同じ仲間でも、開花は少し早いようです。
      
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        真冬日となったこの日・・・フユシャクの姿を探していましたが・・・まったくいません。

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              唯一見たのが・・・この蛾。フユシャクではありません。これは何者?

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                           かなり毛深い!      (2016年11月下旬・円山ふもとで撮影)

     いつまでが晩秋で、いつからが初冬なのか・・・カレンダーをめくる
     ように、ある日を境に変わるわけではないだろう。12か月÷4=3
     なら単純に・・・・春(3月〜5月)・夏(6月〜8月)・秋(9月〜11月)・
     冬(12月〜2月)となって、今日はギリギリ晩秋だ。しかし、初雪は
     終わったし、昨日から降り続いた雪で、もう根雪になりそうだ。

     その意味では・・・これは「初冬の蛾」かもしれない。この時期に登場
     するこの蛾は何者か?代表的なのはフユシャク(冬尺)の仲間だが、
     明らかに違う。正体を調べるポイントは・・・・・発生時期や止まる姿、
     そして翅の紋様、毛深さなどだが、手元の資料をめくっても該当する
     種が見つからないどころか、科すら思いつかない。

     それにしても、毛深さが印象に残る。蛾には蝶より毛深いものが多い
     のは、活動時間や発生時期と関係があるのかもしれない。翅はとも
     かく白い襟巻きや手袋?は防寒対策か・・・成虫越冬かもしれない。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     (追記)ご教示いただいて調べ直したところ・・・ウスズミカレハと判明
     しました。ありがとうございます。『北海道の蝶と蛾』(P.92)に標本の
     写真がありますが、生きたものとはずいぶん印象が違います。晩秋
     から初冬に発生しますが・・・成虫越冬ではないようです。
      

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