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広島の大雨被害、空から見る映像と地上の映像のあまりの違いに驚いています。
マッチ箱のように見える人家でも、それぞれにはかけがえのない営みがあったは
ず。あらためて自然の脅威を思い知らされます。被害地域の皆さま、お見舞い申
し上げます。久しぶりに桂沢湖を訪れる機会がありました。
桂沢湖、札幌の東の三笠市にあるダム湖。貯水量は少ないように
見えたがどうだろう。局地的な大雨がある一方で、少雨傾向の地域
もある。人の力ではどうにもならない。
このあたり一帯には中生代白亜紀の地層が広がっており、アンモナイト
化石の世界有数の産地。同じ時代に生きていた恐竜のモニュメント?
があった。「エゾミカサリュウ」の化石発見(1976年)をきっかけに三笠
市立博物館ができたが、その後の研究で残念ながら「エゾミカサリュウ」
は恐竜ではなくトカゲの仲間だと分かった。でも、いつ恐竜の化石が見
つかってもおかしくない場所ではある。
(2014年8月中旬・三笠市で撮影)
ノシメトンボやアキアカネの姿が多かったし、カトカラの仲間(ワモン
キシタバ?)の姿もあって夏の終わりを感じさせる。あちこちでミン
ミンゼミの声がするのにはちょっと驚いた。小樽方面では普通だし
札幌市内でもたまに耳にするが、それより北はどうだろう。内陸部
へ分布を拡げているのかもしれない。やはり温暖化かな・・・ |
北海道自然散歩
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亜麻畑に似つかわしくない動物が登場したので、あっという間に人気者に・・・
左の用水路を軽々と跳び越えました。若いオス猫だろうか・・・?
ギャラリーに囲まれ、亜麻をそっちのけにしてしまった「亜麻ちゃん」(仮称)。
(2014年7月中旬・当別町で撮影)
近くの農家の飼猫だろう。ずいぶん人馴れしているし、モデルと
しての素養もじゅうぶんのようだ。見学に訪れる人々にいつも愛
嬌を振りまいているのかもしれない。ただ、普通の家猫と違うの
は「天敵」への対処のしかた。トビには敏感に反応した。この辺
はやはり野生の本能を忘れていないのだろう。
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近郊の亜麻畑の花が見ごろになっているというので観察に同行しました。
花は満開でしたが、あまり虫は来ていません。
モンシロチョウとセイヨウオオマルハナバチくらいです。
花びらは半日ほどで散ってしまうそう。アマガエルがいました。
(2014年7月中旬・当別町で撮影)
かつては札幌市内でも多く栽培されていた亜麻だが、見られなく
なって久しい。ここでは町おこしをかねて栽培が復活しつつある。
実や繊維の利用が期待されている。隣りのアスパラ畑から予期
せぬ動物が登場した・・・(つづく) |
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支笏湖の近くを通る機会があったので、苔の洞門に寄ってみました。
当日は生憎の雨でしたが、久しぶりの雨はコケにとっては恵みのよう。
江戸時代(1667年)の樽前山の大噴火による火砕流から生じた溶結
凝灰岩が削られてできた地形です。涸川になっていました。もっと古い
成り立ちかと思っていたので意外でした。
崩落の危険があるので、洞門の奥に入ることはできませんでしたが、
入口周辺でもコケむす様子が味わえます。とにかく湿気が多い。
ヘビ模様のような特徴的な姿のジャゴケ (2014年6月上旬・支笏湖畔で撮影)
エビゴケ・ジャゴケ・チョウチンゴケ・ムクムクゴケなど30種あまりが
見られるという。とても小さいのでうまく撮影できなかったが、よく見
ると細部が精巧にできた美しい造形だった。はまりそう・・・
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近くまで行く機会があったので、「ファーブルの森」に寄ってみました。
札幌から東へ約一時間。栗山町の御大師山にあります。
東限のオオムラサキの生息地としての価値があります。
野外では鳥などからの捕食を守るネットが・・・
もうすぐ脱皮かな。体をしっかり固定しているように見えました。
こちらは脱皮完了。緑色に変身していました。
(2014年5月中旬・栗山町で撮影)
道内のオオムラサキの生息地はいくつか点在するものの
かなり限定的。その中で、ここ栗山町は分布の東限、ほぼ
北限に当たるため、保護活動が行われている。名前のよう
にクリの木が多く自生したようだ。近くに栗沢という場所もあ
る。食樹のエゾエノキも含めた暖地性の植生の拡大に合わ
せてオオムラサキも分布を広げたのだろう。ただ、その歴史
は浅く、約1万年前以降のことだろう。名前が同じということで
日ハムの監督の自宅もあるという。 |



