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先日、久しぶりに小樽周辺へ。忍路環状列石を見た。
海沿いで少しは涼しいものの、この日の小樽の最高気温は33℃だった。
ここでもオオハンゴンソウの大群落?・・・
環状列石は、ビニルハウスなどが建ち並ぶ普通の畑地の中にあった。
確かに「環状」に並んでいる。
(2012年9月4日・小樽市忍路で撮影)
小樽は、函館と並んで道内でも古い歴史を持つ。ニシン漁で栄え、商業・文化の
中心だった時代もあったが、今では、それらの歴史遺産を利用した観光以外は
目立った産業がなく、高齢化・人口減が進行している。小樽運河周辺の観光施設
は賑わっているが、少し離れると人通りが少ない。地元の人々が、この忍路環状
列石を訪れる姿はなく、観光コースにも入っていないので、だれもいなかった。
3500年前の墓地・祭祀跡だといわれるが、どうだろう・・・実際にその場に立って、
周りの雰囲気を感じながら、いろいろな想像ができるのが楽しい。小樽周辺では、
このほかにもいくつかの環状列石や洞窟壁画などが見つかっている。そのロケ―
ションを考えると、別な意味もありうるような気がするのだが。「忍路」をすんなり
音読できる方は、地元の人以外では少ないのではないだろうか? 「オショロ」・・・
パソコンでは変換不能なアイヌ語に由来する地名だ。 |
北海道自然散歩
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札幌の北、当別町を流れる川に大きなダムが完成しようとしている。
北海道が管理、運営するする当別ダム。その様子を見てきた。
札幌市・石狩市などへ水を供給するという多目的ダム。今年度中の完成を目指して工事は
仕上げの段階に入っているようだった。
ダム湖も徐々に出現してきた。この辺りには、かつていくつかの木橋が架かっていて
掘孔性・借孔性のハチのよい棲みかとなっていたが、すべて水没した。
(2012年6月15日・当別町で撮影) ダム周辺には立派な舗装道路ができたが、通行する車はほとんどない。
補修を担当する方々だろう、真っ黒に日焼けした顔が印象的だった。
アスファルトに反射する太陽光が一層きついのだという。道路周辺の
植物にも当然影響が出る。札幌は本当に、このダムの水が必要なほど
切迫しているのか・・・疑問だ。何年か前、「コンクリートから人へ・・・」と
叫んだ人々がいたが、この現状を見ると、すでに死語となったようだ。
それでも虫たちは生きている。もう少し継続して調べてみよう。
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霧雨の朝となりました。昨日は雨の中でしたが「フラワーソン」で野幌原生林を
歩きました。今日の昼からは天気が回復する予報で、気温も上がりそうです。
先日、久しぶりに望来(もうらい)海岸を歩きました。
札幌市の北隣り、石狩市にある海岸。一部に自然の渚が残っています。
いくつかの海浜植物を見ることができます。
ハマエンドウが花盛りでした。
ハマヒルガオは咲き終わり?の様相
コウボウムギでしょうか?
斜面ではエゾカンゾウ(ゼンテイカ)が満開でした。
波の音を聞きながら、潮風を浴びて歩く海岸・・・たまにはいいですね。
山の中では感じられない解放感があります。自然があふれる一方で、
地域では過疎化が進んでいるのかもしれません。
(2012年6月16日・石狩市の海岸で撮影) |
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大滝村は、伊達市と合併し、伊達市大滝区となった。きのこを使った
さまざまな特産品があり、「きのこ王国」なのだという。
ニセコに向かう途中、看板に惹かれて立ち寄ると・・・
きのこ汁と「きのこおにぎり」で、しめて300円。なかなかの美味で、何だか得した気分。
「舞茸(まいたけ)」の名前の由来は、「舞い上がるほどおいしい」から。 (2011年8月下旬・大滝区で撮影)
秋の味覚のきのこだが、こうして安心して食べられる環境に感謝の思いだ。原発は、こうした当たり前の
食生活も一瞬にして、しかも長期にわたって奪いかねない危うさを改めて感じた。「安全なら再稼働」は
土俵が違う。「核のゴミ」の処理が手に負えない現状では、諦める勇気も必要だろう。 |
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雪秩父に向かう途中、環状列石(ストーン・サークル)の遺跡が
ニセコ町にあるのに気づき、立ち寄ってみることにしたが、地図上
には確かに位置が示されているのだが、なかなか見つからない。
粘って探すと、それは民家の横の道を入った畑の真ん中にあった。
曽我北栄環状列石を示す看板
(2011年8月下旬・ニセコ町で撮影)
だれが、何の目的で、このように石を並べたのか・・・よく分かっていないという。墓、日時計、天文観測所、
祭祀場など諸説があるようだ。一度だけの発掘調査では、人骨・土器・装飾品などが出土し、今から
3000年前の縄文時代のものであろうということが分かっただけである。想像が膨らむ。
簡単な塀で囲まれただけで、年中風雪にさらされているように見える。傷みはないのだろうか、ちょっと
気になった。3000年前とは、周囲の植生は変わっているだろうが、ニセコアンヌプリや羊蹄山などの
変わらない雄姿を古代の人々も眺めていたのだろう。きっと何か特別の場所だったに違いない。 |




