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こんな本が出ていたことを最近知った。白畑孝太郎さん、帯のキーワードで分かるように「昆虫巡査」。
母方の実家が山形県酒田だったので、学生時代に何度か訪れた。近くの三軒茶屋の派出所に勤務して
おられたのが白畑さんで、虫の話を聞き、すばらしい標本を見せていただいた。
山形県と秋田県の境にあるタブノキの林に北限のアオスジアゲハがいるとの情報をいただき、その林に
舞う青いアゲハに魅了された。その後も交流が続いたが、ある年の年賀状は奥様からのものだった。
出版社の回し者ではないが、この時世で、このような本が出る価値は大きい。郷土の虫や自然を地道に
観察・記録した人物がいたことを、そのデータとともに後世に残す価値である。ここ数十年での自然環境の
変貌は目を覆うばかり。今後も歯止めはあまり期待できない。だからこそ、今生きている虫たちの記録は
将来どれほどの価値をもつかはかり知れない。
白畑さんが生きた時代とは違って、今は情報社会。様々な方々がネットなどで虫情報を発信していて、
これはこれで有益だろう。とても参考になる情報も多い。ただ、受け取る側のリテラシィはいつも必要だ。
著者との面識はないが、若いのに情報を整理して本にした労力は大変だっただろうと思う。氏はブログで
ブナや虫を通して環日本海の情報を発信している。芸術的な昆虫の写真も多い。
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昆虫関係図書
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上記の表題の本が出ました。西日本のアリの名前・生活を知るのに有意義なものです。
第1部:世界のアリ、アリの世界 第2部:南九州のアリ 第3部:採集から名前調べまで
とくに第3部は、アリの採集方法・名前の調べ方などが豊富な写真と詳しい検索表で解説されて
いて、西日本に限らず参考になります。
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引き続き南西諸島の昆虫の多様性を知ることができる書籍を紹介する。 |
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沖縄島をふくむ南西諸島は、独自の生態系が広がり生物の進化・分布を考える上で |



