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今年も、そろそろエゾシロチョウが発生する時期になりますが・・・
長い間空室になっていた官舎。どうなるのかな〜と思って見ていたら
解体が始まり、あっという間に更地になって隠れていた三角山がよく
見えるようになりました。平屋が多かった時代の風景が、一瞬ですが
よみがえりました。国有地が払い下げられ、間もなくマンションが建設
されると見えなくなるでしょう。同時にエゾシロチョウも消えるでしょう。
解体工事にともないボケは伐採され、エゾシロチョウは消えました。
しかし残ったもう一本のボケでは、エゾシロチョウが頑張っていました。
国有地の払い下げに、エゾシロチョウの生息は何の関係もないので
しょうが、ちょっとした配慮があれば四季の彩りを失うことがないのに
・・・と思うと残念です。国有地をめぐっては大阪や愛媛で不透明さが
問題になっています。時の政権によって国民の財産が不当に取引き
されないよう、これからも徹底した究明が必要です。
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エゾシロチョウ
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エゾシロチョウが羽化のピークを迎えて例年通りの光景になっています。
羽化の時期が昨年より遅く、天候不順が続いて今年はどうかなと
心配されましたが・・・ここにきて例年通りの発生状況となりました。
交尾しているペアを見つけると、あわよくば・・・とあぶれ雄が邪魔します。
公園に植えられた若いエゾヤマザクラの木のまわりを多数のエゾシロ
チョウが舞っている。近所の顔なじみの家主が「今年はモンシロチョウ
が多いな」と言う。家庭菜園の野菜への被害を心配しているのだ。白い
蝶と言えばモンシロチョウ・・・・・・・子どもの頃からの刷り込みだろうか。
小学校でモンシロチョウの観察はしても、エゾシロチョウの生活は学習
しない。検定された画一的な教科書の弊害だろう。
「幼虫はバラ科の植物しか食べないから、トマトやナスは大丈夫」と説明
するものの半信半疑。立ち話の間も白い蝶がレタスに来る。それはモン
シロチョウ、あれはエゾシロチョウ・・・区別するにはまだ時間がかかる。
虫の実態が分かれば、無用な殺生、ストレスも軽減されるはずだ。
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エゾシロチョウが休憩しているのを発見。近くの発生場所を見てみます。
羽化して間もない♀に♂が迫るいつもの光景が・・・
今日明日にも・・・羽化しそうな蛹が並んでいます。
なかなか羽化しないと思っていたエゾシロチョウ・・・やっと飛ぶ姿を
見ることができました。「やっと」というのは昨年は5月下旬に羽化し
ていたからですが、過去の記録を見ると6月中旬での初見も珍しく
ないので昨年が早過ぎたということでしょう。これで札幌にも初夏が
・・・もう「リラ冷え」はないでしょう。街中は「YOSAKOIソーラン祭り」
で騒々しいですが、山中もエゾハルハルゼミの合唱と巣立った野鳥
の声でにぎやかです。どちらがいいか・・・もちろん山です。
地域限定の現象だったのかな・・・吉兆は?
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今年のエゾシロチョウの成長の様子がおかしいように見えます。
例年ならもう羽化していい時期なのに・・・まだ姿が見られません。
官舎の駐車場片隅のボケで10年近く命をつないでいたエゾシロチョウ。
食樹のボケが昨年バッサリ切られて、一瞬で全滅してしまった。そのた
め毎年羽化日をチェックしていたのが途切れてしまった。それでも近く
の別のボケで命をつないでいるのを見つけ、何とか観察を継続するこ
とができそうだが・・・ここもいつどうなるかは分からない。
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昨年6月3日の羽化。ここに来て連日の「リラ冷え」。
ヨーロッパの洪水と関係しているという。今年の羽化は
どうなるだろうか・・・・・? エゾシロチョウが飛ばないと
北海道、札幌に初夏が来たとは言えない。
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エゾシロチョウの羽化がピークを過ぎて、♀は産卵に忙しい時期になりました。
♂たちが交尾を迫って次々にやって来る。翅を広げて拒否する
♀だが、そのつど産卵が中断する。もちろん交尾は成立しない
のだが、しつこい♂に閉口しているようにも見える。それでも同じ
場所で我慢して命をつなごうとする♀の覚悟を感じる。ここに至る
までどれほどの困難があったか・・・無事に羽化して産卵できる♀
の確率はきわめて低い。ここで妨害に屈するわけにいかない。
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