一期一会

札幌の昆虫の生態や自然を写真と合わせて紹介します!

エゾシロチョウ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

9月のエゾシロチョウ

    7月初めに、エゾシロチョウが産卵するのを見た。その卵は今、
    どうなっているのだろう。気になって見に行ってみた。
 
イメージ 1
                  孵化した幼虫が葉を綴って「巣」を作っていた。
 
イメージ 2
                      近くには、多数の蛹の抜け殻が風に揺れていた。
 
イメージ 3
               7月上旬に見た産卵の様子。葉の裏にびっしり産み付ける。
 
     巣の中の幼虫たち(おそらく2齢)は、このまま越冬し来春に目覚めて花や葉を食べて成長し
     5月下旬には蛹となり、6月には羽化する。この産卵場所は地上から約1.5m。この高さなら
     雪に埋もれてしまわないが、かえって厳しい寒風にさらされることになる。母蝶は、どうやって
     産卵場所を決めているのだろうか。観察していると虹がかかっているのが見えた。高い所から
     撮影しようと移動したが、すでに消えかかっていた。久しぶりに虹を見て、「虹の足」という詩を
     思い出した。
 
イメージ 4
                                          (2011年9月7日、西区の住宅街で撮影)

エゾシロチョウの越冬

  ここ2・3日、暖かい天候となっています。今日は午後から雪ではなく雨となりました。近くの住宅街の一角で
  細々と発生をくり返しているエゾシロチョウ。この時期は「巣」を造って越冬態勢に入っています。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
   幼虫が糸を吐いて枯れた葉をつづって作った「巣」です。中には何匹かの幼虫がじっとしているはず。
  かわいそうなので巣の解体はやめました。卵ではなく幼虫(おそらく2齢)で越冬する意味は何なので
  しょうね。冬の厳しい寒さと関係がありそうですが、卵の方が気温の変化に強いような気もするのですが。
  地上から約1mの高さにある巣です。ご覧のようにまだ積雪はありませんが、もし積雪になったとしても、
  この高さでは雪に埋もれることはないでしょう。それがいいのか悪いのか、その辺を「考えて」巣を造って
  いるのだとしたら面白いですね。
 
イメージ 3
 
         今年の蛹の抜け殻がまだ残っていました。(2010年12月4日・西区で撮影)
 
     なかなか成虫の飛翔が見られなかったエゾシロチョウ。やっと羽化が始まりましたが・・・
 
イメージ 1
 
                      食草(バラ科のボケ)に止まる♀
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
    そこへすかさず♂がやってきて交尾を催促。でも♀は拒否しているようです。成功しませんでした。
   やっと成虫が飛び始めたものの、例年と比べると時期は遅く、個体数も少ない。他の地域でも同様
   の傾向で、その原因はよく分かりません。         (2010年6月20日・西区の住宅街で撮影)
     やはり今年のエゾシロチョウの成長・発生は、どこかおかしい。ほとんどが羽化しないのだ。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
         上のように、羽化の途中で死亡しているものもいくつか見られる。
 
イメージ 3
 
          健全に見える個体も、羽化直前の黒ずんだ姿にはなっていない。
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
         わずかに1個体だけが、昨夜の雨を避けるようにしてぶら下がっていた。
 
  エゾシロチョウの生活史については、朝比奈英三氏(北海道大学低温科学研究所)によって昆虫の越冬
  戦略研究の材料として詳しく調べられ、いつくかの本にまとめられた。それによると、
 
     7月中旬に1齢幼虫が孵化し、その期間は2−3日
     7月下旬に2齢幼虫となり、その期間は約2週間
     8月中旬に3齢幼虫となり、そのまま4月下旬まで休眠(越冬)する
     5月上旬に4齢幼虫となり、その期間は約9日間
     5月中旬に5齢幼虫となり、その期間は約2週間
     そして蛹の期間を経て6月上旬から中旬にかけて羽化がピークになるという。
 
  例年の観察でも、食草のまわりには先に羽化した♂が飛び回り、♀が羽化してくるのを待っていると
  いうのが、今の時期であるが、今年はそのような光景が見られない。この発生地だけではなく、他の
  場所でもエゾシロチョウの本格的な飛翔が見られない。そう言えば、昨年あれほど大発生して新聞を
  にぎわせたマイマイガの幼虫もいない。春先の低温傾向が影響したのだろうか。もう少し観察を続けて
  みよう。                                 (2010年6月17日・西区の住宅地で撮影)
 そろそろ成虫の羽化が始まってもいい時期なのですが、まだ見られません。よく見ると蛹化に失敗して
 アリの攻撃を受けているもののありました。また、幼虫のままで成長が止まってしまっているものもいま
 す。不順な気候のせいかもしれません。
 
イメージ 1
 
 

.
ginguchi
ginguchi
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(5)
  • 出水の秀ちゃん
  • ガラパゴス
  • ポーチュラカ
  • いきともじいさん
  • aka12aya70
友だち一覧

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事