|
リラ冷えが続く中でもエゾシロチョウの幼虫の成長は順調のようです。
終齢幼虫・前蛹が多い中、蛹になっているものも確認できました。でも
5個体だけ・・・まだ少ない。
しかし、すべての幼虫が順調に成長できるわけではありません。天敵がいて、そのひとつがコマユバチ
です。2−3mmの小さな寄生蜂です。この時期には、下のように幼虫に寄生してマユとなっています。
左のしおれた幼虫に寄生したようで、下の前蛹は無害のように見えます。このコマユバチ、おそらく主に
シロチョウの仲間の幼虫に寄生するアオムシサムライコマユバチでしょう。幼虫の体内に産みつけられた
寄生蜂の卵が幼虫になると体液などを餌として成長して、やがて上のような黄色のマユをつくります。
寄生率はよく分かりませんが珍しいことではありません。特定の種だけが殖えすぎない自然界のメカニ
ズムのひとつの例でしょう。 (2010年5月29日・西区の住宅地で撮影)
|
エゾシロチョウ
[ リスト | 詳細 ]
|
今朝の気温はひとケタで、冷たい雨となりました。しばらくは低温傾向が続くとのことで、昨年と同様の
冷夏となるとの長期予報も出されました。そんな中でも、エゾシロチョウの幼虫の成長は多少の遅れは
あるものの、おおむね順調のようです。前蛹の段階に入ったものも見られるようになりました。
終齢幼虫の集団・・・この段階になっても集団を作っています
蛹になる一歩手前(前蛹)の個体・・・糸でしっかり体を固定しています
(2010年5月26日・西区の住宅街で撮影)
|
|
エゾシロチョウの幼虫、多くが最終段階(5齢)に入り食欲も盛んになっています。
多くは上のような集団でいますが、中には集団を離れ、どこかに移動しようとしているものもいます。
どの世界でも変わり者がいるものですね。 (2010年5月21日・西区で撮影) |
|
5月14日までの低温傾向とは打って変わって、昨日は初夏のような陽気、20℃近くまで上がりました。
エゾシロチョウの様子を見にいくと、巣や枝のの上で日光浴している幼虫がいる一方、離れてつぼみ
や若葉をさかんに食べているものも多く見られました。4齢幼虫ばかりですが、例年よりは成長が遅れ
ているようです。 (2010年5月15日・西区で撮影)
|
|
連休中の好天で若葉が成長してきた。それにともないエゾシロチョウの幼虫も本格的に摂食を始めた
ようだ。集団は分散傾向、単独で若葉をかじる幼虫もいる。全体にいつのまにか1回脱皮して、齢数が
1つ増えて若い4齢幼虫となったようだ。
(2010年5月9日・札幌市西区で撮影)
|




