一期一会

札幌の昆虫の生態や自然を写真と合わせて紹介します!

エゾシロチョウ

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 昆虫が冬を越す姿(越冬態)は、卵・幼虫・蛹・成虫と様々であるが、エゾシロチョウは
 幼虫(3齢)で冬越しすることが知られている。その幼虫は「越冬巣」という巣をつくって
 集団で寒さをしのぐ。

 近くに毎年発生するボケの木があるので、その越冬巣を見に行った。雪が積もらない上の
 方にいくつかの「巣」があった。雪が融けたり凍ったりを繰り返す環境変化が激しい地表
 近くではない場所を選んでの越冬だろうか・・・カマキリの卵嚢でも似たような例がある
 ようだが、積雪に対する本能的な選択なのかもしれない。

 エゾシロチョウはユーラシア大陸北部に広く分布しているが、日本では北海道だけにしか
 いない。道内では平地から低山地に普通に見られ、住宅地に植栽されているバラ科の植物で
 大発生することもあるが、寄生蜂(アオムシサムライコマユバチ)による攻撃も多く、
 バランスがとれているように見える。

 似たチョウでミヤマシロチョウというのがいるが、国内では本州中部の高山帯にしかいない。
 エゾシロチョウが広食性であるの対して、ミヤマシロチョウの食草はヒロハノヘビノボラズ
 (メギ科)だけであるという。氷河期に南下した個体群が北海道では絶滅し、日本アルプス
 だけに生き残った遺存種であろう。

 写真は上から越冬巣、成虫、交尾の様子。蛹やコマユバチのマユの抜け殻が見える。成虫は
 2009年6月に南区東簾舞で撮影したもの。

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 札幌市は、人口190万を超える大都市ですが、近郊にはまだ自然が残っています。
 そんな札幌市に「住民登録」している昆虫たちの様子を、順次写真で紹介します。
 
 昆虫との出会いは、まさに「一期一会」。その一瞬を逃したら二度と出会えない
 こともよくあります。それだけに自然の奥深さを感じます。

 エゾシロチョウは、日本では北海道だけに分布していて、札幌市での発生のピークは6月中旬です。
 住宅地の庭などに植えられたバラ科の植物などでまとまって発生することもあります。

 

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