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冬の間、姿を見かけなかったネコたち。元気に勢ぞろいしていました。
見覚えのあるネコが、こちらの様子をうかがっています。
警戒心が強い。おそらく野良(地域ネコ?)と思います。
食事はもらっていても、媚びないプライドを感じました。
状態を見ると、特に痩せているような様子もなく健康そうです。
どこかからちゃんと食事をもらい、冬をしのいだのでしょう。
春は恋の季節のよう。雄ネコが首のあたりを噛んでいるように
見えた。ネコや犬を飼ったことがないので分からないが、他の
野生動物同様、発情の周期があるのだろう。この時は偶然に
その期間・条件にぶつかったのかもしれない。
小学生の頃、野良犬が当たり前にいた。学校の帰り道、つなが
っている犬の周りに人だかりができていて、おじさんがバケツで
何度も水をぶっかけていた。何てひどいことをするんだろう・・・
子どもの頃の記憶。今ではありえない場面だろうか?
(2016年5月上旬・円山ふもとで撮影)
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番外編
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最近の公園のような墓地(霊園)と違って、古くからある墓地では
単に自然石を墓標にした簡素な墓が残っていることがある。それ
には何かの銘が刻まれていたのかもしれないが、その場合でも
風化して読み取れないことが多い。この墓石もそうだった。
明治初期に屯田兵や開拓民が入植した当時、厳しい生活環境で
死者が続出する。しかし火葬場もなければ墓地もない。どうしたも
のか・・・・縁者たちの手で近くの山で荼毘に付すか、一部は土葬
されたという。この墓石も、おそらくその明治中期のものだ。
明治の開拓使は住民の要望も踏まえて墓地建設を急いで進める
ことにした。その陰には移住地に墓があると、この地に郷愁が湧き
定住が進むはずだ・・・との意図もあったようだ。ここの円山墓地も
明治8年に開拓使から共同墓地として給付されたもので、市内でも
残存する最も古い墓地のひとつとなった。歴史の重みを感じる。
実際、内地での生活に困窮して「一旗上げて故郷に錦を飾る」思惑
で当初から「骨を埋める覚悟」はなかった者も多かった。しかし・・・
慣れない土地での「北海道ドリーム」はそう簡単ではない。夢は破れ
ても故郷に帰ることができた人々は、まだいい方で、縁者との今生の
別れをし財産を処分してきた人たちは帰ることができなかった。 墓の変遷を調べると、今のようなちゃんとした石の墓の歴史は
浅いことが分かる。庶民が石の墓をつくるようになったのは明治
以降がほとんど。さらに火葬か土葬かで見ても、必ずしも火葬が
一般的だったわけではない。1000年前の京都の河原には死骸
が積み重なっていたというし、天皇家が土葬である時代は長い。
埋葬の歴史ひとつを見ても「現在の常識は非常識」であることは
たくさんある。皆がそうだから自分も・・・これに抵抗したいのだが
自分の意思ではどうにもならないこともある。亡骸の処分。いくら
葬儀はしないとか、散骨だ樹木葬だと言い残しても、あの世で見
ているしかない。この墓がどこのだれか、なぜ円山に骨を埋める
ことになったかは分からない。ただ、春は花に囲まれハチが遊び
に来て、たまに知らないだれかが気にかけてくれる・・・・・それも
いいかもしれない。墓地の隣では花も人も、犬も躍動していた。
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熊本の信じられない光景が映し出され言葉がない。加藤清正の築城
以来400年余、瓦が剥げ落ち、石垣が崩れるような被害はなかった・・
少なくとも天災では。「やりすぎ熊本城」と言われるほど敵の襲撃には
堅固なつくりだが、この大地震には耐え切れなかった。それほどに今回
の地震は「想定外」だったのだろう。
母方のご先祖が熊本藩(細川藩)の藩士だったことが幸いして、その
ルーツが詳しく残されていた。家臣の経歴を記した「侍帳」。いつ藩士
として「採用」されたのか、賞罰はどうか、どんな仕事をしてきたのか、
などなどが綴られている。ご先祖は玉名や宇土、益城などで郡代と呼
ばれる地方役人を世襲していたようだ。究極の世襲の世。失態がなけ
れば給料(石高)は保障され、子(長男)は同じ役職につけた。
改めて「先祖付け」を読み返す。今回の地震で大きな被害が出た益城
などで用水路や新田開発、飢饉対策などに関わった記録は残っていて
も、地震で苦労したという記録はない。『熊本県の歴史』を見ても、これ
ほどの大地震は記録にない。江戸時代はもちろん、それ以前の有史以
来経験したことのない規模になるのだろうか? 皆さまのご無事、これ
以上の被害の拡大がないことを祈ります。
大陸と違って日本列島は火山でできた島々と言える。活発な火山活動は
いくつかのプレートが衝突する境界であることの証拠。噴火や地震は時に
大きな被害を与える反面、人に色々な恩恵をもたらす。阿蘇山など火山
周辺に温泉が多いし、熊本の水が豊富なのも阿蘇山の火砕流の堆積に
よる。特異な風景も多く観光客を呼ぶ。被害と恩恵のバランスが難しい。
火山や地震をなくせない(予知できない)、逃れられない以上、うまく付き
合っていくしかない。それにはもし起きたら・・・どこでどうするの想像力を
いつも働かせておくことだろう。被害が大きくなりそうなものは、あらかじ
め除去しておくことも必要だ。近隣には再稼動させたばかりの原発があ
る。やはり止めるべきだろう。もう「想定外」は許されない。
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雪は解けたものの農作業にはもう少しの時間が必要だし、冬はどんな
に雪が降ってもふつう傘は使わない。半年近くここで出番を待っていた
のだろうか・・・物の向こうに家族の姿が浮かぶ。
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遠目に見ると本物かと思うほどよくできている。最近玄関先などで
よく見るようになったリアルな犬たち。散歩する本物の犬が見たら
どういう反応をするのだろうか? これらの犬の役目は・・・やはり
「番犬」だろうか。ネコの超リアルを見た記憶はないように思う。
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