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一日だけしか違わないのに9月!と聞くと・・・気分的には秋になる
のですが、今年は台風が熱い風と大雨を運んできて、いつもと違う
様相。この天候を植物はどのように感じているのでしょうか?
(2016年9月上旬・円山ふもとで撮影)
高い山ならともかく、ここは平地。例年より色づき始めるのが早いような
気がします。気温が高いほど紅葉が遅くなるようですが、今年はどうなる
ことやら。ここでは例年10月中旬頃がピークなのですが・・・
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札幌の樹木
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黒くなった実が落ちて側溝に集まっていた。すごい数。葉も一部は
赤くなっている。実を落としたらもう役目は終わりということだろうか。
食べてみる。苦くて食べられないという人もいるが・・確かにたくさん
食べる気にはならない酸っぱさ。鳥には何ともないのだろうが、ここ
には来ていない。むしろ近くの桑の実にメジロが集まっていた。
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シウリザクラの花が満開になってたくさんの虫を呼んでいます。
その花が咲くまでの様子を並べてみます。
シウリザクラ。名前の通りサクラの仲間ですが・・・穂状に花がつき ヤマザクラやソメイヨシノとは違います。山地の川沿いなどに多く、
公園に植栽されることもないので、まず花見の対象にはなりません。
結構きれいな花だと思います。「シウリ」はアイヌ語由来で「苦い木」
を意味するといいます。おそらく実が苦いのでしょう。夏に黒い実が
できたらためしてみます。エゾヤマザクラにはもう実ができています
が小さくて食べる気になりません。でも、鳥にはご馳走なのでしょう。
きっとシウリザクラの実も鳥が運んでいるものと思います。
どう考えても植えたとは思われない場所にサクランボの木があって
毎年たくさんの実をつけます。手の届かない所に多いので少しだけ
味わう程度ですが美味です。山の中まで鳥が運んできてくれたおか
げかな? サクランボのルーツは西アジアだといいますが・・・
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カツラ・・・とは言っても頭ではなく、樹木の変貌の様子です。
カツラ(桂)。川沿いなどの少し湿った土地を好む。円山ふもとに
何本もの大木があるのは、そうした条件だからだが・・・この大木
の近くに川はない。しかし、明治の古い地図を見ると川があって
しばしば氾濫し湿地になっていたという。今は埋め立てられ住宅
地となり想像できない変貌ぶりだが、撹乱に耐えて生き延びてい
る樹種を見ると当時の雰囲気が分かる。それも天然記念物の森
として手を加えていないから。今後も乾燥に耐えられるだろうか?
赤→黄→緑→黄。この劇的な色の変化には、それぞれ意味があ
るのだろう。落葉広葉樹ならではの光景・・・・・・・一本の木の前で
ちょっと立ち止まると別の時間が流れていることがよく分かる。
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医大構内のベニバナトチノキが今年も見頃になっています。
セイヨウトチノキとアカバナアメリカトチノキの雑種だという。街路樹や
公園樹として植えられているが、市内ではそれほど多くはない。この
時期、樹上の多数のピンクの花はやはり目立つ。ハチにもそうなの
だろう。ブン・ブン・ブン・・・木の下にいると翅音が絶えない。
翅音の中心はセイヨウミツバチやエゾオオマルハナバチ。ほかにも
小さなハナバチが来ていたが、高くてよく見えない。
医大前の通りにはセイヨウトチノキの街路樹があります。
いつからこんな並木になったのか・・・調べていないが、この通り
に市電が走っていた頃(昭和48年廃止)にはなかったように思う。
マロニエ(仏語)とも呼ぶようにヨーロッパ風の街づくりを目指した
ことがあったのかもしれない。雌雄異株なのだろう、実のなる木と
ならない木がある。秋になると特定の場所に実が落ちて人や車に
踏まれてつぶれ汚くなる。これは想定外だったか? 国内自生の
「トチノキ」もあって、大きなクリのような実は先住民の食の一部を
担っていたが、「セイヨウ」との区別がイマイチよく分からない。
札幌の路面電車(市電)。かつてはたくさんの路線があったが
今は1路線のみ。ただ昨年末にすすきのと大通りを結ぶルー
プ化が実現した。役割の見直しが進んでいるのはいいことだ。
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