|
今日の予想最高気温はマイナス3℃・・・最も寒い1月下旬並みの寒さです。
今年の札幌の根雪は11月18日だったと発表されました。直前まで暖かい日があって
ベニシジミやモンキチョウの姿も見られ最も遅い「終見日」を更新ましたが、11月後半の
天候激変で昆虫の姿が消えました。これは1998年以来の早い根雪だそう。この時も、
「ラニーニャ現象」が起きていて厳寒・多雪でした。まだ12月・・・1月末にはどんな状況に
なっているのか?人の生活への影響が懸念されます。その一方で、来シーズンの生物
にどんな影響があるのか・・・? その現実を見ることは不安半分楽しみ半分です。
ほかの落葉樹がほとんど葉を落とす中で、かなり目立ちます。この時期まで
葉を残すのは、カシワではよくあることですが・・・葉の姿が違います。
ほかのクリの木は葉を落としているのに、この木だけ残しているのは納得できない
ので、少し調べてみると・・・・クヌギでは?と思うようになりました。でも、クヌギは
本来市内には自生しない樹木。何かの動物が運んでくるのは考えにくく、やはり・・・
人の手によるもの? 何となくモヤモヤ・・・来年実が確認できるといいのですが・・・
|
札幌の樹木
[ リスト | 詳細 ]
|
地下鉄宮の沢駅の隣りにある「発寒保全緑地」に寄ってみました。
由来を見ると、明治末から守られてきた森のよう。ということは
当時の植生をある程度残しているのか? ハリギリやシラカバ、
クリやエゾノコリンゴ・・・でも一番多いのは・・・カシワだった。
他の樹木が裸になる中で、まだまだ葉を残しているので目立つ。
ここは平地で、むしろ石狩湾に近い。その海岸沿いにカシワの
天然林がある。開拓前の原野には、あるいはカシワ林が広がっ
ていたのかもしれない。それにしても、いつまでも落葉しないとい
うのは、どういうわけか? カシワは常緑樹の性質を残している
のでは・・・という「妄想?」もあるが、どうだろうか?
|
|
手稲記念館のアカナラが見事に紅葉していました。
地下鉄宮の沢駅から徒歩5分の所に「手稲記念館」があります。
手稲の郷土史などの展示のほか、各種の講座など市民の憩い
の場となっているようです。近くに用事があったので、初めて訪
れてみました。入口で出迎えてくれたのは20本のアカナラ・・・
北米原産の樹木。明治の中頃に、北大植物園に送られたのが
日本でのルーツだというのですが、なぜ手稲記念館に・・・?
敷地内にはミズナラやカシワ、キタコブシ、アサダなど北海道
らしい樹木も植えられているが、やはり目立つのはアカナラ。
記念館の方に伺うと、由来はよく分からないが、記念館建設
当時(昭和44年)の写真にアカナラはないものの完成直後に
近所の方から寄贈されたものでは?という。真駒内の公園や
円山公園などにも大木がある。これらは、どれも昭和40年代
に植栽されたものと推定される。この時期に「アカナラブーム」
があったのだろうか・・・在来樹木が望ましいと思うのだが・・・
|
|
ほとんどの葉が落ちる中、ケヤキの黄葉が目立ちました。
ケヤキ黄葉! 他の落葉樹より遅いのは・・・本州での「記憶」が残っているため?
ケヤキに虫こぶを作ったケヤキヒトスジワタムシも、ケヤキで育ったアブラゼミも・・・・
夏の賑やかさを残して姿が見えなくなった。おそらく両者とも次世代に命をつなげたの
だろう。ケヤキは元々、札幌には自生していなかった樹木。ワタムシも、一緒に渡って
きたが、アブラゼミにとっては由来は関係ない。生育条件がひとつ増えただけだ・・・・・
|
|
広葉樹が葉を落とす中で、少し遅れてカラマツが黄葉しています。
カラマツ・・・落葉松と書くように、葉を落とす針葉樹のひとつ。
元々北海道に自生せず、明治時代に長野県から取り寄せた
苗の成長がよかったので植林が進んだという。札幌で最古の
カラマツとされる大木が円山公園にある。円山養樹園の名残
りだろう。だとすると、樹齢約130年になるだろうか・・・広葉樹
に遅れて黄葉するので、かなり目立ち遠目にもそれと分かる。
北海道の植生の一員、この時期の風物詩となったのは、せい
ぜい100年のこと。地球の歴史ではほんの一瞬の出来事だ。
(2017年11月上旬・五天山公園)
|


