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全体を示すことができないのが残念ですが、オンコ・カエデ・カツラの
3本が並んで立っていて、それらに・・・・ヤマブドウと別のツル植物が
絡んでいるという関係なのです。これらはどうやって(どういう順番で)
成長してきたのか・・・そのことが分かるひとつの証拠がありました。
ヤマブドウの太い幹?に絡んでいたのは、葉の姿からすると・・・
ツルウメモドキではないかと思います。しっかりと巻きつき、締め
つけています。ヤマブドウには・・・・・・・迷惑きわまりないのでは?
いずれにしても、この様子を見ると・・・オンコ→ヤマブドウ→ツル
ウメモドキの順に芽生え成長してきたのではないでしょうか?
ツルウメモドキ(蔓梅擬)・・・落葉するつる性木本で、雄と雌の木が
あるという。円山で絡んでいたのは雄かもしれない。果実は球形黄色
で熟すと上のように3つに裂けて赤いタネが現われる。昨年の北大の
木にはびっしりと実がついていたが・・・・いつもこうなのか、特別豊作
だったのかは分からないが、鳥にとっては大歓迎だったに違いない。
円山での物語を推測すると・・・どこかでヤマブドウを食べた鳥(あるい
はエゾリス?)がオンコの実を食べに来て、ヤマブドウの種を落として
いく。それが発芽して成長したところに、今度はツルウメモドキの実を
食べた者がヤマブドウ目当てにやってきて種を落とす。それがオンコ
ではなく、ヤマブドウに絡んで成長していったのではないか? 動物と
植物の互恵関係、植物どうしの競争関係が見えるようで面白い。
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札幌の樹木
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藻岩山ふもとにある「夫婦カツラ」の黄葉が見頃になっていました。
このあたりにはカツラが多く、ほかにナナカマド・シナノキ・ミズナラ
などもあります。カツラは大きな木では黄色に、小さな木(幼木?)
では紅色に色づくことが多いようです。それはそれで目立ちます。
カツラ(桂)・・・やや冷涼な湿った土地に多く見られる落葉樹。紅葉時
には独特の甘い香りがする。円山や藻岩山には太くて高い木が見られ
多くは株立ちしている。藻岩山の「夫婦カツラ」も2本が合体したのでは
なく主幹が失われたものではないだろうか。
いずれにしても・・・円山や藻岩山に大木が多いのは、二つの山全体が
大正10年(1921年)に国の天然記念物に指定され伐採が禁止されてき
たからだろう。今これらの山がレガシーとなっているのは、明治時代に
札幌に来て助言した植物学者サージェントや、初代北大植物園園長の
宮部金吾博士らの「美しいと感じる心」があったおかげである。
美しい自然が残るためには、それを美しいと感じる人の心が
欠かせない。石森延男は今の札幌をどう見ているだろうか?
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鮮やかに紅葉し、ブドウのような実をつけていたのは・・・・調べると
アメリカヅタのようでした。壁などに這い上がるツタ(ナツヅタ)とは
葉の形が違います。またツタが吸盤のようなもので壁などにくっつく
のに対し、これは巻きヒゲを伸ばして絡まるようです。おいしそうな
実ですが・・・・・食べられるというのを聞いたことがありませんでした
のでやめました。見上げるとたくさんのカラスが飛んでいます。
ほぼ同じところをクルクルと回っているのです・・・鳴き声もなしに。
不気味という感じではありません。輪になって踊る?ような感じで
風と遊んでいるかの様子で何だか楽しそう。食を探すのに苦労が
なくなり満たされると、余裕ができて遊びに使う時間が多くなる・・・
というのは人の社会でも同じこと・・・・ですが、現実はそうではない
のはカラスと違うところでしょう。変えていかなければなりません。
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少しつついてポトリ。真剣に食べているようには見えないが・・・
そもそもどの部分を食べているのか? 果肉はなさそうだから
タネ? 飲み込んで運んでくれるならホオノキにはありがたい。
ホオノキ(朴の木)・・モクレン科の落葉樹。大ぶりの美しい花だが
高い所にあるので、どんな虫が来るのか来ないのか・・?なかなか
観察が難しい。6月にでき始めた実は、約3か月かけてじっくり熟成
して赤くなるとともに重くなって垂れ下がる。英語名は 「Japanese
cucumber tree」 だという。実がキュウリに似ているということか?
鳥がタネを運ぶのだろうが、リスが来ているのを見たことがないし
人が食べるという話も聞いたことがない。葉も市内の他の樹木に
比べると、規格外に大きく長さにして30cm以上のものもある。
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「桜紅葉(さくらもみじ)」という言葉があるとラジオで言っていた。
秋(仲秋)の季語だという。きっと、山桜の紅葉のことだと思って
探してみた。確かに一部が紅葉している。木全体が赤くならない
のは日当たりの加減? それとも順に落葉していくためか・・・?
ちょうど隣にギンドロがあって対照的。裏が白いままで落葉して
いくのだろう。なぜ白いのか・・・不思議だ。大雪山で雪が舞った
という。札幌も朝の気温がひとケタになって虫の姿が消えていく。
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