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アカゲラが下から登って来るときに「コツ・コツ・コツ」を幹を突いた。
「どけ、どけ、どけ!」の合図だったのかもしれない。察知したヒヨド
リは上の方へと移動して席を譲った。アカゲラが満足するのを待っ
ていたが、なかなか飛び去らないので、ヒヨドリは諦めたようだった。
体の大きさでは同じくらいだが、この時はアカゲラに分があったよう
だ。アカゲラは雌だったが、ヒヨドリは・・・?
だれもいなくなったところに、今度はゴジュウカラがやって来た。
席が空くのを待っていたのかもしれない。春のこの時期、樹液は
待望のごちそうなのだろう。カラスを含めていろんな鳥、越冬した
タテハチョウも来る。樹木に何かメリットはあるのだろうか?
伐採された傷口から樹液が落ちる。切られなくても幹にできたすき間
から滲み出ることもある。大木の幹に耳をつけると、液の流れる音が
聞こえる。冬の間に凍って膨張することで幹の一部が破れて傷口に
なったのだろうか? 春になると樹液が多くなるのはなぜだろうか?
この樹液を上へと運ぶ力は何だろうか? 鳥たちを魅了するような
成分は何だろうか? 樹木は樹液で鳥を呼んでいるのだろうか・・・?
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札幌の鳥類
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赤い枝が目立つ樹木を観察していたら、ミヤマカケスが現れました。
若い枝だけが赤いようです。樹肌が特徴的のような気がしますが、
葉がないので分かりません。葉があっても分からないことも、多々
ありますが・・・夏にもう一度見てみたいと思っています。
そこに「ギャー、ギャー」と鳴きながら、ミヤマカケスが飛んできました。
「何をしているんだ〜」というように、高い所から様子を覗っています。
もう少し、じっくり見たかったのですが・・・思うようにはなりません。
冬には平地に下りて来て、都市公園でも姿を見ますが、繁殖する
ことはないようです。春が近づき、山奥に帰る途中だったのかな?
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シラカバ(シラカンバ)の木の低いところにヤドリギが着いていたので
観察していました。黄実か赤実か・・・残念ながら実がありません。実
が付かなかったのか、食べられてしまったのか?シラカバにヤドリギ
が着くのはあまり見たことがないので、期待していたのですが。
そこへヤマガラがやって来て、何かを話しかけてきました。意味が
分かれば楽しいのでしょうが・・・表情からすると「出て行け!」ある
いは「餌をくれ!」「モデル料は?」と叫んでいるような・・・・・主張が
こちらに伝わらないのがもどかしいのか、何度も叫びます。
こんな時は、当たり前だが言葉は何の役にも立たない。口笛で
音声を真似しても首をかしげるだけ。口笛に意味をこめることは
難しい。やはり態度(行動)で意志を伝えるしかないのか。彼らは
相当に目がいい。こちらの微細な動きを見逃さない。
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10メートルくらい先の雪上に一羽のカラス(ハシブトガラス)が
うずくまっていました。特に動きがないので、ケガでもしている
のかと思って、そっと近づいてみました。
近づいても逃げる素振りはなく、「堂々と」した感じ。そのうちに
「どっこいしょ」という感じで起き上がり、雪を食べたように見え
ました。水が凍るこの時期、ここで水分補給をしていたのかな?
スズメやヒヨドリ、カラ類などでも似た行動を見たことがあります。
冬をここで過ごす鳥たちには共通した習性なのかもしれません。
しばらくすると元気に飛び去っていきました。ケガなどはないよう
でしたが、羽がちょっとボロボロになっているのが気になりました。
歳のせいか、争いのせいか・・そう言えば、カラスが多く生活する
エリアを結構歩いていますが、数えるほどしか死骸を見たことが
りません。どこかに「カラスの墓場」があるのかな?
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餌台に置かれたリンゴにツグミが来ていました。そこへ・・・
結局、ツグミは去りヒヨドリの独占状態になりました。ヒヨドリのほうが
ひと回り大きく、留鳥としてよそ者に譲れない意地もあるのでしょうか。
力関係ではツグミに負けていないようです。それでも周囲を警戒しての
食事です。一定の距離を保ち、なかなか近づくことはできません。
ツグミは近くの木で待機。ヒヨドリが去るのを待っています。それでも
近くに人がいると、なかなか降りてきません。ヒヨドリよりは警戒心が
強いようです。留鳥よりは人馴れしていない感じです。過去に痛い目
にあった経験があって、「人は危ないぞ」という情報が代々受け継が
れてきたのかもしれません。その昔、鳥たちは貴重なタンパク源だっ
たのでしょう。学生の頃、近くに「ゲテモノ」を食べさせる飲み屋があっ
て、ヒグマ・エゾシカ・カエルなどとともに、スズメが提供されていたのを
思い出しました。今では考えられないことですが。
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