一期一会

札幌の昆虫の生態や自然を写真と合わせて紹介します!

札幌のトンボ

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   低山地の沢沿いではカワトンボ(ヒガシカワトンボ)が登場し始めました。

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                      日向では何となく居心地が悪そうです。

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                            逆立ち姿勢に・・・

       アキアカネなどではよく見る逆立ち(オベリスク)姿勢ですが、
       カワトンボも暑いのでしょう。日光の当たる面積を小さくして
       「熱中症」を避けているようです。ならば、ずっと日陰にいた
       らいいのに・・・と思うのですが、日陰では視界が狭くなって
       獲物や配偶者が見つけづらくなるのでしょう。天敵に見つか
       るリスクも大きくなりますが、そうも言ってられません。

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                   ♂(橙色型)のオベリスク姿勢    (2017年6月上旬・西区平和で撮影)
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     大雪以来まとまった降雪はなく、だいぶ融けました。それでも朝晩は
     寒いので暖房は欠かせません。灯油配達は大忙し。配達料込みで
     リッター70円くらいかな。皆さんの地域ではいかがですか?

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      山沿いの日陰では昼になっても朝の状態のまま・・・・鳥の羽の
       ような模様もあって面白いです。どうやってできたのかな?

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                        落ち葉がつくる模様も面白いです。

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                 落葉かなと思ったら・・・エゾシカが斜面を歩いたようです。

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               サクラマスが産卵していた川に・・・もう魚の姿はありません。

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                           キャベツが残っていました。

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                           こんな所で日向ぼっこ?

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                          このすき間で越冬?    (2016年11月中旬・西区平和で撮影)

      オツネントンボ・・・「越年蜻蛉」が名の由来のように成虫で年を
      越す数少ないイトトンボの仲間です。環境の変化でしょうか減少
      している地域もあるようですが、札幌市内では平地から山地まで
      普通に見られ、時には家の中に入って来ていたトンボに真冬に
      出会ってびっくりすることもあります。水中でヤゴで冬を越すこと
      が多い中で、成虫越冬を選んだ理由は何でしょうか? 

      チョウでは珍しくはありませんが、トンボの中では異端児。幼虫が
      育つ環境や食べ物が違うので、チョウと同じ理由とも言えません。
      いつどこでどうなったか・・・本人に聞けたら、そのルーツを話して
      くれるかもしれませんが無理な話。それを可能にするのが科学の
      はずですが、トンボを調べて何の役に立つの?という声が聞こえ
      てきそうです。役に立つかどうかは(今は)分からなくても探求する
      ことが大切だという大隅さんたちの声は重いと思います。

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             無事に冬を越したオツネントンボ・・・レンギョウに止まっていました(再掲) 
                                            (2015年4月下旬・円山ふもとで撮影)
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                       10月中旬の五天山(304m)ですが・・・

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                        9月上旬にはこんな感じでした。

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                   1か月あまりで、ずいぶん紅葉が進んでいました。

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                   噴水で虹ができていました。虹は七色・・・ホント?

      採石場跡を公園にと整備が始まって20年。植生も少しづつ回復
      してきたようです。傷つけられ消滅の危機にあった山が・・・人と
      自然の協働で、独特の景観を見せています。緑一色だった夏は
      区別できなかった樹種も、色づくと何となく分かるような(気だけ
      ですが)・・・人工池も作られてトンボの姿が増えました。

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     まだたくさん赤トンボがいて日向ぼっこ。中にはよく見るアキアカネ
     とはちょっと違う雰囲気のトンボも・・・・・・これは何者なのかな?

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              翅も「紅葉」しているような・・・右の2匹はアキアカネの♀と思います。

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                           キトンボの♂のようです。

     キトンボ(黄蜻蛉)・・・よく見るアキアカネなどと同じ仲間で翅の基部と
     前縁が橙色になる。市内ではそれほど多くないという(『札幌の昆虫』)。
     絶滅が心配されている県もあるようだが、やはり・・・水田などの水辺の
     環境が減少・悪化しているせいだろうか? 人工池であっても、あれば
     戻って(やって)来ることを証明している。
     
     この日はヤンマやイトトンボの仲間はまったく見られず、アカネ類だけ。
     アキアカネは♀が生き残っているものの・・・・すでに役目を終えたよう。
     キトンボはまだまだ元気な様子だった。もしかすると・・・・一番遅くまで
     活動するトンボなのかもしれない。とは言っても今朝は雷雨。午後から
     寒気が入って市内でも初雪の予報・・・さすがに耐えられないだろう。

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            早くしないと雪が降る! 余計なお世話か・・・  (2016年10月中旬・五天山公園で撮影)
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    夏休み真っ最中。山沿いの公園では網を持った子どもたちが目立つ。
       「あっ、オニヤンマだ!」「そっちに行った〜」「捕って!」
    今の子は虫捕りなどしなくなった・・・は勝手な思い込みのよう。子ども
    はいつの時代も虫が好き? 一方で・・・公園の片隅では中学生らしき
    男の子たちが流行のスマホゲームに夢中だ。寄ってくるアブに嬌声を
    上げながら・・・・・珍しいものを探したり集めたくなる心理は昆虫採集と
    同じだが、子どもの成長に与える「効果」は、まったく違う。

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                               オニヤンマ            

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                       ルリボシヤンマだろうか・・・    (2016年8月上旬・五天山公園で撮影)

      彼らが追いかけていたのはオニヤンマではなかったが、子どもに
      とって大きなトンボはすべてオニヤンマ。虫を追いかけ始めた頃の
      ことを思い出す。オニヤンマで終わるのかルリボシヤンマまで進む
      のかは、これからの成長環境による。男の子(女の子も?)は元々
      は虫好きだ。しかし思春期に入ると興味は多様化し、多くは虫とは
      疎遠になり、嫌悪することも多くなる。大人になっても虫を追いかけ
      ていると人づき合いがうまくいかない。子どもの頃の純粋な興味は
      次第に社会圧に押し潰されて消えていく。それでも、夏休みに虫を
      追いかけた原体験はどこかに残るはず・・・と思いたい。

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        墓地の上空を何匹かのトンボが旋回していた。遠目には
        オニヤンマに見えたのだが、止まったところを確認すると
        似ているがちょっと雰囲気が違う。これは・・・?

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                           コオニヤンマだった。     (2016年7月下旬・円山墓地で撮影)

       コオニヤンマ。オニヤンマをひと回り小さくしたような姿だが・・・
       黄色の模様が違うし何より頭が小さい印象。「ヤンマ」とあるが
       サナエトンボの仲間だという。近くには発生しそうな水辺がない。
       減少しているトンボだが、どこかで生き延びているのだろう。
      
        
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                                               (2016年7月中旬・手稲山で撮影)

      羽化したばかりと思われる個体から、少し色づいてきたものまで
      何匹かが確認できた。昨夏に真っ赤になったショウジョウトンボを
      見た場所からあまり離れていない川沿いにいた。かつては札幌に
      いなかったトンボだが、最近定着したという。ここの場所でも越冬
      できたようだ。どれくらいの数が発生するか・・・8月に見てみよう。

      飛翔力のあるトンボのことだから、適した生育地があれば一気に
      分布を広げる可能性がある。温暖化がその一因かもしれないが、
      その一方で寒冷な気候を好む虫が減っている可能性もある。現状
      で北海道固有の虫には温暖な冬は不都合だろう。例えばエゾシロ
      チョウ。暖冬少雪は人にとっては暮らしやすいかもしれないが・・・
      越冬時にいくつかのダメージを受けている可能性が大きい。環境
      の変化に敏感だと言われる虫の態度をよく見る必要がある。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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                           交通事故だったのかな・・・? 
                                      (2016年6月中旬・西区山の手の住宅街で撮影)

     瀕死の状態のトンボがいた。あまり見かけないなと思って証拠写真
     だけを撮っておいた。トラフトンボに似ているが・・・・札幌にはいない
     はず。これも北上して来たのかと思ったが、よく似たオオトラフトンボ
     だったかもしれない。「虎斑」が印象的なトンボだった。

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