|
カンタンの声が小さくなる一方で、♀の姿が目立つようになりました。
♂は役目を終えたようですが、♀はまだ産卵の仕事が残っています。
道端や空地に多いネコジャラシ(エノコログサ)。ここでは全体に
赤い色のものが目立ちました。熟して枯れかかっているのかな
と思いましたが・・・・・少し調べてみると、そうでもないようでした。
見た範囲で多いのは、この毛が白いタイプですが、紫色になるのを
「ムラサキエノコロ」と呼ぶそうです。また、黄金色に輝くタイプもあり
「キンエノコロ」として区別することもあるようです。
その昔、だれかが試してみたらネコが喜んだのだろう。今のような
人工物のない時代、自然物が遊び道具となった例はたくさんある。
そうした遊びが元になって名前(俗称)がついたのだろう。だれかが
名付けて広く定着すれば「和名」となる。ネコジャラシ=エノコログサ
(狗尾草)は「犬っころ草」が訛ったものだという。猫と犬、どちらが
先だったか、どちらを使うか・・・ネコジャラシの方が分かりやすい?
|
札幌の花たち
[ リスト | 詳細 ]
|
今年もノウゼンカズラの花が見頃になりました。
落下した花には、さっそくアリが集まります。きっとまだ蜜が
残っているのでしょう。思わぬご馳走となりました。しかし・・・
毎日大量に落ちる花は、人にとっては迷惑? ゴミ扱いとなり
ます。それでも植栽するのは・・・この花の魅力でしょうか。
アメリカノウゼンカズラというのもあるようです。花の色が違います。
「トランペット」は・・・・・まさにその通り。一方の「ノウゼンカズラ」は
イマイチピンと来ません。アジアと欧米の感覚の違いでしょうか?
|
|
中央分離帯に植えられた亜麻が逃げ出したのだろう。今年も道沿い
にポツポツと咲いている。よく見ると何かの虫が・・・これは?
小さく細長い蛾だと思うが、名前が出てこない。触角が長いので
ヒゲナガガの仲間の♀だろうか・・・・違うような気もするが、科の
名前すら浮かばない。金属光沢を輝かせて花の上をクルクルと
回って、まるで踊っているようだった。
亜麻の花色には、他の花同様バリエーションがあるようだ。全体が
うす紫で中心部ほど濃くなるパターンが多いが、全体にうすくなって
真っ白になることもあるようだ。いずれにしても・・・・花の命は短くて
咲いて半日も持たずに散っていくという。以前にも教えていただいた
ことだが、「亜麻色」は茎から取れる繊維の色で黄色味を帯びた茶。
だというが、まだ見たことがない。この国がやんちゃで無鉄砲に喧嘩
した時代の軍需品用繊維としてのニーズはなくなった。こんな用途で
は見ないにこしたことはない。昨年の安保法制強行採決後初の国政
選挙が近い。北海道でも賛成した議員が改選を迎える。その名前を
忘れていない。「アホノミクス」「アベコベノミクス」にはもう騙されない。
|
|
よく見る紫のほかに白・ピンク・八重?の4種類の花房が楽しめる棚が
つくられていて、今年もピークを迎えつつある。ハチには色は関係ない
だろうが、やはり蜜や花粉がない?八重には見向きもしないようだ。
時折吹く強い風に房が揺れて香りが広がる。ハチも飛ばされそうだ。
フジのほかにもライラックやキリ、アヤメやツユクサなど・・・札幌の
5月の色は紫色と言えるかもしれない。いや、自然界とくに花には
もともと紫が多いからそう見えるのだろうか・・・・その紫、貝紫など
には人工染料では作り出せない微妙さがある。
|
|
クロフネツツジが満開でした。北大総合博物館前の2本です。
案内板を見ると・・・昭和55年の記念植樹とあります。30年
あまりでここまで成長したことになります。理学部創立50周年
記念・・・ということは理学部ができたのは昭和5年のことにな
ります。もっと歴史があるかと思いましたが、意外に新しい。
クロフネツツジ・・・中国や朝鮮半島原産のようですが「黒船」
とは・・・これまたいかに? ペリーでもないでしょうね。
昭和初期の理学部の建物は今は総合博物館になっています。
歴史的な建造物が失われる中、築80年余であっても貴重な
存在です。エゾコマルハナバチ・・・Bombus ardens sakagamii
の亜種名は、この理学部で社会性ハチ類を研究した坂上昭一
助教授(当時)にちなみます。今年はちょうど没後20年です。
耐震化工事で休館している博物館ですが、7月26日にリニューアル
オープンする予定です。学術標本は約300万点、入館料無料。最近
の年間利用者数は12万人超で、市内でも人気のスポットです。
|



