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積雪になる前に、フデリンドウの様子を見に行って来ました。
豊平区にある墓地。この斜面の一画にフデリンドウの小群落があるはず。
春に花を確認していたので大丈夫のはずですが・・・落ち葉で隠れている?
ちょっと場所に迷いましたが、ほどなく見つけることができました。
というのも・・・・周囲は落ち葉で埋まっているのに、ここだけには
なぜかなく、裸地になっていたからです。不思議でした。
これは落ち葉の間から、頑張って背伸びていました。
この一画だけに20余りの株が、秋の日差しを受けて頑張っていた。
何の加減かは分からないが、ここだけ落ち葉が積もらないように
なっている。その条件を利用して(利用させてもらって)命をつない
できたのだろう。周囲にも子孫を残そうとしたに違いないが、環境
が許さなかったのだと思う。目には見えにくい微妙な差がある。
今春の花の様子。
先日の大雪で埋もれてしまっただろう。この可憐な花が好きなの
だが・・・見られるのは、まだまだ先。それまでは雪の布団の中で
ゆっくり眠ってもらって花の準備をしてほしい。
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フデリンドウを探していたら、懐かしいものがあった。野ネズミが
出るのだろうか・・・かつて下水道がきちんと整備されていない頃
「ドブ川」に台所の水を流していて、「ドブネズミ」が出没した。こん
な仕掛けをかけておくと・・・大きなネズミ(子どもの印象)が入って
いたことがある。現在の大谷学園の近くでの話。以来半世紀・・・
札幌は大都会になってネズミも住みづらくなったと見えて、近郊に
引っ越してしまったようだ。最近は姿を見ない。
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札幌の花たち
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ふだん入らない場所に分け入ると、意外な発見があって新鮮です。
どうなっているのか、どこかにつながっているのか・・・興味津々で進んでみました。
しばらく進むと、小さな空間が現れ、謎の?小屋が建っていました。
どう見ても人が「定住」している感じではありません。でも、周囲の
雰囲気は抜群。何かの作業小屋でしょうか・・よく見ると近くに菜園
のような畑がありましたから、あるいはその目的だったのかもしれ
ません。こんな「別荘」があればいいなぁ・・・夏には虫も多そうだし。
来年の新しい観察コースに登録です。まわりには、ノブドウの実が
たくさんできていました。
この美しい実は、ほとんどが「虫こぶ」で食べられない(食べても
おいしくない?)といいます。食べたことはありませんが・・・・でも
虫にとっては、ごちそうなのかもしれません。
よく見ると、虫たちは白い実に来ている。この白い実は寄生されて
いない「本来の姿」で、色が変わっているのはタマバエに寄生され
た結果だという。確かに脱出したような穴があった。スズメバチや
ハエは、ちゃんと見分けて果汁?にありついていた。
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あちこちでコルチカムの花が目立っています。
家の庭、道端、空地などいろんな場所で目立ちます。花が少くなく
なる時期なので目を楽しませてくれていますが、外来種。春には、
ギョウジャニンニク(アイヌネギ)の葉と間違えて食べる事故も起き
ていて要注意の植物のようです。
いろんな品種があるようで、中にはこんな八重咲きもありました。
並んであったのはオオセンナリ(ナス科)でしょう。これも外来種。
花はほとんど終わりになっていました。独特の形の実が・・・
どんな実なのか・・・顎?を開いてみると、こんな感じでした。中に
たくさんの種がありそうです。これも有毒のようです。
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マムシグサの実が赤くなって目立っていました。
うしろの大きな葉が、ほぼ役目を終えた葉です。トウキビ(トウモロコシ)
のような実ですが、熟すと真っ赤になり、この時期はかなり目立ちます。
いわゆる「マムシグサ」(これはコウライテンナンショウと思います)は
この姿や茎の蛇模様から名づけられたものでしょう。花と実との姿の
ギャップが印象的です。地下の球茎はアイヌの人々が食糧(毒の部分
を除いて)として利用していたといいます。赤い実はどうか?確か毒が
あると聞いたことがありますが、誘われる鳥は大丈夫なのかな?
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見慣れない花にエゾトラマルハナバチが来ていました。
帰宅後に調べてみると、どうもヤブマメの花のようだ。来ていたのは
エゾトラマルハナバチの♂。腹端や後脚の形態が♀とは異なる。♂
だから針はないので手づかみしても刺されることはない。かなり近づ
いて観察していると、次から次とヤブマメの花に移動する。こんな所
にもあったのか・・・まさに藪の中にひっそり咲いている花を見つけて
は訪れていた。ハチを「尾行」していけば自然と花が見つかる。
花をよく見ると、紫色の部分にポツポツと白い点がついている。
ひょっとするとハチが止まったときに脚の爪でひっかいてできた
跡かもしれない。あとで知ったのだが、この花はいわゆる「開放
花」で、これとは別に小さな「閉鎖花」が葉腋につくという。写真
をチェックしても、それらしきものは写っていなかった・・・と思う。
ハチが来る花ばかりしか見ていなかったのでアフターフェスティ
バル(?)。また、地表近くの葉腋からは長い枝が地中に伸びて
「落花生」ができるという。閉鎖花と落花生・・・どんなもなのか?
ハチとは関係ないところで頑張っている。今度是非見てみたい。
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